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痛風・高尿酸血症治療薬の主な副作用とその対処法

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代表的な生活習慣病の1つに「痛風・高尿酸血症」がある。

痛風・高尿酸血症は「風に当たるだけでも激痛が走る」と言われるほどの痛みを引き起こす。

そこでこの記事では、痛風・高尿酸血症治療薬の「主な副作用」と「副作用の対処方法」をまとめた。

 

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主な痛風・高尿酸血症治療薬

代表的な痛風・高尿酸血症治療薬としては、以下のようなものがある。

この記事では、以下に該当する薬で起こりやすい副作用についてまとめた。

 

【主な痛風・高尿酸血症治療薬】

◆尿酸合成阻害薬

◆尿酸排泄促進薬

◆尿アルカリ化薬

◆痛風発作治療薬

 

尿酸合成阻害薬

痛風・高尿酸血症は、尿酸値の上昇によって引き起こされる。

その名の通り、尿酸合成阻害薬は、尿酸の合成を阻害することによって、痛風・高尿酸血症を改善する。

 

▼尿酸合成阻害薬に分類される薬

尿酸合成阻害薬に分類される薬には、以下のようなものがある。

 

【尿酸合成阻害薬】

ザイロリック錠(成分名:アロプリノール)

フェブリク錠(成分名:フェブキソスタット)

トピロリック・ウリアデック錠(成分名:トピロキソスタット)

 

▼尿酸合成阻害薬の主な副作用

尿酸合成阻害薬の主な副作用としては、以下のようなものがある。

 

1:過敏症

過敏症では、「かゆみ」「湿疹」「発熱」などの症状が現れる。

この副作用は「ザイロリック錠(成分名:アロプリノール)」で現れやすい。

 

【主な症状】

◆かゆみ

◆湿疹

◆発熱

 

過敏症が現れた場合は、薬との相性が悪いと考えられるので、「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の中止

 

2:消化器症状

消化器症状では、「下痢」「腹痛」「食欲の低下」「吐き気」などが現れる。

この副作用は「ザイロリック錠(成分名:アロプリノール)」で現れやすい。

 

【主な症状】

◆下痢

◆腹痛

◆食欲の低下

◆吐き気

 

消化器症状が現れた場合は、「服用量の減量」または「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆服用の中止

 

3:脱毛

「ザイロリック(成分名:アロプリノール)」の服用により、抜け毛が見られることがある。

 

【主な症状】

◆抜け毛

 

脱毛が現れた場合は、「服用量の減量」または「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆服用の中止

 

4:肝機能障害

肝機能障害では、「食欲の低下」や「疲労感」、「体がだるい」などの症状が現れる。

この副作用は「フェブリク錠(成分名:フェブキソスタット)」「トピロリック・ウリアデック錠(成分名:トピロキソスタット)」で現れやすい。

 

【主な症状】

◆食欲の低下

◆疲労感

◆体がだるい

 

肝機能障害が現れた場合は、「服用量の減量」または「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆服用の中止

 

5:関節痛

関節痛では、「関節の痛み」や「手足の痛み」などの症状が現れる。

この副作用は「フェブリク錠(成分名:フェブキソスタット)」「トピロリック・ウリアデック錠(成分名:トピロキソスタット)」で現れやすい。

 

【主な症状】

◆関節の痛み

◆手足の痛み

 

関節痛が現れた場合は、NSAIDsなどの痛み止めやステロイドなど「他の薬を併用する」などして対処することが多い。

 

【主な対処法】

◆痛み止めなどの併用

 

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尿酸排泄促進薬

痛風・高尿酸血症は、尿酸値の上昇によって引き起こされる。

その名の通り、尿酸排泄促進薬は、尿酸の排泄を促すことによって、痛風・高尿酸血症を改善する。

 

▼尿酸排泄促進薬に分類される薬

尿酸排泄促進薬に分類される薬には、以下のようなものがある。

 

【尿酸排泄促進薬】

ユリノーム錠(成分名:ベンズブロマロン)

ベネシッド錠(成分名:プロベネシド)

 

▼尿酸排泄促進薬の主な副作用

尿酸排泄促進薬の主な副作用としては、以下のようなものがある。

 

