仕事

「代わりの薬剤師が見つかるまで退職するな」と引き止められた時の対処法

更新日:

 

「代わりの薬剤師が見つかるまで退職はちょっと待って」

こう引き止められたことのある薬剤師は意外と多いと思う。

 

正直、「は?」と思った薬剤師が多いのではないだろうか。

実は僕も以前の職場で「代わりの薬剤師が見つかるまで退職は待って」と引き止められたことがあって、「は?(怒)」と思ったことがある。

 

けっきょく僕は後任の薬剤師が見つかる前に辞めてしまったのだけど、意外と「代わりの薬剤師が見つかるまで待ってくれ」と引き止められて、素直に待ってしまう薬剤師が多いらしい。

 

そこでこの記事では、「代わりの薬剤師が見つかるまで待って」と引き止められて退職できない場合の対処法についてまとめてみた。

 

退職できなくて困っている薬剤師の参考になれば嬉しい。

では本題へ。

 

 

スポンサーリンク

「代わりの薬剤師が見つかるまで退職するな」と引き止められても気にするな

 

結論から言うと、「代わりの薬剤師が見つかるまで退職するのは待って」と引き止められても気にしなくて良い。

 

素直に「じゃあ、仕方ないか。」と待つ必要は全くないのだ。

 

代わりの薬剤師を見つけるのは会社の仕事

「1週間後に辞めます!」と言うのはさすがに急すぎるけど、退職までに1〜2ヶ月くらいの猶予があるのであれば、代わりの薬剤師が見つかる前に退職することになったとしても負い目を感じる必要は全くない。

 

なぜなら、代わりの薬剤師を見つけるのは会社の仕事だからだ。

1〜2ヶ月の猶予があるにも関わらず、代わりの薬剤師が見つからないのであればそれは会社の責任である。

 

「代わりの薬剤師が見つかる前に辞めるなんて気が引けるなぁ」

と思う気持ちも分かる。

 

けど、気が引けるという理由でダラダラ過ごすのは賢い時間の使い方とは言えない。

その時間は2度と戻ってこないのだから、会社のためでなく自分のために使おう。

 

後任の薬剤師がいつ見つかるかは分からない

そもそも後任の薬剤師がいつ見つかるかは分からない。

 

「じゃあ、代わりの薬剤師が見つかるまで待つか」と退職を先延ばしにしてしまうと、そのままズルズルと同じ職場にいる期間が延びていくことになる。

 

なぜ僕が「代わりの薬剤師が見つかるまで退職は待ってと引き止められても無視しろ」と言うのかというと、「退職を待って」と引き止められて実際に待った結果とても後悔しているからだ。

 

僕の場合、退職をズルズル先延ばしにした結果、退職時期が3ヶ月もずれ込むことになった。

 

僕がちゃんと態度で示さなかったのも悪いのだけど、1年の4分の1も無駄にしてしまったわけだ。

(今思うと、会社も本気で後任の薬剤師を見つけようとしていなかったように思う)

 

3ヶ月もあればできることはたくさんある。

時間は有限なのだから、自分のために使おう。

 

何度でも言うが「後任の薬剤師が見つかるまで退職はちょっと待って」を気にしてはいけない。

かつての僕のように確実に後悔することになる。

 

 

代わりの薬剤師を見つけるまでの期限を決めよう

 

代わりの薬剤師が見つかるまで待っているとキリがない。

そこで僕がオススメしたいのが、後任の薬剤師を見つけるまでの期限を決めてしまうという方法だ。

 

「〇月〇日までに後任の薬剤師を見つけてください」と伝えよう

「代わりの薬剤師が見つかるまで待って」と言われたら、

 

「では〇月〇日までに代わりの薬剤師を見つけてください」

 

と伝えてしまおう。

期限を最初に決めてしまうのだ。

 

最初に期限を決めておけば、ズルズルと退職が先延ばしになる可能性を低くできる

 

期限としては最低でも1ヶ月、できれば1ヶ月以上先を目安に伝えたほうが良い。

あまりにも急すぎると見つからないので、そこらへんは配慮しよう。

 

転職先を決めて強引に退職期限を作ってしまうのもアリ

とは言っても、「会社側が威圧的で辞められる雰囲気ではない」とか「代わりの薬剤師を本気で探しているように思えない」ということもあると思う。

 

僕の場合は後者で、明らかに後任の薬剤師を本気で探しているように思えなかった。

そして先ほども書いたように、3ヶ月も退職がずれ込んでしまった。

 

このような場合は退職前に転職活動をして、「この日に新しい会社に入社することになっている」と伝えてしまえば良い

 

