皮膚の薬

しもやけ・あかぎれの治し方&市販薬の正しい選び方

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寒い時期になると、しもやけ・あかぎれに悩まされる人が多くなる。これらは不快なかゆみや痛みを伴うことがあるので、一刻も解決したい問題だ。

 

そこでこの記事では、しもやけ・あかぎれを治すための市販薬の選び方、スキンケア・防寒対策についてまとめた。


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しもやけ・あかぎれとは

しもやけは特に冬に起こりやすい。寒さが原因で手・足・耳などにおける血行不良が起こった結果、赤く腫れて痒くなる症状のことをしもやけと呼ぶ。

 

あかぎれも寒さが原因で起こるものだ。寒さによって皮脂や汗の分泌が低下した結果、皮膚から水分が奪われてしまい皮膚が乾燥しやすくなる。この時、水仕事などをすることにより、皮膚の水分がさらに奪われるため、皮膚にひびが入りやすくなってしまう。

 

このひびが進行して、さらにひどくなった症状が「あかぎれ」である。つまり、あかぎれとはひびの中でも、特に深くひび割れていて、出血・炎症が起こっているものをいう。

 

一般的に、これらの治療には血行を良くする薬や保湿剤が使われることが多い。

 

市販薬が使えないしもやけ・あかぎれの症状

基本的に市販薬で対応できるのは、しもやけ・あかぎれの初期症状である。薬を使うときは、併せてスキンケアもきちんとする必要がある。

 

以下の症状に該当する場合は、市販薬で対応するのではなく医療機関へ受診して、医師の診察を受けるべきである。

 

【受診するべき症状】

・痛みを伴うひびがある

・炎症がひどい

・ただれている

・症状の範囲が広い

・夏にもかかわず、症状がある

・寒くなると指先が白くなり、次に紫に変色、そして赤く変化するレイノー現象がある

 

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しもやけ・あかぎれに使える市販薬

しもやけ・あかぎれの市販薬は保湿成分・血行促進成分・抗炎症成分・抗ヒスタミン成分などで構成されている。これらの薬を選ぶ時のポイントとしては、自分の症状に合った成分が含まれているものを選ぶと良い。

 

代表的なしもやけ・あかぎれの市販薬には以下のようなものがある。

 

ユースキンA

【成分】

グリセリン:保湿成分

トコフェロール酢酸エステル:血行促進成分

グリチルレチン酸:抗炎症成分

dl-カンフル:冷感成分(清涼感を与えることによりかゆみを抑える)

 

ヒビケア軟膏

【成分】

アラントイン:割れた皮膚組織を修復する成分

パンテノール: 代謝を促進することにより、肌の乾燥を抑える成分

トコフェロール酢酸エステル:血行促進成分

グリセリン:保湿成分

ジフェンヒドラミン:皮膚のかゆみを抑える成分

 

メンソレータム ヒビプロα

【成分】

ビタミンA油:肌の新陳代謝を促進し、乾燥を防ぐ成分

トコフェロール酢酸エステル:血行促進成分

アラントイン:割れた皮膚組織を修復する成分

グリチルレチン酸:抗炎症成分

イソプロピルメチルフェノール:傷口から細菌が入るのを防ぐ殺菌・消毒成分

ジフェンヒドラミン:皮膚のかゆみを抑える成分

 

白色ワセリン

【成分】

ワセリン:保湿剤

 

これらの薬では副作用は起こりにくいが、まれに発疹やかゆみなどの皮膚症状が現れることがある。もし皮膚症状が現れるようであれば、薬の使用を中止して早めに医療機関へ受診した方がよい。

 

しもやけ・あかぎれのスキンケア&防寒対策

しもやけ・あかぎれは薬だけではなく、スキンケアや防寒対策を併せて行う必要がある。そこで、比較的簡単にできるスキンケア・防寒対策を紹介する。

 

【スキンケアの方法】

・水仕事をした後は、きちんと水を拭き取る

・定期的に保湿剤やハンドクリームなどを塗り、皮膚が乾燥しないようにする

 

【寒さ対策】

・外出時は手袋をする

・皮膚をしめつける衣服は血行を悪くするため、少し緩めのサイズを身に付ける

・室内を加湿器などを使って加湿をする

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