服薬指導

コンタクトをつけたまま目薬をつけてはダメな理由とは?

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パソコンやスマホユーザーの増加により、視力の低下が問題となっている。

それに伴って、コンタクトレンズを使用する人も増加傾向だ。

 

コンタクトレンズを使用している人にとって、気になることの1つが「コンタクトをつけたまま、目薬を使用しても良いか」ということだろう。

 

結論から言うと、コンタクトを装着しまま目薬はつけない方が良い。

そこでこの記事では「なぜコンタクトレンズを装着したまま目薬を使わない方が良いのか」についてまとめた。

 

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コンタクトレンズの種類

最初にコンタクトレンズの種類について確認しよう。

コンタクトレンズは、大きく2つに分類できる。

 

それが「ソフトコンタクトレンズ」「ハードコンタクトレンズ」だ。

以下にそれぞれのメリット・デメリットをまとめた。

 

▼ソフトコンタクトレンズのメリット・デメリット

【メリット】

装着しやすい

ハードコンタクトに比べて、レンズが大きくて柔らかい。

そのためコンタクトを使うのが初めての人でも使いやすい。

 

スポーツをするのに最適

ソフトコンタクトは外れにくい。

そのためスポーツをするのに最適なレンズである。

 

【デメリット】

▼汚れやすい

ソフトコンタクトレンズは水分を多く含んでいるため、細菌が繁殖しやすい。

そのためワンデータイプのコンタクト以外を使っている場合は、しっかりとコンタクトを清潔に保つ必要がある。

 

眼に異物が入っても気づきにくい

レンズが柔らかいため、異物が眼に入っても気づきにくい。

そのため気づかないうちに、角膜障害が進行してしまう場合がある。

 

▼ハードコンタクトレンズのメリット・デメリット

【メリット】

酸素を通しやすい

目も体の一部であるため、酸素の供給が必要である。

ハードコンタクトは酸素透過性が高いため、目への酸素供給がちゃんとされる。

そのため、安全性が高い。

 

目の異常に気づきやすい

ハードコンタクトはまばたきをすると目の中で動くため、目に傷がついているとすぐに痛みを感じる。

そのため「傷が悪化してから気づく」ということが少ない。

 

【デメリット】

装着しにくい

レンズが小さく、まばたきをするとレンズが動いてしまうため異物感がある。

ただし慣れると、異物感がなくなることが多い。

コンタクトをしたまま目薬をさすのがダメな理由

基本的に「ソフトコンタクトレンズ」、「ハードコンタクトレンズ」、どちらを使っている場合でも、コンタクトをはずしてから目薬を使用しなければならない。

 

なぜかというと、目薬には「防腐剤が含まれているから」だ。

この防腐剤をレンズが吸収してしまうと、コンタクトレンズの寿命が縮んでしまうのである。

またレンズが目薬の成分を吸収することにより、目に刺激を与えることもあるので注意が必要だ。

 

【Point!】

目薬に含まれる防腐剤が、レンズに悪影響を与える

 

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コンタクトをしたまま使える目薬とは

ではコンタクトをつけている時の「不快感」や「目の乾き」に対してはどうすれば良いのか。

結論から言うと、防腐剤が入っていない目薬を使えば問題ない。

例えば、防腐剤の入っていない代表的な目薬として「ソフトサンティア」がある。

【第3類医薬品】ソフトサンティア 5mL×4

ソフトサンティアの大きな特徴は、「涙に近い性質を持っている」ということだ。

そのため、涙のような自然に近い成分で、目の乾きや不快感を改善することができる。

 

またソフトサンティアは、コンタクトレンズに対して何ら影響を及ぼさないことが確認されている。

ソフト・O2・ハード・ディスポーザブル(使い捨て)を始めとするすべてのタイプのコンタクトレンズを装着したまま点眼することが可能となっている。

 

 

その他の注意点

最後にコンタクトを使用している人が、目薬を使う時に注意したい点について解説する。

▼点眼後コンタクトを装着するまで5分ほどあける

前述の通り、防腐剤フリーの目薬であれば、コンタクトをつけたまま目薬を使用しても問題はない。

ただし「防腐剤入りの目薬」を使う場合は、少し注意が必要だ。

 

仮に防腐剤入りの目薬を使う場合、目薬をさした後5分ほどあけてから、コンタクトをつけることが望ましい。

これは目薬がきちんと目から吸収されるのに、5分程度かかるためである。

>>> よく分かる目薬(点眼薬)の正しい使い方

 

▼コンタクトをしている場合はメガネも持ち歩く

外出中、コンタクトに異常が出た場合のために、メガネをちゃんと持ち歩くことが重要である。

目に違和感がありながらコンタクトを無理に装着していると、視力の低下につながりかねない。

 

▼定期検診は必ず受ける

コンタクトを使用している場合は、目の健康を守るために定期検診を受けるべきである。

なぜかというと、目についた傷は自覚症状に乏しいことが多いためだ。

 

▼レンズを清潔に保つ

ワンデータイプであれば問題とはなりにくいが、その他のレンズに関しては、目の健康を守るためにコンタクトレンズを清潔に保たなければならない。

 

特にソフトコンタクトは汚れやすいため、専用の洗浄液を使ってちゃんと洗うべきである。

今はAOセプトクリアケア(ソフトコンタクト用)のような、こすり洗いをせず漬けておくだけで良いタイプの洗浄液もあるので、以前に比べて洗浄が格段に楽になっている。


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