骨粗鬆症治療薬

グラケーカプセル(メナテトレノン)の効果・特徴・副作用

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グラケーカプセル(メナテトレノン)の効能・効果

グラケー(成分名:メナテトレノン)は、ビタミンK₂製剤に分類される骨粗鬆症治療薬だ。

より簡単に言うと、グラケー(成分名:メナテトレノン)は、「骨量の減少を改善し、骨がもろくなるのを防ぐ薬」ということである。

 

【グラケーカプセルの効能・効果】

1:骨粗鬆症における骨量・疼痛の改善

 

グラケーカプセル(メナテトレノン)の作用機序

骨粗鬆症では、骨密度が減少し、骨がスカスカになってしまう。

骨粗鬆症が原因となる骨折は非常に多く、特に高齢者では骨折がキッカケとなり、寝たきり状態になることもある。

そのため薬を服用し、骨が脆くならないようにすることが非常に重要なのだ。

 

骨では、骨を作る「骨形成」と骨が壊される「骨吸収」が常に行われている。

通常であれば、骨形成と骨吸収のバランスが保たれているため、特に問題は起こらない。

 

しかし骨粗鬆症では、骨形成と骨吸収のバランスが崩れている。

より詳しく言うと、骨を作る骨形成よりも骨を壊す骨吸収が活発になっているのだ。

 

その結果、骨が脆くなってしまう。

要するに、骨形成を促し骨吸収を抑制できれば、骨粗鬆症を改善できるということだ。

 

【骨粗鬆症とは】

骨形成のスピード < 骨吸収のスピード

 

 

骨の形成に重要な役割を果たしているビタミンの1つに「ビタミンK₂」がある。

ビタミンK₂には、「骨形成を促す作用」と「骨吸収を抑制する作用」が認められている。

 

より具体的に言うと、ビタミンK₂は骨を作る細胞である骨芽細胞に作用することにより骨形成を促進し、骨吸収に関与する破骨細胞に作用することにより骨吸収を抑制する。

ここから分かることは、ビタミンK₂を薬として服用することにより、骨粗鬆症を改善できるということだ。

 

このような作用機序により、骨粗鬆症を改善するのがビタミンK₂製剤であるグラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)だ。

つまりグラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)は「骨形成の促進作用」と「骨吸収の抑制作用」により、骨粗鬆症の症状を改善するのである。

 

【グラケーカプセルの作用機序】

◆骨形成の促進作用

◆骨吸収の抑制作用

 

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グラケーカプセル(メナテトレノン)の特徴

グラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)には、以下のような特徴がある。

ビタミンK₂が不足している患者に使用される

グラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)は、ビタミンK₂が不足している人に対して使用される。

 

ビタミンK₂が不足しているかは「低カルボキシル化オステオカルシン濃度(ucOC)」を測定することにより判定する。

ucOCgが高値の場合は、ビタミンK₂が不足していると判定される

 

食後に服用する必要がある

グラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)は、食後に服用しなければならない。

これはグラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)の有効成分であるビタミンK₂は、空腹時に服用すると吸収が低下してしまうためだ。

どうしても食後に服用できない場合は、牛乳と一緒に服用すると良い。

 

ワーファリンとの併用は禁忌

グラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)は、ワーファリン(成分名:ワルファリン)と併用できない。

なぜかというと、ワーファリン(成分名:ワルファリン)は、ビタミンKに作用することによって、血液をサラサラにする効果を示す薬だからだ。(抗凝固作用)

 

仮にビタミンK₂製剤であるグラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)と併用してしまうと、ワーファリン(成分名:ワルファリン)の効果が減弱してしまう。

 

グラケーカプセル(メナテトレノン)の飲み方

通常、グラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)は、以下の量を服用する。

 

【グラケーカプセルの用法・用量】

1日の服用量:45mg

1日の服用回数:3回(食後に服用)

 

*あくまでも原則の用法・用量なので、主治医から指示された通りに服用すること

 

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グラケーカプセル(メナテトレノン)の飲み合わせ

グラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)は、以下に該当する薬と飲み合わせが悪い。

そのため、一緒に服用できない。

 

【グラケーカプセルの併用禁忌】

ワーファリン(成分名:ワルファリン)

理由:ワーファリン(成分名:ワルファリン)の効果が弱まるため

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グラケーカプセル(メナテトレノン)の注意点

グラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)を服用する際は、以下の点に注意する必要がある。

 

【グラケーカプセルを服用する際の注意点】

◆食後に服用する

理由:空腹時に服用すると、吸収が低下するため

 

◆血液をサラサラにする薬を服用している場合は相談する

理由:飲み合わせが悪い可能性があるため

 

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グラケーカプセル(メナテトレノン)の禁忌

以下に該当する人は、グラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)を服用してはいけないことになっている。

 

【グラケーカプセルの禁忌】

◆ワルファリンカリウム投与中の人

理由:ワーファリン(成分名:ワルファリン)の効果が減弱するため

 

グラケーカプセル(メナテトレノン)の副作用

グラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)の主な副作用としては、「胃の不快感」、「腹痛」、「下痢」、「頭痛」、「吐き気」、「食欲の低下」、「発疹」などが報告されている。

 

【グラケーカプセルの主な副作用】

◆胃の不快感

◆腹痛

◆下痢

◆頭痛

◆吐き気

◆食欲の低下

◆発疹

 

*副作用のような症状が現れた場合は、速やかに主治医に相談すること

 

グラケーカプセル(メナテトレノン)を飲み忘れたら

グラケーカプセル(成分名:メナテトレノン)を飲み忘れたら、気づいた時にすぐ服用する。

ただし次の服用時間が近い場合は、忘れた分の薬は服用しなくて良い。

絶対に2回分の量を1度に服用してはいけない。

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