病気

「インフルエンザ」と「風邪」の違いとは?

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風邪とインフルエンザはあまり変わらないものと認識している人はかなり多い。

たしかにどちらも、発熱して頭が重くなり体調が悪くなる。

しかし、実は風邪とインフルエンザにはかなり大きな違いあるのだ。

 

これらの違いを知らないと、不利益を被ることがあるかもしれない。

そこでこの記事では、風邪とインフルエンザの特徴や注意点についてまとめた。

 

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流行する時期の違い

風邪とインフルエンザは「流行する時期」に違いがある。

風邪は冬に多く見られるが、基本的に1年を通して発病する。

 

【風邪の流行時期】

◆1年を通して発病

 

一方インフルエンザは、季節性で冬に流行し、風邪に比べて感染力が強い。

 

【インフルエンザの流行時期】

◆季節性で冬に流行

 

症状の違い

症状が似ていると思われがちな風邪とインフルエンザだが、「症状」にも違いがある。

風邪の症状は主に咳や鼻水、喉の痛みで、発熱も38度以下であることが多い。

寒気や筋肉痛は、風邪で見られることは少ない。

また、発症はゆっくりと進行する。

 

【風邪の主な症状】

◆咳

◆鼻水

◆喉の痛み

◆発熱(高熱ではない)

 

 

一方インフルエンザは、風邪と異なり38〜40℃以上の高熱を伴う。

喉の痛みがあることは少なく、寒気や筋肉痛、関節痛を伴うことが多い。

発症は急激に進む。

 

【インフルエンザの主な症状】

◆38度以上の高熱

◆寒気

◆筋肉痛

◆関節痛

 

まとめると、風邪の症状は鼻や喉の症状が多く症状の現れる部位が限定的なのに対して、インフルエンザは高熱で寒気や体の痛みなどの全身性の症状を伴う。

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治療方法の違い

風邪とインフルエンザは「治療法」にも違いがある。

風邪の場合は治すというよりも、風邪薬や解熱鎮痛薬を服用して症状を抑える対症療法を行う。

 

つまり原因を取り除くわけではなく、「あくまでも症状を和らげるだけ」ということだ。

薬で症状を和らげることによって体を休め、症状が改善するのを待つのである。

 

【風邪の治療】

◆風邪薬や解熱鎮痛薬の服用による対症療法

 

 

一方インフルエンザの場合は、インフルエンザウイルスをやっつける抗ウイルス薬で治療を行う。

つまり風邪とは違い、症状が和らぐのを抑えるのではなく、「原因を取り除く治療」なのだ。

 

ただし必要に応じて、熱を下げる薬や咳止めの薬を併用する。

またインフルエンザはワクチン接種によって、予防することも可能である。

 

【インフルエンザの治療】

◆抗ウイルス薬の服用またはワクチン接種による予防

 

インフルエンザに市販薬は使える?

基本的にインフルエンザのような症状がみられる場合は、市販薬は使わずに速やかに病院へ受診しなければならない。

なぜかというと、市販薬にインフルエンザの治療薬はないからだ。

 

さらに言えば、市販薬を使うと逆効果になってしまうこともある。

例えば、有名な風邪薬の1つ「バファリン」がそれに該当する。

 

バファリンに含まれている解熱鎮痛成分アスピリンをインフルエンザ患者に使うと「インフルエンザ脳症」を発症しやすくる。

インフルエンザ脳症は、5歳以下の小児に特に発症しやすいと言われている。

 

初期症状としては「話しかけても反応が薄い」、「けいれん」、「異常な行動や言動がある」等が挙げられる。

そして進行するのが早く、最悪の場合は死に至ることもある。

 

そのためインフルエンザのような症状が見られるようなら、自己判断で市販薬を使わずに早めに受診するべきである。

 

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まとめ

インフルエンザが疑われるようなら市販薬は使わず、速やかに受診することが望ましい。

また「ワクチン接種」や「手洗い・うがい」、「外出時のマスク着用」、「室内の加湿換気」など、インフルエンザの予防のためにできることは非常に多いので、予防に力を入れるのが最もオススメだ。

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