締め切りを作ると退職しやすくなる

例えば9月1日を入社日に設定するとしよう。

そうすると、8月31日には確実に退職しなければならなくなる。

 

後任の薬剤師を見つけようとしている気配がなかったので、最終的に僕はこの方法で退職してしまった。

 

このように強制的にゴールを設定することにより、会社は「8月31日までに後任の薬剤師を見つけなければならない」、自分も「何としても8月31日までに辞める」という意識づけをできる

 

入社日は余裕を持って設定しよう

ちなみに転職先の入社日に関しては、余裕を持たせた方が良い。

引き継ぎの時間や有給消化を考慮しつつ、現実的な日にちを設定しよう。

 

どんなに短くても1ヶ月、できれば2ヶ月くらい時間があると良いと思う。

僕は有給があまり残っていなかったので、1ヶ月半くらい先に入社日に設定した。

 

転職サイトに登録すると、コンサルタントが入社日の交渉もしてくれる。

退職前に転職活動をするのであれば、登録しておくことを強くオススメしたい。

 

転職サイトに登録することにより、意識を一気に退職モードへ切り替えることができる。(詳しくは以下の記事)

>> 薬剤師が転職サイトを使うメリット・デメリット-実体験を赤裸々に語る-

 

 

スポンサーリンク

代わりの薬剤師が見つからなくても引き継ぎはちゃんとしよう

 

「後任の薬剤師が見つからなくても、退職を先延ばしにするな」とここまで書いてきた。

 

ただ勘違いしてほしくないのが、喧嘩別れしろと言っているわけではないということだ。

引き継ぎなどのやるべきことはやってから退職しよう。

 

代わりの薬剤師が見つからない場合は組織に引き継ぎをする

退職日までに後任の薬剤師が決まらない場合、引き継ぎの問題がでてくる。

 

この場合、誰に引き継ぎをすれば良いかが問題になるわけだが、「人」ではなく「組織」に引き継ぎをするという感覚で考えると良い。

 

あなたがいなくても仕事の状況が分かるように、資料の整理などをしておこう。

 

例えば僕の場合は在宅医療に従事していたので、担当している患者の性格や服薬上の問題点などを簡潔にまとめた資料を作り、会社に残る人たちが状況を分かるようにしておいた。

 

繰り返しになるが、退職を先延ばしにする必要はない。

しかし、「会社の人が仕事内容をちゃんと把握できない」という状況は作らないようにしよう。

 

できるだけ敵を作らずに退職しよう

薬剤師業界のコミュニティは狭い。

なので、意外なところで前の職場の人と次の職場の人がつながっていたりする。

 

悪い噂はすぐに広がるものなので、できるだけ敵を作らずに退職しよう。

なかには引き継ぎもせず辞めてしまう薬剤師もいるようなのだけど、そういう辞め方はオススメできない。

 

これは会社のためでもあるし、自分のためでもある。

 

もちろん、パワハラなどで精神的につらいというのであればすぐに退職すべきだけど、そうでないのであればやるべきことはやった上で退職したよう。

 

 

まとめ

この記事で何を言いたかったかというと、「代わりの薬剤師が見つかるまで待って」と引き止められても、素直に待つ必要はないということだ。

 

素直に後任の薬剤師を見つかるまで待とうとすると、かつての僕のように退職がずれ込んでしまう。

自分の時間は会社のためではなく、自分のために使おう。

 

引き止められたとしても、断固たる決意で退職するべきだ。

ズルズルと働き続けると確実に後悔することになる。

 

最後に要点を簡単にまとめておく。

 

ポイント

  • 代わりの薬剤師が見つかる前に辞めても問題ない
  • 代わりの薬剤師を見つけるまでの期限を提示しよう
  • 後任の薬剤師が見つからなければ、引き継ぎは人ではなく組織にしよう
  • 転職先の入社日を先に決めておくと、退職しやすい状況を作りやすい
  • 円満退職を心がけ、引き継ぎなどのやるべきことはやった上で退職しよう

 

退職するのは体力がいるけど、引き止めに負けず頑張って退職してほしい。

転職先を決めてしまって、強引に退職期限を作ってしまうのもオススメだ。

 

主な薬剤師転職サイトの違いについては以下の記事にまとめた。

ぜひあわせてチェックしてほしい。

>> 薬剤師転職サイトの違いを徹底比較-実際に使った感想を本音で語る-

 

では。

 

RELATED

-仕事

Copyright© 週刊 薬剤師日記 , 2018 All Rights Reserved.