骨粗鬆症治療薬

アスパラ-CA錠(L-アスパラギン酸カルシウム) の効果・特徴・副作用

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アスパラ-CA錠の効能・効果

アスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム) は、カルシウム製剤に分類される骨粗鬆症治療薬だ。

より簡単に言うと、アスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム)は、「カルシウムの補給目的で使用される薬」ということである。

 

またアスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム) は、骨粗鬆症以外に「低カルシウム血症に起因するテタニー、テタニー関連症状」、「発育期、妊娠・授乳時におけるカルシウム補給」に対しても使用される。

 

【アスパラ-CA錠の効能・効果】

1:骨粗鬆症、骨軟化症におけるカルシウムの補給

2:育期、妊娠・授乳時におけるカルシウム補給

3:低カルシウム血症に起因するテタニー、テタニー関連症状

*テタニー:筋肉のけいれん

 

アスパラ-CA錠の作用機序

カルシウムは「骨の成分」として知られており、骨を形成する上でカルシウムの働きは非常に重要である。

普段の食事からカルシウムを十分に摂取できていないと骨形成に支障をきたしてしまう。

 

ここから分かることは、カルシウムを薬として服用すれば、不足したカルシウムを補えるため、骨形成を促せるということだ。

アスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム) はカルシウム製剤で、カルシウムの補給を目的とした薬である。

 

【カルシウム製剤の投与目的】

◆カルシウム不足を補い骨粗鬆症の治療をするため

 

より具体的に言うと、アスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム) を服用することにより、血液中のカルシウム濃度が上昇する。

 

通常、カルシウムは骨から血液中に流れ出ている。

これは専門用語で「骨吸収」と呼ばれ、簡単にいってしまうと骨の量が減っている状態だ。

 

しかし血液中のカルシウム濃度が上昇すると、骨から血液中にカルシウムが流れ出なくなるのだ。

その結果、骨の量が減少しなくなり、骨がもろくなるのを防げるのである。

 

このような作用機序により、骨粗鬆症を改善するのがアスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム) だ。

つまりアスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム) は、カルシウムを補うことにより骨吸収を抑制し、骨粗鬆症を改善するのである。

 

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アスパラ-CA錠の特徴

アスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム) には、以下のような特徴がある。

投与量は食事からのカルシウム摂取量に応じて決定

アスパラ-CA(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム)の投与量は、食事からのカルシウム摂取量に応じて決定される。

通常、骨粗鬆症の予防や治療においては、1日あたり800mg以上のカルシウム摂取(食事も含む)が推奨されている。

 

作用が弱い

アスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム) は、作用の強くない薬である。

そのため、他の骨粗鬆症治療薬の補助的な役割を期待して使われることが多い。

 

頻度の多い副作用は便秘

アスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム) でよく見られる副作用は「便秘」である。

便秘は吸収できるカルシウムの量を超えてしまった場合に起こりやすい。

そのため便秘が発現した場合は、投与量を調節するタイミングと言える。

 

1回の投与量は500mgまで

アスパラ-CA(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム)の1回の投与量は、500mgまでとなっている。

これはカルシウムの摂取量と心血管疾患の発症リスク上昇に相関関係があるとの報告があるためである。

 

アスパラ-CA錠の飲み方

通常、アスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム)は、以下の量を服用する。

 

【アスパラ-CA錠の用法・用量】

1日の服用量:6錠

1日の服用回数:2~3回

1日の最大服用量:年齢、症状により適宜増減

 

*あくまでも原則の用法・用量なので、主治医から指示された通りに服用すること

 

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アスパラ-CA錠の飲み合わせ

アスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム)には、絶対に一緒に服用してはいけない併用禁忌となる薬はない。

 

【アスパラ-CA錠の併用禁忌薬】

なし

 

ただしエディロール(成分名:エルデカルシトール)ワンアルファ(成分名:アルファカルシドール)アルファロール(成分名:アルファカルシドール)ロカルトロール(成分名:カルシトリオール)を始めとする活性型ビタミンD製剤を投与中の人に使用すると、高カルシウム血症が現れやすくなるため注意が必要である。

アスパラ-CA錠の注意点

アスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム)を服用する際は、以下の点に注意する必要がある。

 

【アスパラ-CA錠を服用する際の注意点】

◆カルシウムやビタミンDの補給を目的とした健康食品は控える

理由:高カルシウム血症の副作用が現れる可能性があるため

 

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アスパラ-CA錠の禁忌

以下に該当する人は、アスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム)を服用してはいけないことになっている。

 

【アスパラ-CA錠の禁忌】

◆高カルシウム血症の人

理由:高カルシウム血症を増悪させる可能性があるため

 

◆腎結石のある人

理由:腎結石を増強させる可能性があるため

 

◆重篤な腎不全のある人

理由:カルシウムの排泄が遅れ、高カルシウム血症が現れる可能性があるため

 

アスパラ-CA錠の副作用

アスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム)の主な副作用としては、「お腹の張り」、「軟便(便が柔らかくなる)」、「便秘」などが報告されている。

 

【アスパラ-CA錠の主な副作用】

◆お腹の張り

◆軟便(便が柔らかくなる)

◆便秘

 

*副作用のような症状が現れた場合は、速やかに主治医に相談すること

 

アスパラ-CA錠を飲み忘れたら

アスパラ-CA錠(成分名:L-アスパラギン酸カルシウム)を飲み忘れたら、気づいた時にすぐ服用する。

ただし次の服用時間が近い場合は、忘れた分の薬は服用しなくて良い。

絶対に2回分の量を1度に服用してはいけない。

>>>他の骨粗鬆症治療薬をチェックする


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