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牛車腎気丸の効果・特徴・副作用

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牛車腎気丸の効果

年齢を重ねるにつれて、排尿困難、頻尿、腰痛などが現れるようになる。漢方医学では、年をとって腎の働きが衰ることにより、下半身が弱くなると考えられている。この下半身の衰えが、排尿困難、頻尿、腰痛、手・足・腰の冷えを引き起こすのだ。

 

これらの症状に使われる漢方薬の1つが、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)である。牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)は特に疲れ、四肢の冷え、尿量減少(または多尿)で、時に口の渇きなどを伴う腰痛、しびれ、老人のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみに使われる。

 

牛車腎気丸が向いている人

・疲れやすい

・手、足、腰が冷えやすい

・慢性的な痛み・しびれがある

・むくみがある

・尿量が減少している(または増加している)

・たまに口が渇く

 

牛車腎気丸の効能・効果

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)は、腰痛、しびれ、老人のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみに効果を示す漢方薬である。


牛車腎気丸の特徴

牛車腎気丸の成分

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)には「牛膝(ごしつ)」、「車前子(しゃぜんし)」、「牡丹皮(ぼたんぴ)」、「桂枝(けいし)」、「附子(ぶし)」、「茯苓(ぶくりょう)」、「沢瀉(たくしゃ)」、「地黄(じおう)」、「山茱萸(さんしゅゆ)」、「山薬(さんやく)」の10種類の生薬が含まれている。

 

牛膝(ゴシツ)、車前子(しゃぜんし)

・尿の排出を促し、下半身における水分の循環を改善する

 

桂枝(けいし)、附子(ぶし)

・体における様々な機能を高める

 

牡丹皮(ぼたんぴ)

・血行を改善する

 

茯苓(ぶくりょう)、沢瀉(たくしゃ)

・尿の排出を促進する

 

地黄(じおう)、山茱萸(さんしゅゆ)、山薬(さんやく)

・滋養強壮作用

 

牛車腎気丸の味

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)の味は、わずかに甘くて酸味がある


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牛車腎気丸の副作用

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)は、発生頻度は不明であるが、「食欲不振」、「胃部不快感」、「吐き気」、「嘔吐」、「お腹の張り」、「腹痛」、「下痢」、「便秘」、「発疹」、「発赤」、「皮膚のかゆみ」、「心悸亢進」、「のぼせ」、「舌のしびれ」などの副作用が生じることがある。

 

また、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)に含まれる牡丹皮(ぼたんぴ)、牛膝(ごしつ)により、流早産の危険性が、そして附子(ぶし)により副作用が現れやすくなるため、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人は服用しないことが望ましい。

 

重大な副作用としては「間質性肺炎」が知られている。発熱、咳嗽、呼吸困難などが現れた場合には、間質性肺炎が疑われるので服用を中止して、ただちに主治医に相談する必要がある。

 

【主な副作用】

・食欲不振、胃部不快感、吐き気、嘔吐、お腹の張り、腹痛、下痢、便秘

発疹、発赤、皮膚のかゆみ等

・心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ

・間質性肺炎

・流早産の危険性が高まる


牛車腎気丸の飲み方

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)は、成人では1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。「食前」は食事の30分くらい前を意味し、「食間」は食事と食事の間のことで、より分かりやすく言うと、食後2-3時間後のことを指す。

 

他の漢方薬と併用する場合は、附子(ぶし)を含む他の漢方薬との併用に特に注意する必要がある。これは副作用のリスクが上昇するためである。


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牛車腎気丸の市販薬

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)の市販薬は、松浦漢方から販売されている。

 

処方箋が必要な漢方薬と市販の漢方薬の違いは、1包中に含まれる漢方薬の量である。構成されている生薬は同じだが、処方箋の必要な漢方薬の方が、1包当たりに含まれる薬の量が少し多くなっている。

 

そのため市販の漢方薬は、試しに使ってみたいという人に向いていると言える。

>>> 他の漢方薬の効果・特徴・副作用を見る

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