薬・働き方・プログラミングがメインテーマ

週刊 薬剤師日記

WORK

【経験談】薬剤師が大手チェーンで働くメリット・デメリットを語る

投稿日:

 

「薬剤師が大手チェーンで働くのって実際どうなんだろう?」

この記事では、こんな疑問にお答えしたい。

 

僕が新卒で入社したのは大手の調剤併設型ドラッグストアだった。

 

なので、僕の感想にはなってしまうのだけど、大手チェーンで働くメリット・デメリットについてまとめみた。

 

大手チェーンで働くことを考えている薬剤師の参考になれば嬉しい。

 

では本題へ。

 

 

スポンサーリンク

薬剤師が大手チェーンで働くメリット

 

僕が大手チェーンに勤務して感じたメリットは以下の4つだ。

 

【大手チェーンで働くメリット】

  1. 教育制度が充実している
  2. キャリアの選択肢が多い
  3. 設備投資をしっかりしている
  4. 様々な店舗で学べる
  5. 福利厚生がしっかりしている

 

メリット1:教育制度が充実している

大手チェーンは教育制度がかなり充実している。

 

例えば、社内に模擬調剤室があるので、本物の調剤室のような環境で調剤・投薬の研修を受けられるのだ。

 

個人的に、これはけっこう衝撃的で、「大手チェーン、すげぇ」と思ったのを覚えている。

 

他にも、外部の会社が提供するE-ラーニングの費用を負担してくれたり、ビジネスマナー研修を開いてくれたりと、大手チェーンは至れり尽くせりなことが多い。

 

大手チェーンを辞めた後は、全部で1店舗しかない小さな薬局に転職したのだけど、そこでは研修自体がなかったのでギャップにかなり驚いた記憶がある。

 

メリット2:キャリアの選択肢が多い

大手チェーンはキャリアの選択肢が多い。

 

例えば大手チェーンだと、薬剤師以外にも「人事」や「エリアマネージャー」、「バイヤー」みたいなオプションがある。

 

一方、僕の勤めているような小さな薬局の場合、社長がこれらの仕事も兼任しているので、一般社員は薬剤師として現場で働くことがほとんだ。

 

僕自身は人事とかエリアマネージャーみたいな仕事に興味がないだけど、「ずっと薬剤師をやるのはちょっとなぁ。。」と思っている人にとっては、かなり魅力的なメリットだと思う。

 

メリット3:設備投資をしっかりしている

大手チェーンは設備投資をしっかりしている。

例えば、中小規模の薬局だと、いまだに紙薬歴であることが多いけど、大手チェーンではまず間違いなく電子薬歴である。

 

他にも鑑査システムを導入してミスが起こらないような仕組み作りをしていたり、薬歴も音声入力に対応していたりする。

 

こういった設備投資は資金力のある大手チェーンならではだ。

最新設備で働けるので、仕事の生産性は全体的に高くなる。

 

メリット4:様々な店舗で学べる

大手チェーンは、多くの店舗を抱えている。

そのため、異動のたびに新しい環境で働くことが可能だ。

 

近くの医療機関によって、受け付ける処方せんに特色がある。

様々な処方に触れられるという意味で、薬剤師としてのスキルアップにも良いと思う。

 

メリット5:福利厚生がしっかりしている

大手チェーンは福利厚生がしっかりしている。

 

個人的に1番違うなと思ったのは、育児休暇の有無だ。

中小薬局では育児休暇がないことの方が多いけど、大手チェーンの場合はほとんどあると思う。

 

その他にも、研修費用を負担してくれたり、レジャー施設を割引価格て利用できるなど、大手チェーンならではの福利厚生は本当に多い。

 

僕自身、大手チェーンから規模の小さい薬局に転職して、福利厚生の違いはかなりデカイなと感じている。

 

 

薬剤師が大手チェーンで働くデメリット

 

僕が大手チェーンに勤務して感じたデメリットは以下の4つだ。

 

【大手チェーンで働くデメリット】

  1. 仕事上の規則が多い
  2. 仕事の裁量が小さい
  3. 突然の異動がある

 

デメリット1:仕事上の規則が多い

大手チェーンは、仕事上の規則がかなり多い。

 

実は僕が小さな薬局に転職したのも、これが理由の1つとなっている。

 

僕が勤めていた大手チェーンは、「靴下は無地のものを着用すること」みたいな、誰も気にしなそうなところまで細かな規則があった。

 

細かな規則は僕にとってかなりストレスで、「子どもじゃないんだから。。」と常々思っていたのだけど、規則が緩めの小規模薬局に転職して、結果的に正解だった。

 

たぶん僕と同じように、規則が多すぎて嫌な人もいると思う。

そういった薬剤師は、確実に小規模薬局の方が向いている。

 

デメリット2:仕事の裁量が小さい

大手チェーンは薬剤師一人一人の裁量が小さい傾向にあると思う。

 

例えば、「調剤はこの手順でやって、服薬指導はこうやる」みたいなルールが決まっていることが多く、工夫の余地が少なくなりがちである。

 

けど、中小規模の薬局は、まだまだ発展途上だ。

そのため、より良いルールを作るための提案をしやすく、その案も採用されやすかったりする。

 

また、小さい薬局だと経営者との距離が近いので、直接「健康相談会みたいなのを今度やってみたいんですけど」と経営者に伝えてOKをもらえれば、すぐに取りかかることができる。

 

一方、大手チェーンだとそうはいかない。

意思決定までにどうしても時間がかかるので、小規模薬局ほどスピーディーに物事が進みにくい。

 

デメリット3:突然の異動がある

デメリットの3つ目が、突然の異動があるということ。

 

僕が大手チェーンに勤めていた時の話をすると、最初は自宅から30分くらいの勤務だったのに、突然異動を言い渡されて、片道1時間半の店舗に配属になってしまったことがあった。

 

実に3倍も移動時間が増えてしまったのである。

朝も早くなるし、帰りも遅くなってしまう。

 

もちろん、「本とか読んでれば良いじゃん」と言われたこともあるのだけど、移動時間が少なければ読書以外にもやれることは増えるわけなので、個人的にはそういった意見には同意できない。

 

これは多くの店舗を抱える大手チェーンならではのデメリットだなと感じた。

 

 

スポンサーリンク

けっきょく薬剤師が大手チェーンで働くのってアリ?

