副作用

パーキンソン病治療薬の主な副作用とその対処法

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パーキンソン病は、日本では1000人に1人が発症すると言われる病気で、安静時の「ふるえ」や「筋肉のこわばり」、「歩行障害」などが症状として現れる。

一般的に発症のピークは50歳〜60歳くらいで、高齢になればなるほど発症しやすい。

 

高齢化社会の日本では、パーキンソン病患者は増加傾向だ。

そこでこの記事では、パーキンソン病治療薬の「主な副作用」と「副作用の対処方法」をまとめた。

 

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主なパーキンソン病治療薬

代表的なパーキンソン病治療薬としては、以下のようなものがある。

この記事では、以下に該当する薬で起こりやすい副作用についてまとめた。

 

【主なパーキンソン病治療薬】

◆抗コリン薬

◆ドパミンアゴニスト

◆レボドパ製剤

◆MAOB阻害薬

◆COMT阻害薬

◆ノルアドレナリン補充薬

◆ドパミン遊離促進薬

◆ドパミン代謝賦活薬

 

抗コリン薬

パーキンソン病患者では、コリン作動性神経の機能が強くなっている。

つまりコリン作動性神経の機能を抑制できれば、パーキンソン病の症状を改善できるということだ。

抗コリン薬は「コリン作動性神経を抑制する薬」である。

 

▼抗コリン薬に分類される薬

抗コリン薬に分類される薬には、以下のようなものがある。

 

【抗コリン薬に分類される薬】

アーテン・トレミン錠(成分名:トリヘキシフェ二ジル)

アキネトン錠(成分名:ビペリデン)

トリモール錠(成分名:ピロヘプチン)

パーキン錠(成分名:プロフェナミン)

ペントナ錠(成分名:マザチコール)

 

▼抗コリン薬の主な副作用

抗コリン薬の主な副作用としては、以下のようなものがある。

 

1:抗コリン作用

抗コリン作用では口の渇き」「排尿障害(尿がでにくい)」「便秘」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆口の渇き

◆排尿障害(尿が出にくい)

◆便秘

 

抗コリン作用が現れた時は「服用量の減量」「投与の中止」などの対処が行われることが多い。

ただし自己判断による「服用量の変更」や「服用の中止」はせず、医師の判断のもと減量や休薬を行わなければならない。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆投与の中止

 

2:精神症状

精神症状では「眠気」「めまい」「幻覚」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆眠気

◆めまい

◆幻覚

 

精神症状が現れた場合は、「服用量の減量」「投与の中止」などの対処が行われることが多い。

ただし自己判断による「服用量の変更」や「服用の中止」はせず、医師の判断のもと減量や休薬を行わなければならない。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆投与の中止

 

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ドパミンアゴニスト

パーキンソン病では、ドパミンの分泌量が不足した状態だ。

そこでドパミンの代わりに「ドパミン受容体」を刺激できる薬を服用する。

 

そうすることにより、パーキンソン病の症状を改善させることができる。

この「ドパミン受容体」を刺激できる薬が、ドパミンアゴニストである。

 

【ドパミンアゴニストに分類される薬】

パーロデル(成分名:ブロモクリプチン)

ペルマックス(成分名:ペルゴリド)

カバサール(成分名:カベルゴリン)

ビ・シフロール錠(成分名:プラミペキソール)

ミラペックスLA錠(成分名:プラミペキソール)

レキップ錠(成分名:ロピニロール)

ドミン(成分名:タリペキソール)

ニュープロパッチ(成分名:ロチゴチン)

 

▼ドパミンアゴニストの主な副作用

ドパミンアゴニストの主な副作用としては、以下のようなものがある。

 

1:精神症状

精神症状では「眠気」「めまい」「幻覚」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆眠気

◆めまい

◆幻覚

 

精神症状が現れた場合は、「服用量の減量」「投与の中止」などの対処が行われることが多い。

ただし自己判断による「服用量の変更」や「服用の中止」はせず、医師の判断のもと減量や休薬を行わなければならない。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆投与の中止

 

2:消化器症状

消化器症状では吐き気」「むかつき」、「便秘」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆吐き気

◆むかつき

◆便秘

 

通常は服用を続けることにより体が慣れて、症状が和らいでいく。

ただし改善傾向が見られない場合は、「服用量の減量」「吐き気止めの併用」などの対処が行われることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆吐き気止めの併用

 

レボドパ製剤

パーキンソン病では、ドパミンが不足した状態だ。

つまりドパミンを補給できれば、パーキンソン病の症状を改善できるのである。

 

