解熱鎮痛薬・痛み止め

ノルスパンテープ(ブプレノルフィン)の効果・特徴・副作用

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ノルスパンテープ(ブプレノルフィン)の効能・効果

ノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)は、非麻薬性鎮痛薬に分類される痛み止めだ。

簡単に説明すると、ノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)は「強い痛みを抑える薬」ということである。

 

【ノルスパンテープの効能・効果】

◆非オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記疾患に伴う慢性疼痛における鎮痛

《変形性関節症、腰痛症》

 

ノルスパンテープ(ブプレノルフィン)の作用機序

脳内には、痛みに関与する受容体がある。

それが「オピオイド受容体」だ。

オピオイド受容体を刺激することにより、慢性の強い痛みを取り除くことができる。

 

ここから分かることは、薬によってオピオイド受容体を刺激してやれば、痛みを和らげられるということだ。

このような作用機序により、「変形関節症」や「腰痛症」の痛みを取り除くのが、ノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)である。

 

つまりノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)は、オピオイド受容体を刺激することにより、慢性的な強い痛みを和らげるのだ。

 

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ノルスパンテープ(ブプレノルフィン)の特徴

ノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)には、以下のような特徴がある。

▼非麻薬性の鎮痛薬に分類される

ノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)は、非麻薬性の鎮痛薬に分類される。

非麻薬性ではあるものの、オピオイド受容体に作用するため、強力な鎮痛作用を期待できる。

 

▼貼る場所に注意が必要

ノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)の貼る場所は、「前胸部」、「上背部」、「上腕外部」または「側胸部」のいずれか1ヶ所となっている。

よく「痛む場所に貼る」と勘違いされがちだが、それは違うので注意したい。

 

痛みのある「腰」や「膝」に貼ると、血中濃度が十分に上がらないおそれがあるので、あくまでも「前胸部」、「上背部」、「上腕外部」または「側胸部」のいずれかに貼らなければならない。

 

▼途中で剥がれてしまった場合の対処法

ノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)は7日間連続で貼るため、途中で剥がれてしまうことがある。

 

その場合は、絆創膏や皮膚用テープで固定するなどして対処すれば良い。

ただし粘着力が弱くなってしまっている場合は、新しい薬を別の場所に7日間貼る。

 

ノルスパンテープ(ブプレノルフィン)の使い方

通常、ノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)は、以下の量を使用する。

 

【ノルスパンテープの用法・用量】

1回の使用量:初回は5mg(その後は症状に応じて適宜増減)

1日の最大使用量:20mg

貼る部位:前胸部、上背部、上腕外部または側胸部(7日ごとに貼りかえる)

 

*あくまでも原則の用法・用量なので、主治医から指示された通りに使用すること

 

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ノルスパンテープ(ブプレノルフィン)の飲み合わせ

ノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)には、絶対に一緒に使用してはいけない併用禁忌となる薬はない。

 

【ノルスパンテープの併用禁忌】

なし

ノルスパンテープ(ブプレノルフィン)の注意点

ノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)を使用する際は、以下の点に注意する必要がある。

 

【ノルスパンテープを服用する際の注意点】

◆指示通りに使用する

理由:指示通りに使用することにより、血中濃度が一定に保たれ鎮痛効果を発揮するため

 

◆運転は控える

理由:眠気、めまい、ふらつきが現れる可能性があるため

 

◆体毛のない部位に貼る

理由:薬の吸収に影響を及ぼすおそれがあるため

 

◆石鹸、アルコール、ローションなどは使用せず、水分を十分に拭き取った後に貼る

理由:薬の吸収に影響を及ぼすおそれがあるため

 

◆同じ部位に貼る場合は、3週間以上の間隔をあける

理由:血中濃度が過度に上昇するおそれがあるため

 

◆アルコールは控える

理由:過度に薬の作用が発言するおそれがあるため

 

◆薬を貼った部位に電気パッド、電気毛布、加温ウォーターベッド、赤外線灯、集中的な日光浴、サウナ、湯たんぽ等が当たらないようにする

理由:薬が過度に吸収されるおそれがあるため

 

◆薬を貼ったまま入浴する場合は、熱い温度での入浴は避ける

理由:薬が過度に吸収されるおそれがあるため

 

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ノルスパンテープ(ブプレノルフィン)の禁忌

ノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)は、以下に該当する人は使用してはいけない。

 

【ノルスパンテープの禁忌】

◆ノルスパンテープの成分に対し過敏症(アレルギー)のある人

理由:体質的に相性が良くない可能性があるため

 

◆重篤な呼吸抑制状態および呼吸機能障害のある人

理由:呼吸抑制が増強されるおそれがあるため

 

ノルスパンテープ(ブプレノルフィン)の副作用

ノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)の主な副作用としては「気持ちが悪い」、「嘔吐」、「便秘」、「皮膚のかゆみ・赤み」、「ウトウトする」、「めまい」、「頭痛」などが報告されている。

 

【ノルスパンテープの主な副作用】

◆気持ちが悪い

◆嘔吐

◆便秘

◆皮膚のかゆみ・赤み

◆ウトウトうする

◆めまい

◆頭痛

 

またノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)には、以下の重大な副作用が報告されている。

 

【ノルスパンテープの重大な副作用】

呼吸抑制、呼吸困難

症状:呼吸が苦しいなど

 

◆ショック、アナフィラキシー

症状:呼吸困難、血管浮腫、血管炎、気管支痙攣など

 

依存性

症状:不安な気持ちになる、不眠、興奮、吐き気、震え、汗がでるなど

 

*副作用のような症状が現れた場合は、速やかに主治医に相談すること

 

ノルスパンテープ(ブプレノルフィン)を使い忘れたら

ノルスパンテープ(成分名:ブプレノルフィン)を使い忘れた場合、思い出した時に使用する。

ただし2回分の量を1度に使用してはいけない。

>>> 他の痛み止めをチェックする


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