抗リウマチ薬

リウマトレックス(メトトレキサート)は週1回服用をできるのか?

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関節リウマチの代表薬の1つに、リウマトレックス(成分名:メトトレキサート)がある。

リウマトレックス(成分名:メトトレキサート)は複雑な服用方法で有名だが、週1回服用の指示がされる場合がある。

 

そこでこの記事では、リウマトレックス(成分名:メトトレキサート)の週1回服用についてまとめた。

 

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リウマトレックスとは

関節リウマチは、過剰な免疫反応によって引き起こされると考えられている。

この過剰な免疫反応を抑えることによって、関節リウマチに見られる炎症や腫れを和らげるのがリウマトレックス(成分名:メトトレキサート)だ。

 

従来はNSAIDsや他のリウマチ薬を使用しても効果が十分でなかった場合に、リウマトレックス(成分名:メトトレキサート)が使われていたが、今では第一選択薬としても使用可能となっている。

 

【リウマトレックスとは】

◆過剰な免疫反応を抑えることにより、炎症・腫れを和らげる薬

 

リウマトレックスの週1回服用はできるのか

結論から言うと、リウマトレックス(成分名:メトトレキサート)の週1回服用は認められている

2011年2月の添付文書改定により、1週間分の服用量を1回で服用できるようになったのだ。

 

従来リウマトレックス(成分名:メトトレキサート)は、1週間当たりの服用量を1日目の朝・夕食後と2日目の朝食後に分けて服用することが多かった。

このように分割して服用することにより、問題となっていたのが「薬の飲み忘れ」だ。

 

しかし週1回の服用が可能になったことにより、複雑な飲み方をする必要がなくなったので、服用が非常に楽になった。

 

【リウマトレックスの週1回服用】

◆2011年2月の添付文書改定により、週1回での服用が可能になった

 

ただし投与量が1週間当たり8mgを超えている場合は、2回〜4回に分けて服用することが多い。

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週1回服用する際の注意点

服用が楽になるリウマトレックス(成分名:メトトレキサート)の週1回服用だが、デメリットもある。

それが、副作用発現率の上昇が指摘されている点だ。

 

分割して服用していた薬を週1回にまとめて服用することにより、1回分の服用量が多くなる。

その結果、吐き気をはじめとする消化器系の副作用が発現しやすくなると考えられているのだ。

 

【週1回服用の注意点】

◆吐き気などの消化器系の副作用が発現しやすくなる

 

リウマトレックスの副作用を減らすために

リウマトレックス(成分名:メトトレキサート)のよくある副作用として、吐き気や口内炎がある。

これらの副作用を予防する目的で、フォリアミン(成分名:葉酸)が併用される。

(特に週8mg以上を服用する場合や副作用リスクの高い患者の場合は併用されることが多い)

 

なぜォリアミン(成分名:葉酸)がリウマトレックス(成分名:メトトレキサート)の副作用を軽減するかというと、これらの副作用はリウマトレックス(成分名:メトトレキサート)が葉酸の働きを阻害するため生じるからだ。

 

要するに、リウマトレックス(成分名:メトトレキサート)の服用により少なくなった葉酸を、薬として補給することにより副作用を軽減できるのである。

 

ただし、リウマトレックス(成分名:メトトレキサート)の最終服用後24〜48時間後に、フォリアミン(成分名:葉酸)を服用しなければならない。

これは同時に服用することにより、リウマトレックス(成分名:メトトレキサート)の効果が落ちてしまう可能性があるためである。

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