1:消化器症状

消化器症状では、「下痢」「腹痛」「食欲の低下」「吐き気」などが現れる。

 

【主な症状】

◆下痢

◆腹痛

◆食欲の低下

◆吐き気

 

消化器症状が現れた場合は、「服用量の減量」または「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆服用の中止

 

2:過敏症

過敏症では、「かゆみ」「湿疹」「発熱」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆かゆみ

◆湿疹

◆発熱

 

過敏症が現れた場合は、薬との相性が悪いと考えられるので、「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の中止

 

3:劇症肝炎

劇症肝炎では、「肝機能検査値の異常」「黄疸(白目や皮膚が黄色くなる)」「体がだるい」「吐き気」などの症状が現れる。

この副作用は「ユリノーム錠(成分名:ベンズブロマロン)」の服用によって現れることがある。

 

【主な症状】

◆肝機能検査値の異常

◆黄疸(白目や皮膚が黄色くなる)

◆体がだるい

◆吐き気

 

ユリノーム錠(成分名:ベンズブロマロン)の服用開始後6ヶ月間は、劇症肝炎の予防として、必ず定期的に肝機能検査をする必要がある。

 

「肝機能検査値の異常」や「黄疸(白目・皮膚が黄色くなる)」などが現れた場合は、「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆定期的な肝機能検査

◆服用の中止

尿アルカリ化薬

尿アルカリ化薬は、尿酸によって酸性に傾いた尿をアルカリ化する薬だ。

アルカリ化することにより、尿酸結石を防ぐ。

 

▼尿アルカリ化薬に分類される薬

尿アルカリ化薬に分類される薬には、以下のようなものがある。

 

【尿アルカリ化薬】

ウラリット錠(成分名:クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム)

 

▼尿アルカリ化薬の主な副作用

尿アルカリ化薬の主な副作用としては、以下のようなものがある。

 

1:消化器症状

消化器症状では、「下痢」「腹痛」「食欲の低下」「吐き気」などが現れる。

 

【主な症状】

◆下痢

◆腹痛

◆食欲の低下

◆吐き気

 

消化器症状が現れた場合は、「服用量の減量」または「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆服用の中止

 

2:高カリウム血症

高カリウム血症では、「脈が遅くなる(徐脈)」「体がだるい」「力が入りにくい」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆脈が遅くなる(徐脈)

◆体がだるい

◆力が入りにくい

 

高カリウム血症が現れた場合は、「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の中止

 

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痛風発作治療薬

痛風発作治療薬は、発作時の激しい痛みを抑える薬だ。

痛風自体を直す薬ではないことに注意したい。

 

▼痛風発作治療薬に分類される薬

痛風発作治療薬に分類される薬には、以下のようなものがある。

 

【痛風発作治療薬】

コルヒチン

 

▼痛風発作治療薬の主な副作用

痛風発作治療薬の主な副作用としては、以下のようなものがある。

 

1:消化器症状

消化器症状では、「下痢」「腹痛」「食欲の低下」「吐き気」などが現れる。

 

【主な症状】

◆下痢

◆腹痛

◆食欲の低下

◆吐き気

 

消化器症状が現れた場合は、「服用量の減量」または「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用量の減量

◆服用の中止

 

2:腎機能障害

腎機能障害では、「尿量の減少」「血尿」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆尿量の減少

◆血尿

 

腎機能障害が現れた場合は、「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の中止

 

3:過敏症

過敏症では、「かゆみ」「湿疹」「発熱」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆かゆみ

◆湿疹

◆発熱

 

過敏症が現れた場合は、薬との相性が悪いと考えられるので、「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の中止

 

4:脱毛

「コルヒチン」の服用により、抜け毛が見られることがある。

 

【主な症状】

◆抜け毛

 

脱毛が現れた場合は、「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の中止

 

まとめ

この記事で紹介した痛風・高尿酸血症治療薬の副作用は、あくまでも「主な副作用」であり、全ての副作用を紹介しているわけではない。

 

また副作用の対処法に関しても、最終的な対処法を決めるのは「主治医」だ。

そのため自己判断で服用を中止したり、減量するのは控えなければならない。

薬の服用中に副作用のような症状が現れた場合は、速やかに受診するべきである。


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