消化器疾患治療薬

アミティーザカプセル(ルビプロストン)の効果・特徴・副作用

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アミティーザカプセル(ルビプロストン)の効能・効果

アミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)は、クロライドチャネルアクチベーターに分類される便秘薬だ。

 

より簡単に言うと、アミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)は「便を軟らかくし、慢性の便秘を改善する薬」ということである。

 

【アミティーザカプセルの効能・効果】

1:慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)

 

アミティーザカプセル(ルビプロストン)の作用機序

食事をすると、食べたものは腸へと運ばれる。

超へと運ばれた食べ物は。水分を多く含んだ状態だ。

そして、その水分の多くは小腸で吸収されている。

 

この時、水分量が過度に少なくなってしまうことがある。

これがいわゆる「便秘」の状態だ。

要するに、水分が吸収され過ぎることによって便が硬くなり、排便しづらくなるのだ。

 

ここから分かることは、水分量が減ることにより便秘が引き起こされるのなら、水分量を増やしてやれば便秘を改善できるということだ。

つまり小腸内の水分量が増えれば、便が軟らかくなるので排便しやすくなる。

 

腸内の水分量を増やす上で、重要な役割を果たすのが「クロライドチャネル」である。

クロライドチャネルは腸管内の水分分泌に関与しており、活性化されることによって小腸内への水分分泌が促されるようになる。

 

水分分泌が促されると、便の水分量が増えていく。

その結果、便が軟らかくなり、排便しやすくなるのだ。

 

このような作用機序により、慢性便秘を改善するのがアミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)である。

 

つまりアミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)は、クロライドチャネルを活性化することにより、腸管内の水分分泌を促進して便を軟らかくし、慢性便秘を改善するのだ。

 

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アミティーザカプセル(ルビプロストン)の特徴

アミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)には、以下のような特徴がある。

▼新しい作用機序の便秘薬

アミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)は、2012年に発売された新しい作用機序の便秘薬で、クロライドチャネルを活性化することにより、慢性便秘の症状を改善する。

 

臨床試験において、速やかな効果発現が確認されており、服用を始めてから1週間程度で「排便数の増加」や「便の軟らかさ」に改善が見られた。

また第III相長期投与試験において、長期間に渡って効果が持続することも示されている。

 

▼食後に服用する

アミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)は、食後に服用するタイプの便秘薬だ。

これは空腹時の服用により効果が強くなり過ぎて、吐き気や下痢などの副作用が現れやすくなるためである。

 

海外において、絶食時と食後に単回投与した時の血中濃度を比較した試験がある。

その試験の結果ではあ、食後投与した場合の最高血中濃度は、絶食時投与の2分の1程度になることが確認されている。

 

▼飲み忘れた場合は服用しない

他の便秘薬は1回分の量を調節できることが多いが、アミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)は1回の服用量を増やすことができない。

これは血中濃度が高くなり過ぎることがあるためだ。

 

そのためアミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)を飲み忘れたら、飲み忘れた分の薬は服用しなくて良い。

次の服用時間に1回分だけ服用する。

 

アミティーザカプセル(ルビプロストン)の飲み方

通常、アミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)は、以下の量を服用する。

 

【アミティーザカプセルの用法・用量】

1回の服用量:24μg

1日の服用回数:2回(朝食後および夕食後に服用)

 

*あくまでも原則の用法・用量なので、主治医から指示された通りに服用すること

 

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アミティーザカプセル(ルビプロストン)の飲み合わせ

アミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)には、絶対に併用してはいけない併用禁忌となる薬はない。

 

【アミティーザカプセルの併用禁忌薬】

なし

 

アミティーザカプセル(ルビプロストン)の注意点

アミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)を服用する際は、以下の点に注意する必要がある。

 

【アミティーザカプセルの注意点】

◆食後に服用する

理由:空腹時の服用により、吐き気・下痢などの副作用が発現しやすくなるため

 

◆妊娠中または妊娠の可能性がある場合は相談する

理由:胎児への悪影響が認められているため

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アミティーザカプセル(ルビプロストン)の禁忌

以下に該当する人は、アミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)を服用してはいけないことになっている。

 

【アミティーザカプセルの禁忌】

◆腫瘍、ヘルニアなどによる腸閉塞が確認されているまたは疑われる人

理由:腸閉塞を悪化させるおそれがあるため

 

◆アミティーザカプセルの成分に対し過敏症(アレルギー)のある人

理由:体質的に相性が良くない可能性があるため

 

◆妊婦または妊娠している可能性のある婦人

理由:動物実験において胎児への悪影響が認められているため

 

アミティーザカプセル(ルビプロストン)の副作用

アミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)の主な副作用としては、「下痢」、「気持ちが悪い」などが報告されている。

 

【アミティーザカプセルの主な副作用】

◆下痢

◆気持ちが悪い

 

*副作用のような症状が現れた場合は、速やかに主治医に相談すること

 

アミティーザカプセル(ルビプロストン)を飲み忘れたら

アミティーザカプセル(成分名:ルビプロストン)を飲み忘れた場合、飲み忘れに気づいたとしても服用しなくて良い。

次の服用時間に1回分だけ服用する。

絶対に2回分の量を1度に服用してはいけない。

>>> 他の便秘薬をチェックする


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