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【副作用】高血糖症の主な症状とは?-原因・対応方法を徹底解説-

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薬の重大な副作用の1つに「高血糖」がある。

頻度が特に高い副作用というわけではないが、高血糖は時に命の危険を及ぼすことがあるため決して無視することはできない。

 

高血糖は自覚症状に乏しいものの、高血糖状態で現れる症状をちゃんと知っているか知らないかで大きな差がでる。

そこでこの記事では、高血糖症の症状や原因、対応方法についてまとめた。

 

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高血糖とは

その名の通り、高血糖とは「血糖値が過度に高い状態」だ。

高血糖になると、以下のような症状が現れる。

 

高血糖の主な症状

高血糖の状態では、「口が渇く」「水分をたくさん取りたくなる」「体重の減少」「尿量の増加」「体がだるい」「集中力の欠如」などの症状が現れる。

これらの症状を自覚するようになった時点では、高血糖がかなり進行している可能性が高い。

 

【高血糖の症状】

◆口が渇く

◆水分をたくさん取りたくなる

◆体重の減少

◆尿量の増加

◆体がだるい

◆集中力の欠如

 

 

高血糖は、自覚症状に乏しい。

症状の現れ方が人によって異なり、症状が現れないこともあるのだ。

例えば高血糖状態にあったとしても、口が渇くなどの自覚症状が現れない場合もある。

 

また「自覚症状」と「高血糖の進行具合」には相関関係がない。

つまり「自覚症状がある=高血糖がかなり進行している」というわけではないが、自覚症状はないけど、高血糖がかなり進行しているという可能性もあるということだ。

そのため、早期発見のためにも健康診断を定期的に受け、血糖値を測定することが望ましい。

高血糖の原因

高血糖の原因としては、「遺伝」「肥満や過食などの乱れた食生活」「運動不足」「ストレス」が関係していると考えられている。

要するに高血糖は、主に生活習慣が原因なのだ。

 

【高血糖の主な原因】

◆遺伝

◆肥満や過食などの乱れた食生活

◆運動不足

◆ストレス

 

また生活習慣以外で見逃せない高血糖の原因としては、「薬の副作用」が挙げられる。

特に糖尿病の人や糖尿病ではないものの血糖値が高めの人(耐糖能異常)では、高血糖の副作用が起こりやすい。

 

高血糖の副作用を起こる可能性がある薬としては「高カロリー輸液」「抗精神薬」「チアジド系利尿薬」「免疫抑制薬」などが挙げられる。

 

抗精神薬や免疫抑制薬、利尿薬は、血糖値と関係がなさそうに見えるが、実は高血糖と密接に関わっている。

 

抗精神薬は体重増加をしやすいという特徴があり、その作用に酔ってインスリンの効き目が悪くなる(インスリン抵抗性)と考えられている。

その結果、血糖値が下がりにくくなり、高血糖状態になりやすくなる。

 

免疫抑制薬は、「インスリン分泌を弱める作用」と「インスリン抵抗性を促す作用」という2つの作用を持つ。

どちらの作用も血糖値を上昇させる方向に働くため、高血糖を生じることがある。

 

チアジド系利尿薬には、カリウムを排出する作用がある。

このカリウム排出作用が、インスリン分泌を抑制することにつながるため、高血糖が現れる可能性がある。

 

【高血糖を起こる可能性のある薬の例】

リスパダール(成分名:リスペリドン)

インヴェガ(成分名:パリペリドン)

ルーラン(成分名:ペロスピロン)

セロクエル(成分名:クエチアピン)

ジプレキサ(成分名:オランザピン)

フルイトラン(成分名:トリクロルメチアジド)

ヒドロクロロチアジド錠

 

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高血糖の対応方法

薬による高血糖だと考えられる場合は、原因と考えられる薬の服用を中止する。

しかし原因となる薬を中止できない場合は、インスリンなどを使って血糖値のコントロールをすることが多い。

 

ただ、この対処法はあくまでも最終手段であり、定期的に血糖値の測定をして高血糖を早期発見することに力を入れることが1番良い。

 

また口の渇きや水分をたくさん取りたくなるようなら高血糖を疑い、速やかに医療機関へ受診することが望ましい。

この時にお薬手帳を持参し、服用している薬などを医師や薬剤師がすぐに把握できるようにしておくと治療が速やかに進む。

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