基礎知識

保湿剤を効果的に塗るためのポイントとは?

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保湿剤は皮膚を守るために非常に重要な役割を果たしている。

しかし適当な量を適当に塗っていては、保湿剤の効果を十分に発揮できないことをご存知だろうか。

 

そこでこの記事では、「保湿剤の役割」や「保湿剤の正しい塗り方」、「保湿剤を塗るためのポイント」、「保湿剤の選び方」についてまとめた。

 

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保湿剤の役割

保湿剤の役割は大きく分けて2つだ。

1つ目が「水分が皮膚から逃げないようする」こと。

そして2つ目が「皮膚に水分を与える」ことだ。

 

【保湿剤の働き】

1:水分が皮膚から逃げないようする

2:皮膚に水分を与える

 

通常、健康な皮膚にはバリア機能がある。

この皮膚のバリアが、水分が皮膚から逃げるのを防いたり、外部からの刺激から守っているのだ。

 

しかしなんらかの理由で、このバリアが剥がれてしまうことがある。

その原因となるのが「皮膚の乾燥」である。

 

皮膚の脂分が不足してまうと、皮膚は乾燥する。

これがいわゆる「ドライスキン(乾燥肌)」と呼ばれるものだ。

 

ドライスキンになると皮膚を守ってくれていたバリアが剥がれ、外からの刺激を過度に受けるようになる。

その結果、肌が大きなダメージを受けてしまう。

 

これらのダメージから皮膚を守るために、保湿剤を毎日塗ってスキンケアをすることが重要なのである。

 

保湿剤の正しい塗り方

保湿剤の効果を最大限に引き出すためには、保湿剤の正しい塗り方を理解することが非常に重要だ。

以下の3ステップにしたがって保湿剤を塗ると効果的である。

 

1:手を洗ってから、保湿剤を手に取る

まず手を清潔してから、保湿剤を手に取る。

薬を取る量の目安は、人差し指の指先から第一関節程度」で良い。

 

この量で、手のひら2枚分の面積に保湿剤を塗ることができる。

>>> 【塗り薬】「1日数回・適量を塗布」の具体的な量とは?

 

実際にこの量を使うと、「少し量が多いかな」と思うかもしれない。

しかし少しベタついているくらいが、実は理想的な量なのだ。

 

2:取った保湿剤を数カ所に置く

第一関節分の塗り薬を手に塗ったら、それを保湿したい部分の数カ所に点在させる

例えば顔に塗るのであれば、おでこ・左右の頬・鼻・あごの5カ所に点在させると良い。

上腕に塗るのであれば、腕の関節から肩まで、等間隔に保湿剤を点在させるのがオススメだ。

 

3:手のひらで丁寧に塗る

最後のステップ3は、ステップ2で点在させた保湿剤を塗る段階だ。

色々な人から話を聞いていると、保湿剤を指先で塗っている人は意外と多い。

しかし、これだとムラがでてしまうため、実はあまり良い方法とは言えない。

 

ではどうすれば良いのか。

答えは簡単で、塗るときは「手のひら」を使うのが効果的である。

 

指でなく手のひらを使って塗ることにより、ムラなく丁寧に塗ることが可能だ。

この時に、体のしわに沿って塗ることによって、保湿剤がより皮膚になじみやすくなるので、保湿効果が高まる。

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保湿剤を効果的に塗るためのポイント

先ほどの「保湿剤の正しい塗り方」に加えて、以下のポイントを意識して塗ると、より効果的な保湿効果を得られる。

 

1:入浴後5分以内に塗る

最初にも書いたが、保湿剤は皮膚から水分を逃がさないために塗る。

そのため、水分を皮膚が十分に吸収している入浴後に塗るのが最も効果的だ。

 

塗る時間は、お風呂から出てすぐが望ましい。

5分以内に塗るのがベストである。

 

2:皮膚に水分を補給してから塗る

入浴後以外に塗る場合は、水や化粧水を使ってから保湿剤を使うと効果的である。

繰り返しになるが、保湿剤の役割は「皮膚から水分を逃がさないようにする」ことだからだ。

保湿剤を使う前に皮膚へ水分を与えることによって、保湿効果が高まる。

 

3:適切な量を塗る

保湿剤を薄く塗り広げて使っている人もいるが、それでは効果が半減してしまう。

先ほども書いたが、人差し指の指先から第一関節くらいまでの量を、手のひら2枚分の面積に丁寧に塗るのが効果的だ。

 

もっと分かりやすく言うと、少しテカっている程度がちょうど良い量である。

>>> 【塗り薬】「1日数回・適量を塗布」の具体的な量とは?

 

保湿剤の選び方

保湿剤には「クリーム」や「ローション」、「乳液」など多くのタイプが販売されている。

もしかしたら「どの保湿剤を使えば良いか分からない」という人もいるかもしれないが、好きなものを選んで使えば良い。

 

クリームは傷口に塗ると染みやすいが、ベタつきにくいという利点がある。

また化粧水や乳液は刺激性があるものの、さっぱりとしていて使用感が良い。

好みは人それぞれ大きく分かれるので、色々なものを試して、好みのものを使うのが1番良いだろう。

 

また季節によって使い分けるという方法もお勧めだ。

例えば、乳液やローションタイプは春~秋に使いやすい。

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夏であれば、さっぱりとした化粧水が適しているだろう。

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秋や冬など乾燥しやすい季節は、皮膚を覆う効果に優れたクリームタイプものを使うと良い。

クリームは秋・冬だけではなく、1年を通して使いやすいという特徴がある。

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繰り返しになるが、保湿剤の役割は「乾燥を防ぎ、皮膚へのダメージを防ぐこと」だ。

健康な皮膚を保つためには、乾燥している時にだけ塗るのではなく、1年を通して保湿剤を塗りスキンケアをすることが重要なのである。


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