服薬指導

よくわかる眼軟膏の正しい塗り方

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塗り薬といえば、「皮膚に塗るもの」というイメージが強い。

しかし塗り薬の中には眼に塗るものもある。

それが眼軟膏だ。

 

眼軟膏を処方されたが、「使い方がよくわからない」という人は少なくない。

そこでこの記事では眼軟膏の使い方についてまとめた。

 

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眼軟膏とは

眼軟膏はその名の通り、まぶたや眼の治療に使われる軟膏である。

主に感染症の治療や炎症を抑える目的で使用される。

 

【主な眼軟膏】

◆エコリシン眼軟膏

◆オフロキシン眼軟膏0.3%

◆ゾビラックス眼軟膏

◆タリビッド眼軟膏

◆サンテゾーン0.05%眼軟膏

 

眼軟膏のメリット

「目薬があるのだから、眼軟膏なんて必要ないのではないか」

と思った人も中にはいるかもしれない。

 

ではなぜ眼軟膏があるのか。

実は眼軟膏には目薬にない利点がある。

それは効果の持続時間だ。

 

眼軟膏は目薬と比べると、眼の表面に留まる時間が長い。

そのため効果が長く続くという特徴があるのだ。

このような理由により、眼軟膏は必要不可欠な薬なのである。

 

【眼軟膏のメリット】

◆効果の持続時間が長い

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眼軟膏の使い方

眼軟膏は、以下のステップで使用すると効果的だ。

 

1:手を洗う

眼軟膏を使う前に手をよく洗い清潔な状態にする

これは細菌が眼や薬につかないようにするためである。

 

2:軟膏を入れる

鏡を見ながら下まぶたを下に引っ張り、まぶたの内側へ横に細長く軟膏を入れる。

この動作を点入(てんいり)という。(以下のイラストのように軟膏を入れる)

 

(画像出典:参天製薬ホームページ)

 

点入する時に注意したいのが、眼軟膏のチューブが目やまつ毛に触れないようにすることだ。

これはチューブの先が眼やまつ毛に触れると、薬が汚れてしまう可能性があるためである。

 

もしかしたら「上まぶだの方に症状があるけど、それでも下まぶたの内側に塗っても良いのか」気になっている人がいるかもしれない。

 

結論から言うと、下まぶたの内側に塗って問題ない。

なぜかというと、上イラストのように下まぶたの裏に軟膏を塗れば、上まぶた側にも薬が回るためである。

 

3:あふれ出た軟膏をティッシュで拭き取る

眼軟膏をつけたら軽くまばたきをし、軟膏があふれ出た場合はティッシュで拭き取る

一時的に目がかすむような感じがあるかもしれないが、しばらくすると治ることが多い。

 

眼軟膏に関するよくある質問

最後に眼軟膏に関するよくある質問についてまとめた。

 

Q.目薬と併用する場合はどちらを先につければ良い?

目薬と眼軟膏を併用する場合は、目薬を先に使う

これは眼軟膏を先に使うと、眼軟膏が目薬をはじいてしまうためだ。

 

そのため眼軟膏にはじかれて目薬の効果が半減しないよう、目薬を先に使わなければならない。

*ただし医師から眼軟膏から使うように指示があった場合は指示通りに使う

 

Q.眼軟膏の使用期限は?

眼軟膏の使用期限は基本的に開封後約1ヶ月が目安となる。

これは1ヶ月ほど経つと、見た目では分からなくても薬が汚くなっている可能性があるためである。

 

薬によっては使用期限がチューブに記載されているかもしれないが、あくまでも開封前の期限だということに注意してほしい。

 

Q.コンタクトレンズを使っても良いのか?

医師からの許可があれば使っても良いが、基本的に眼軟膏で治療をしている間は使わないほうが望ましい。


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