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利尿薬の主な副作用とその対処法

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利尿薬は「むくみの改善作用」や「血圧を下げる作用」、「尿結石の排出作用」など多くの作用を持つ薬物治療では欠かせない薬だ。

そこでこの記事では、利尿薬の「主な副作用」と「副作用の対処方法」をまとめた。

 

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主な利尿薬

代表的な利尿薬としては、以下のようなものがある。

この記事では、以下に該当する薬で起こりやすい副作用についてまとめた。

 

【主な利尿薬】

◆ループ利尿薬

◆アルドステロン拮抗薬

◆チアジド系利尿薬

 

ループ利尿薬

ループ利尿薬は、水分の吸収に関与している「ヘンレループ」に働きかけることにより、尿を出しやすくする薬である。

 

▼ループ利尿薬に分類される薬

ループ利尿薬に分類される薬には、以下のようなものがある。

 

【ループ利尿薬に分類される薬】

ラシックス錠(成分名:フロセミド)

ダイアート錠(成分名:アゾセミド)

ルプラック錠(成分名:トラセミド)

 

▼ループ利尿薬の主な副作用

ループ利尿薬の主な副作用としては、以下のようなものがある。

 

1:低カリウム血症

低カリウム血症では、「筋肉の痛み・けいれん」「力が入りにくい」「動悸」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆筋肉の痛み・けいれん

◆力が入りにくい

◆動悸

 

低カリウム血症の症状が現れた場合は、「服用の中止」「カリウムを補う薬の服用」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の中止

◆カリウムを補う薬の服用

 

2:尿酸値の上昇

尿酸値の上昇では、手足の指の付け根が痛む」などの痛風のような症状が現れる。

 

【主な症状】

◆手足の指の付け根が痛む

 

尿酸値上昇の症状が現れた場合は、「服用量の減量」「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の減量

◆服用の中止

 

3:光線過敏症

光線過敏症では、日光に当たった皮膚において「発疹」「水ぶくれ」などの症状が現れる。

詳しくは以下の記事参照。

>>> 薬剤性光線過敏症が起こる理由とは?-薬の構造式をチェックしよう-

 

【主な症状】

◆発疹

◆水ぶくれ

 

光線過敏症の症状が現れた場合は、「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の中止

 

4:血圧の低下

血圧の低下では、「ふらつき」や「めまい」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆ふらつき

◆めまい

 

血圧の低下の症状が現れた場合は、「服用量の減量」「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の減量

◆服用の中止

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アルドステロン拮抗薬

アルドステロン拮抗薬は、遠位尿細管に存在するアルドステロン受容体に作用することにより、尿量を増やす薬である。

 

▼アルドステロン拮抗薬に分類される薬

アルドステロン拮抗薬に分類される薬には、以下のようなものがある。

 

【アルドステロン拮抗薬に分類される薬】

アルダクトンA錠(成分名:スピロノラクトン)

 

▼アルドステロン拮抗薬の主な副作用

アルドステロン拮抗薬の主な副作用としては、以下のようなものがある。

 

1:高カリウム血症

高カリウム血症では、「力が入りにくい」「吐き気」「食欲の低下」「下痢」「筋肉のけいれん」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆力が入りにくい

◆吐き気

◆食欲の低下

◆下痢

◆筋肉のけいれん

 

高カリウム血症が現れた場合は、「服用量の減量」「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の減量

◆服用の中止

 

2:女性ホルモン様作用

女性ホルモン様作用では、「乳房のしこり・痛み」「生理不順」「性欲の減退」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆乳房のしこり・痛み

◆生理不順

◆性欲の減退

 

女性ホルモン様作用が現れた場合は、「服用量の減量」「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の減量

◆服用の中止

 

3:血圧の低下

血圧の低下では、「ふらつき」「めまい」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆ふらつき

◆めまい

 

血圧の低下の症状が現れた場合は、「服用量の減量」「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の減量

◆服用の中止

 

チアジド系利尿薬

チアジド系利尿薬は、遠位尿細管からの水分の吸収を阻害することにより、尿量を増やす薬である。

 

▼チアジド系利尿薬に分類される薬

チアジド系利尿薬に分類される薬には、以下のようなものがある。

 

【チアジド系利尿薬に分類される薬】

フルイトラン錠(成分名:トリクロルメチアジド)

ヒドロクロロチアジド錠「トーワ」

 

▼チアジド系利尿薬の主な副作用

チアジド系利尿薬の主な副作用としては、以下のようなものがある。

 

1:低K血症

低カリウム血症では、「筋肉の痛み・けいれん」「力が入りにくい」「動悸」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆筋肉の痛み・けいれん

◆力が入りにくい

◆動悸

 

低カリウム血症の症状が現れた場合は、「服用の中止」「カリウムを補う薬の服用」などの対処をすることが多い。

 

【主な症状】

◆服用の中止

◆カリウムを補う薬の服用

 

2:尿酸値の上昇

尿酸値の上昇では、手足の指の付け根が痛む」などの痛風のような症状が現れる。

 

【主な症状】

◆手足の指の付け根が痛む

 

尿酸値上昇の症状が現れた場合は、「服用量の減量」「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な症状】

◆服用の減量

◆服用の中止

 

3:光線過敏症

光線過敏症では、日光に当たった皮膚において「発疹」「水ぶくれ」などの症状が現れる。

詳しくは以下の記事参照。

>>> 薬剤性光線過敏症が起こる理由とは?-薬の構造式をチェックしよう-

 

【主な症状】

◆発疹

◆水ぶくれ

 

光線過敏症の症状が現れた場合は、「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の中止

 

4:血圧の低下

血圧の低下では、「ふらつき」「めまい」などの症状が現れる。

 

【主な症状】

◆ふらつき

◆めまい

 

血圧の低下の症状が現れた場合は、「服用量の減量」「服用の中止」などの対処をすることが多い。

 

【主な対処法】

◆服用の減量

◆服用の中止

 

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まとめ

この記事で紹介した利尿薬の副作用は、あくまでも「主な副作用」であり、全ての副作用を紹介しているわけではない。

 

また副作用の対処法に関しても、最終的な対処法を決めるのは「主治医」だ。

そのため自己判断で服用を中止したり、減量するのは控えなければならない。

薬の服用中に副作用のような症状が現れた場合は、速やかに受診するべきである。


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