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ルトラール錠(クロルマジノン)の効果・特徴・副作用

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ルトラール錠(クロルマジノン)の効能・効果

ルトラール錠(成分名:クロルマジノン)は、黄体ホルモン製剤に分類されるホルモン製剤である。

 

より簡単に言うと、ルトラール錠(成分名:クロルマジノン)は「生理のリズムを改善する作用」「月経以外の出血を抑える作用」「ホルモン不足による不妊などを改善する作用」を持つということである。

 

【ルトラール錠の効能・効果】

1:無月経

2:月経周期異常(稀発月経、多発月経)

3:月経量異常(過少月経、過多月経)

4:月経困難症

5:機能性子宮出血

6:卵巣機能不全症

7:黄体機能不全による不妊症

 

ルトラール錠(クロルマジノン)の作用機序

女性ホルモンには、大きく分けて2種類ある。

それが「黄体ホルモン(プロゲステロン)」と「卵胞ホルモン(エストロゲン)」だ。

 

ルトラール錠(成分名:クロルマジノン)は、女性ホルモンの中でも「黄体ホルモン(プロゲステロン)を補う薬」に分類される。

 

黄体ホルモンを補うことにより得られる効果は、大きく分けて3つだ。

それが「生理リズムの改善」、「月経以外による出血の抑制」、「不妊症の改善」である。

 

【黄体ホルモンの効果】

1:生理リズムの改善

2:月経以外による出血の抑制

3:不妊症の改善

 

黄体ホルモンは、卵巣の「黄体」から分泌されるホルモンだ。

分泌された黄体ホルモンは、子宮内膜を充実させることにより生理不順や無月経などの時に生理のリズムを改善」させたり、子宮内膜の維持作用により子宮内膜を剥がれにくくし、月経以外による出血を抑制」する。

 

また黄体ホルモンには、「着床を促す作用」が認められている。

着床を促す作用により「黄体ホルモン不足による不妊症の改善」を期待できる。

 

以上のように、黄体ホルモンを補充することによって様々な効果をもたらすのが、ルトラール錠(成分名:クロルマジノン)である。

 

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ルトラール錠(クロルマジノン)の特徴

ルトラール錠(成分名:クロルマジノン)には、以下のような特徴がある。

副作用が少ない

ルトラール錠(成分名:クロルマジノン)は、副作用の少ないホルモン製剤である。

起こりうる副作用としては「吐き気」や「嘔吐」、「食欲不振」などの消化器症状が挙げられる。

 

これらの副作用は、体が薬に慣れることによって、徐々に軽快していくことが多い。

ただし気持ち悪さが継続したり、日常生活に支障をきたす気持ち悪さであれば、速やかに主治医に相談することが推奨される。

 

男性化の副作用の報告がない

合成黄体ホルモン製剤の中には、女性胎児に対する「男性化作用」が認められているものがある。

しかしルトラール錠(成分名:クロルマジノン)には、男性化の副作用が報告されていない。

 

前立腺肥大症、前立腺がんに使われる

ルトラール錠(成分名:クロルマジノン)は、高用量で前立腺肥大症や前立腺がんの治療に使われることがある。

これはルトラール錠(成分名:クロルマジノン)に、男性ホルモンの働きを抑制する作用が認められているためだ。

 

男性ホルモンの働きを抑制することより、前立腺の肥大や前立腺がんの進行を抑制することができる。

しかし根治させるものではないので、服用をやめてしまうと服用前と同じ状態へ戻る可能性が高い。

 

ルトラール錠(クロルマジノン)の飲み方

通常、ルトラール錠(成分名:クロルマジノン)は、以下の量を服用する。

 

【ルトラール錠の用法・用量】

1日の服用量:2~12mg

1日の服用回数:1~3回に分けて服用

 

*あくまでも原則の用法・用量なので、主治医から指示された通りに服用すること

 

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ルトラール錠(クロルマジノン)の飲み合わせ

ルトラール錠(成分名:クロルマジノン)には、絶対に併用してはいけない併用禁忌となる薬はない。

 

【ルトラール錠の併用禁忌薬】

なし

 

ただし妊娠中であれば、安易な薬の併用は控えるべきである。

なぜかというと、妊娠時期によっては薬による悪影響が胎児に出やすくなるためだ。

(詳しくは、以下の記事参照)

>>> 薬が妊娠に影響を与えやすい時期とは?

 

仮に併用したい薬があるのであれば、主治医または最寄りの薬剤師に相談した上で服用することが推奨される。

ルトラール錠(クロルマジノン)の注意点

ルトラール錠(成分名:クロルマジノン)を服用する際は、以下の点に注意する必要がある。

 

【ルトラール錠の注意点】

◆自己判断で服用量を増やしたり、服用を中止せず、医師の指示通りに服用する

理由:期待する薬の効果を得られなくなるため

 

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ルトラール錠(クロルマジノン)の禁忌

以下に該当する人は、ルトラール錠(成分名:クロルマジノン)を服用してはいけないことになっている。

 

【ルトラール錠の禁忌】

◆重篤な肝障害・肝疾患のある人

理由:肝機能障害が悪化するおそれがあるため

 

ルトラール錠(クロルマジノン)の副作用

ルトラール錠(成分名:クロルマジノン)の主な副作用としては「吐き気」、「食欲不振」、「嘔吐」、「乳房緊満感(乳房が腫れて痛む)」、「むくみ」、「体重増加」などが報告されている。

 

【ルトラール錠の主な副作用】

◆吐き気

◆食欲不振

◆嘔吐

◆乳房緊満感(乳房が腫れて痛む)

◆むくみ

◆体重増加

 

またルトラール錠(成分名:クロルマジノン)には、以下の重大な副作用が報告されている。

 

【ルトラール錠の重大な副作用】

◆血栓症

症状:腹痛、胸の痛み、息苦しさ、頭痛、見えにくい、ふくらはぎの痛み、むくみ等

 

*副作用のような症状が現れた場合は、速やかに主治医に相談すること

 

ルトラール錠(クロルマジノン)を飲み忘れたら

ルトラール錠(成分名:クロルマジノン)を飲み忘れたら、気づいた時にすぐ服用する。

ただし次の服用時間が近い場合は、次の服用時間に1回分だけ服用する。

絶対に2回分を1度に服用してはいけない。

>>> 他のホルモン製剤をチェックする

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