ここまで大手チェーンで働くメリット・デメリットについて書いてきた。

 

では、実際のところ大手チェーンで薬剤師として働くのはアリなのだろうか。

 

薬剤師が大手チェーンで働くのはアリ

結論から言うと、薬剤師が大手チェーンで働くのはアリだ。

 

以下に該当する薬剤師には、大手チェーンで働くことをオススメしたい。

 

こんな方におすすめ

  • 新卒の薬剤師
  • ブランクがある・または未経験の薬剤師
  • 待遇が充実している会社で働きたい

 

 

大手チェーンは教育制度がかなり整っている

大手チェーンは、教育制度がかなり整っている。

 

これは「新卒の薬剤師」や、「ブランクがある薬剤師」、「薬剤師免許は持っているけど未経験の薬剤師」にとっては、かなり大きなメリットだと思う。

 

先ほども書いた通り、中小薬局は教育制度が整っていないことが多い。

実際、僕が転職した小さな薬局は、そもそも研修自体がなかった。

 

そのため、経験の浅い薬剤師だと苦労することが多いと思う。

以上のような理由により、経験値の浅い薬剤師は、大手チェーンの方がオススメだ。

 

待遇の良さは大手チェーンならでは

そして待遇の良さは大手チェーンならではだと思う。

 

給料自体は、大手チェーンと中小薬局でそこまで大きな差はないと思うけど、大きく違うのは福利厚生だ。

 

先ほども書いた通り、大手チェーンは福利厚生が非常に充実している。

特に育休などの福利厚生は、大手チェーンはあるけど、中小薬局はほとんどない。

 

僕は福利厚生をそこまで考慮してないので、そこまでデメリットには感じないけど、福利厚生の充実度は捨てられないという場合は、大手チェーンで働いた方が良いだろう。

 

中小薬局が向いている薬剤師とは?

個人的な意見だけど、中小薬局に向いているのは、以下に該当する人だと思う。

 

こんな方におすすめ

  • 裁量のある環境で働きたい
  • 大手で働いているけど馴染めなかった

 

裁量のある環境で働きたい

中小薬局は、経営者との距離が違い分、「〇〇やりたい!」みたいな提案を直接しやすい。

 

なので、裁量のある環境で働きたい薬剤師は、中小薬局の方が向いていると思う。

 

大手チェーンは分業が進んでおり、「午前中は調剤」、「午後は投薬」みたいな感じで役割が決まっており、あまり裁量は求められていないように感じた。

 

もちろん、大手チェーンでも店舗によるし、どのポジションで働くかにもよるので、必ずしも裁量がないわけではない。

 

けど、中小薬局の方が発展途上である分、裁量のある環境であることは多いと思う。

(個人の感想です)

 

大手で働いているけど馴染めなかった

あと大手で働いているけど、馴染めなかった薬剤師にも中小薬局はオススメだ。

 

さっきも書いたけど、僕もこのタイプである。

大手チェーンの細かい規則の多さが嫌になって、中小薬局で働き始めた。

 

もちろん、中小薬局にも馴染めない可能性は否定できない。

けど、馴染める可能性がある以上は挑戦する価値はあると思う。

 

中小薬局で働くメリット・デメリットについては、以下の記事により詳しくまとめた。

 

興味があればチェックしてほしい。

>> 【経験談】薬剤師が中小薬局で働くメリット・デメリットを語る

 

 

まとめ

メリット・デメリットを考慮した上で、大手チェーンで働くかを決めよう。

 

【大手チェーンで働くメリット】

  1. 教育制度が充実している
  2. キャリアの選択肢が多い
  3. 設備投資をしっかりしている
  4. 様々な店舗で学べる
  5. 福利厚生がしっかりしている

【大手チェーンで働くデメリット】

  1. 仕事上の規則が多い
  2. 仕事の裁量が小さい
  3. 突然の異動がある

 

個人的には、以下に該当するなら大手チェーンで働くことをオススメしたい。

 

こんな方におすすめ

  • 新卒の薬剤師
  • ブランクがある・または未経験の薬剤師
  • 待遇が充実している会社で働きたい

 

特に経験の浅い薬剤師は、大手でみっちり経験を積んでから、中小薬局で働くのが良いかなと思う。

 

大手チェーンの求人を探す場合は、薬剤師転職サイトを使うのがオススメだ。

 

無料で求人を紹介してもらえる上、転職の相談にも乗ってもらえるので、転職活動がスムーズに進む。(詳しくは以下の記事)

>> 薬剤師転職サイトの違いを徹底比較-実際に使った感想を本音で語る-

 

参考になれば嬉しい。

では。

RELATED

-WORK

Copyright© 週刊 薬剤師日記 , 2019 All Rights Reserved.