ドパミンはそのままの形では脳内に入ることができないという問題があるが、レボドパ製剤は脳内に入った後でドパミンに変換される。

そのためレボドパ製剤は、問題なく脳内に入って薬としての作用を発揮できるのだ。

 

【レボドパ製剤に分類される薬】

メネシット配合錠(成分名:レボドパ/カルビドパ)

ネオドパストン配合錠L(成分名:レボドパ/カルビドパ)

マドパー配合錠(成分名:レボドパ/ベンセラジド)

イーシー・ドパール配合錠(成分名:レボドパ/ベンセラジド)

ネオドパゾール配合錠(成分名:レボドパ/ベンセラジド)

 

1:不随意運動

不随意運動では、自分の意志に関係なく身体が動いてしまう

主な症状としては「手や足がクネクネ動く」「口をモグモグさせる」などが挙げられる。

 

【主な症状】

◆手や足がクネクネ動く

◆口をモグモグさせる

 

不随意運動が現れた場合は、「服用量の減量」「投与の中止」などの対処が行われることが多い。

ただし自己判断による「服用量の変更」や「服用の中止」はせず、医師の判断のもと減量や休薬を行わなければならない。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆投与の中止

 

2:精神症状

精神症状では「眠気」「めまい」「幻覚」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆眠気

◆めまい

◆幻覚

 

精神症状が現れた場合は、「服用量の減量」「投与の中止」などの対処が行われることが多い。

ただし自己判断による「服用量の変更」や「服用の中止」はせず、医師の判断のもと減量や休薬を行わなければならない。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆投与の中止

 

3:消化器症状

消化器症状では吐き気」「むかつき」「便秘」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆吐き気

◆むかつき

◆便秘

 

通常は服用を続けることにより体が慣れて、症状が和らいでいく。

ただし改善傾向が見られない場合は、「服用量の減量」「吐き気止めの併用」などの対処が行われることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆吐き気止めの併用

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MAOB阻害薬

パーキンソン病では、ドパミンが不足した状態である。

つまりドパミンの量を増やせれば、パーキンソン病の症状を改善できるということだ。

 

通常ドパミンは、「MAOB」と呼ばれる酵素によって分解されてしまう。

そこでMAOBの働きを阻害し、ドパミンが分解されないようにすれば、不足したドパミンを増やすことができる。

このような働きをするのが、MAOB阻害薬だ。

 

【MAOB阻害薬に分類される薬】

エフピーOD錠(成分名:セレギリン)

ラサジリン

 

1:精神症状

精神症状では「眠気」「めまい」「幻覚」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆眠気

◆めまい

◆幻覚

 

精神症状が現れた場合は、「服用量の減量」「投与の中止」などの対処が行われることが多い。

ただし自己判断による「服用量の変更」や「服用の中止」はせず、医師の判断のもと減量や休薬を行わなければならない。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆投与の中止

 

2:消化器症状

消化器症状では吐き気」「むかつき」「便秘」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆吐き気

◆むかつき

◆便秘

 

通常は服用を続けることにより体が慣れて、症状が和らいでいく。

ただし改善傾向が見られない場合は、「服用量の減量」「吐き気止めの併用」などの対処が行われることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆吐き気止めの併用

 

COMT阻害薬

COMT阻害薬は、レボドパ製剤と併用される薬だ。

前述の通り、ドパミンはそのまま状態では脳内に入ることができない。

そのためレボドパ製剤は、脳内へ移行してからドパミンに変換されるように設計されている。

 

しかし脳内に移行する前に、レボドパをドパミンに変換してしまう酵素がある。

それが「COMT」だ。

そこでCOMTの働きを阻害し、レボドパ製剤がちゃんと脳内へ移行できるように補助するのがCOMT阻害薬である。

 

【COMT阻害薬に分類される薬】

コムタン錠(成分名:エンタカポン)

 

1:精神症状

精神症状では「眠気」「めまい」「幻覚」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆眠気

◆めまい

◆幻覚

 

精神症状が現れた場合は、「服用量の減量」「投与の中止」などの対処が行われることが多い。

ただし自己判断による「服用量の変更」や「服用の中止」はせず、医師の判断のもと減量や休薬を行わなければならない。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆投与の中止

 

2:消化器症状

消化器症状では吐き気」「むかつき」「便秘」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆吐き気

◆むかつき

◆便秘

 

通常は服用を続けることにより体が慣れて、症状が和らいでいく。

ただし改善傾向が見られない場合は、「服用量の減量」「吐き気止めの併用」などの対処が行われることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆吐き気止めの併用

 

3:不随意運動

不随意運動では、自分の意志に関係なく身体が動いてしまう。

主な症状としては「手や足がクネクネ動く」や「口をモグモグさせる」などが挙げられる。

 

