副作用

代表的な薬の副作用とは?-それぞれの特徴を徹底解説-

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薬には副作用がある。

薬を服用している限り、副作用の発現可能性がゼロということはない。

 

ただし「薬にはどのような副作用があるのか」をある程度知っているだけで、重症化するのを防ぐことは可能だ。

そこでこの記事では、「代表的な薬の副作用」や「主な対策」についてにまとめた。

 

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代表的な3つの薬の副作用

薬の副作用は、大きく分けて3つに分類できる。

それが「薬物過敏症」「薬物毒性」、そして「作用の過剰発現」だ。

 

【代表的な薬の副作用】

◆薬物過敏症

◆薬物毒性

◆作用の過剰発現

 

同じ薬の副作用でも、どのような機序で発現するかが異なる。

これらの違いを理解することにより、適切に対処できるようになるので、それぞれの特徴をきちんと理解しておこう。

 

薬物過敏症

1つ目の代表的な副作用が、「薬物過敏症」だ。

▼薬物過敏症の特徴

簡単に言ってしまうと、薬物過敏症とは「アレルギー」のことだ。

食べ物にもアレルギーがあるように、実は薬にもアレルギーがある。

 

薬物過敏症は、服用量に関係なく発現することが特徴だ。

そして、全ての薬で発現する可能があり、服用しないことには、薬物過敏症が現れるかどうかは分からない。

要するに薬物過敏症は、予防するのが難しいということだ。

 

薬物過敏症は、ほとんどの例で服用開始後6ヶ月以内に起こる

そのため6ヶ月を過ぎた時点で何もなければ、薬物過敏症が発現する可能性は低いと言える。

 

▼薬物過敏症の対策

薬物過敏症は、初期症状をきちんと理解し、薬物過敏症の症状が現れたら速やかに服用を中止することが重要だ。

 

薬物過敏症の主な症状としては、「発熱」「発疹」、「かゆみ」などが挙げられる。

これらの症状が現れたら服用を速やかに中止し、病院へ受診しなければならない。

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薬物毒性

2つ目の代表的な副作用が「薬物毒性」だ。

▼薬物毒性の特徴

薬物毒性とは「肝臓や腎臓に負担がかかり、臓器の機能が低下する副作用」だ。

なぜ薬を服用することによって、腎臓や肝臓に負担がかかるのか?

 

理由は簡単で、薬は「腎臓からの排泄」、または「肝臓による代謝」によって、体内から消失するためである。

 

薬物毒性の大きな特徴としては、投与量と投与期間に依存しているということだ。

つまり薬物毒性は、「薬を大量に服用している場合」や、「服用期間が長い場合」に発現しやすい。

 

▼薬物毒性の対策

薬物毒性は、薬物過敏症と違って予防することが可能だ。

何をするかというと、「肝機能・腎機能の検査」を定期的にすれば良い。

 

肝臓に負担がかかっている場合は、肝機能の検査値である「AST(GOT)」、「ALT(GPT)」、「γ-GTP」、「LDH」、「ビリルビン」が上昇する。

そして腎臓に負担がかかっている場合は、「血清クレアチニン」や「BUN」の検査値に異常が見られる

 

また自覚症状からも推測が可能だ。

肝機能が低下している場合、「だるさ」や「食欲の低下」を訴えたり、「尿の色が濃くなる」ことがある。

 

一方、腎機能の低下では「尿量の減少」、「顔や足のむくみ」が現れることが多い。

このような症状が現れたら、病院へ受診するべきだろう。

 

作用の過剰発現

3つ目が「作用の過剰発現」だ。

▼作用の過剰発現の特徴

作用の過剰発現は、名前の通り「薬の作用が強く出すぎること」により引き起こされる。

この副作用は、最も一般的なものと言えるだろう。

 

例を挙げると、血糖値を下げる糖尿病治療薬の作用が過度に現れて「低血糖症状」になったり、高血圧治療薬の作用が過剰発現し血圧が過度に下がった結果、「めまい・ふらつき」が現れるといった副作用だ。

 

▼作用の過剰発現の対策

作用の過剰発現は、どのように対策するのか。

これは簡単で、「服用量の減量」「作用の弱い薬へ変更」などの対処がされることが多い。

 

ただし対処法は主治医が決めることなので、自己判断で飲む量を減らしたり、服用方法を変えてはいけない。

 

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まとめ

この記事を要約すると、以下のようになる。

 

【薬物過敏症のポイント】

◆薬のアレルギー

◆初期症状をしっかり理解し、薬物過敏症の症状が現れたら服用を中止する

 

【薬物毒性のポイント】

肝臓や腎臓に負担がかかり、臓器の機能が低下する副作用

◆定期的に肝機能・腎機能の検査をする

 

【作用の過剰発現のポイント】

◆薬の作用が強く出すぎた結果、引き起こされる

◆服用量の減量や効果が弱めの薬へ変更する


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