痛風発作・高尿酸血症治療薬

ウラリット配合錠の効果・特徴・副作用

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ウラリット配合錠の効能・効果

ウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)は、尿アルカリ化薬に分類される痛風・高尿酸血症治療薬だ。

 

簡単に説明すると、ウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)は「尿をアルカリ化し、尿酸結石を予防する作用」「酸性に傾いた状態を改善する作用」を持つということである。

 

【ウラリット配合錠の効能・効果】

◆痛風並びに高尿酸血症における酸性尿の改善

◆アシドーシスの改善

 

ウラリット配合錠の作用機序

血中の尿酸が増えるにつれ、尿が酸性に傾いていく。

この酸性への傾きが、尿酸結石につながってしまうのだ。

なぜかというと、尿が酸性状態になることによって、尿酸が尿中へ溶けにくくなり析出するようになるためである。

 

ここから分かることは、尿酸結石を予防するためには、尿をアルカリ化してやれば良いということだ。

尿がアルカリ化することにより、尿酸が析出しにくくなる。

 

以上のような目的で使用されるのが、ウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)だ。

つまりウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)は、尿をアルカリ化することにより、尿酸結石を防ぐ薬なのである。

 

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ウラリット配合錠の特徴

ウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)には、以下のような特徴がある。

尿酸排泄促進薬と併用される

ウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)は、ユリノーム錠(成分名:ベンズブロマロン)ベネシッド錠(成分名:プロベネシド)のような尿酸排泄促進薬と併用されることが多い。

 

なぜかというと、尿酸排泄促進薬を服用することにより、尿中における尿酸の濃度が高くなるからだ。

その結果、尿が酸性に傾くので、尿酸結石を生じやすくなるのである。

 

このような理由により、尿酸排泄薬による尿酸結石を予防する目的で、尿をアルカリ化するウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)が併用されることがある。

 

ヘキサミンと併用できない

ウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)は、尿路感染症に使用されるヘキサミンと併用することができない。(併用禁忌)。

なぜかというと、ヘキサミンは尿がアルカリ化すると、効果が弱まるためである。

 

粉薬タイプも販売されている

ウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)は錠剤タイプだけでなく、粉薬タイプのウラリット−U配合散も販売されている。

そのため患者の状態に合わせて、剤形を選択できる。

 

ただしウラリット−U配合散は、塩味が強く服用しにくい場合がある。

その場合は水に溶かすと、服用しやすくなる。

 

ウラリット配合錠の飲み方

通常、ウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)は、以下の量を服用する。

 

【ウラリット配合錠の用法・用量】

▼痛風並びに高尿酸血症における酸性尿の改善

1回の服用量:2錠(尿検査でpH6.2から6.8の範囲に入るよう投与量を調整)

1日の服用回数:1日3回

 

▼アシドーシスの改善

1日の服用量:12錠(患者の状況に応じ適宜増減)

1日の服用回数:1日3~4回

 

*あくまでも原則の用法・用量なので、主治医から指示された通りに服用すること

 

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ウラリット配合錠の飲み合わせ

以下の薬とウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)は、飲み合わせが悪い。

そのため、一緒に服用することができない。(併用禁忌)

 

【ウラリット配合錠の併用禁忌】

◆ヘキサミン(商品名:ヘキサミン注)

理由:ヘキサミンの効果が減弱することがあるため

ウラリット配合錠の注意点

ウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)を服用する際は、以下の点に注意する必要がある。

 

【ウラリット配合錠を服用する際の注意点】

◆尿路を消毒する薬を使用している場合は相談する

理由:飲み合わせが悪い可能性があるため

 

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ウラリット配合錠の禁忌

ウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)は、以下に該当する人は服用してはいけない。

 

【ウラリット配合錠の禁忌】

◆ヘキサミンを投与中の人

理由:ヘキサミンの効果が減弱することがあるため

 

ウラリット配合錠の副作用

ウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)の主な副作用としては「下痢・軟便」、「胃の不快感」、「吐き気」などが報告されている。

 

【ウラリット配合錠の主な副作用】

◆下痢・軟便

◆胃の不快感

◆吐き気

 

またウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)には、以下の重大な副作用が報告されている。

 

【ウラリット配合錠の重大な副作用】

◆高カリウム血症

症状:脈が遅くなる(徐脈)、体がだるい、力が入りにくい等

 

*副作用のような症状が現れた場合は、速やかに主治医に相談すること

 

ウラリット配合錠を飲み忘れたら

ウラリット配合錠(成分名:クエン酸カリウム/クエン酸ナトリウム)を飲み忘れてしまったら、気づいた時にすぐ服用する。

ただし次の服用時間が近い場合は、忘れてしまった分の薬は服用しなくて良い。

絶対に2回分の量を1度に服用してはいけない。

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