【主な症状】

◆手や足がクネクネ動く

◆口をモグモグさせる

 

不随意運動が現れた場合は、「服用量の減量」「投与の中止」などの対処が行われることが多い。

ただし自己判断による「服用量の変更」や「服用の中止」はせず、医師の判断のもと減量や休薬を行わなければならない。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆投与の中止

 

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ノルアドレナリン補充薬

パーキンソン病の代表的な症状の1つに「すくみ足」がある。

すくみ足の原因と考えられているのが「ノルアドレナリンの減少」だ。

そこで薬としてノルアドレナリンを補充するのが「ノルアドレナリン補充薬」である。

 

【ノルアドレナリン補充薬に分類される薬】

ドプスOD錠(成分名:ドロキシドパ)

 

1:精神症状

精神症状では「眠気」「めまい」「幻覚」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆眠気

◆めまい

◆幻覚

 

精神症状が現れた場合は、「服用量の減量」「投与の中止」などの対処が行われることが多い。

ただし自己判断による「服用量の変更」や「服用の中止」はせず、医師の判断のもと減量や休薬を行わなければならない。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆投与の中止

 

2:消化器症状

消化器症状では吐き気」「むかつき」「便秘」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆吐き気

◆むかつき

◆便秘

 

通常は服用を続けることにより体が慣れて、症状が和らいでいく。

ただし改善傾向が見られない場合は、「服用量の減量」「吐き気止めの併用」などの対処が行われることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆吐き気止めの併用

 

3:循環器症状

循環器症状では、「動悸」や「血圧の上昇」などが現れる。

 

【主な症状】

◆動悸

◆血圧の上昇

 

循環器症状が現れた場合は、「服用量の減量」「投与の中止」などの対処が行われることが多い。

ただし自己判断による「服用量の変更」や「服用の中止」はせず、医師の判断のもと減量や休薬を行わなければならない。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆投与の中止

 

ドパミン遊離促進薬

パーキンソン病では、ドパミンの分泌が不足している。

つまりドパミンの分泌が増えれば、パーキンソン病の症状が改善できるということだ。

その名の通り、ドパミン遊離促進薬はドパミンの分泌を促す薬である。

 

【ドパミン遊離促進薬に分類される薬】

シンメトレル錠(成分名:アマンタジン)

 

1:精神症状

精神症状では「眠気」「めまい」「幻覚」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆眠気

◆めまい

◆幻覚

 

精神症状が現れた場合は、「服用量の減量」「投与の中止」などの対処が行われることが多い。

ただし自己判断による「服用量の変更」や「服用の中止」はせず、医師の判断のもと減量や休薬を行わなければならない。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆投与の中止

 

2:消化器症状

消化器症状では吐き気」「むかつき」「便秘」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆吐き気

◆むかつき

◆便秘

 

通常は服用を続けることにより体が慣れて、症状が和らいでいく。

ただし改善傾向が見られない場合は、「服用量の減量」「吐き気止めの併用」などの対処が行われることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆吐き気止めの併用

 

ドパミン代謝賦活薬

パーキンソン病で絵は、ドパミンの分泌が不足した状態だ。

そこでドパミンの機能を活発化させることにより、不足したドパミンの機能を補う。

このような作用をするのが、「ドパミン代謝賦活薬」である。

 

【ドパミン代謝賦活薬に分類される薬】

トレリーフ錠(成分名:ゾニサミド)

 

1:精神症状

精神症状では「眠気」「めまい」「幻覚」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆眠気

◆めまい

◆幻覚

 

精神症状が現れた場合は、「服用量の減量」「投与の中止」などの対処が行われることが多い。

ただし自己判断による「服用量の変更」や「服用の中止」はせず、医師の判断のもと減量や休薬を行わなければならない。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆投与の中止

 

2:消化器症状

消化器症状では吐き気」「むかつき」「便秘」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆吐き気

◆むかつき

◆便秘

 

通常は服用を続けることにより体が慣れて、症状が和らいでいく。

ただし改善傾向が見られない場合は、「服用量の減量」「吐き気止めの併用」などの対処が行われることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆吐き気止めの併用

 

まとめ

この記事で紹介したパーキンソン病治療薬の副作用は、あくまでも「主な副作用」であり、全ての副作用を紹介しているわけではない。

 

また副作用の対処法に関しても、最終的な対処法を決めるのは「主治医」だ。

そのため自己判断で服用を中止したり、減量するのは控えなければならない。

薬の服用中に副作用のような症状が現れた場合は、速やかに受診するべきである。


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