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薬剤師がフリーターとして働くのはアリか-実践者が本音を語る-

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薬剤師の働き方の1つに「フリーター」がある。

 

フリーターとは簡単に言ってしまうと、正社員以外の就労形態のことを言う。

 

つまり「契約社員」や「派遣社員」、「アルバイト」、「パート」をひっくるめてフリーターと呼ばれている。

 

より厳密には15歳から34歳の若者が対象となるのだけど、話をシンプルにするため、この記事ではフリーターを「正社員以外の就労形態」と定義して話を進めていく。

 

実は僕自身も正社員ではなく、フリーター薬剤師として2年くらい働いている。

 

そこでこの記事では、「薬剤師がフリーターとして働くって実際どうなのか」についてまとめてみた。

 

では本題へ。

 

 

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薬剤師がフリーターとして働くのはアリ

薬剤師がフリーターとして働くのはアリ

 

結論から言うと、薬剤師がフリーターとして働くのはアリだと思う。

僕はフリーター薬剤師にとても満足している。

 

僕がフリーターとして薬剤師をやっている理由

なぜ僕が正社員でなく、フリーター薬剤師をやっているかと言うと、複数の仕事をしているからだ。

 

僕は薬剤師以外にも、「Webメディアの運営」や「プログラミング」でお金を稼いでいる。

 

今の日本では正社員の副業を認めている会社は、残念ながらかなり少ない。

仕事を掛け持ちしたい場合、「正社員」という選択肢を断念せざるを得ないの現状だ。

 

このような理由により、僕は正社員の薬剤師として働くのをやめ、フリーター薬剤師として働くことになった。

 

薬剤師はフリーターでも十分生活できる

はじめに言っておくと、薬剤師はフリーターとして働くだけでも贅沢しなければ十分生活できる。

 

なぜなら、薬剤師は正社員じゃなくても時給が高いからだ。

最低でも2000円はもらえるので、1日8時間・週5日働けば、1ヶ月で30万円くらいは稼げる。

 

週4日・1日8時間働いていた時は、時給2000円以上もらっていたので、薬剤師の年収だけで350万くらいだった。

 

ちなみに派遣だと時給3000円も珍しくないので、正社員よりも働く労働時間にも関わらず、正社員よりも稼げる場合が多い。

 

 

薬剤師がフリーターとして働くメリット

 

では薬剤師がフリーターとして働くメリットは何か。

僕が感じたメリットは以下の3つだ。

 

【フリーター薬剤師のメリット】

  • 自分好みのライフスタイルを送りやすい
  • 転職しやすい
  • 大きな責任を負うことがない

 

メリット1:自分好みのライフスタイルを送りやすい

1つ目のメリットが、自分好みのライフスタイルを送りやすいということ。

 

例えば、「週3日だけフルタイムで働く」のも良いし、「満員電車が嫌だから、午後から出勤して夜遅くまで働きたい」みたいな感じで、働き方を選択できる。

 

僕は先ほども書いた通り、週4日だけ薬剤師として働き、それ以外の日は違う仕事をしている。(詳しくは以下の記事)

>> 薬剤師として週休3日で働くメリット・デメリットとは?-実践者が赤裸々に語る-

 

僕は飽き性なので、このような働き方をすることにより、かなりメリハリのある生活をできるようになった。

 

薬剤師全員にフリーターがオススメとは思わないけど、ライフスタイルを重視したい薬剤師にとっては非常にオススメだ。

 

メリット2:大きな責任を負うことがない

メリットの2つ目が、大きな責任を負うことがないということ。

 

勘違いしてほしくないのだが、これは適当に仕事をしてもOKという意味ではない。

 

「薬局長になったりすることがない」という意味である。

投薬でミスなどしたら、当然あなたが責任を負うことになるので注意してほしい。

 

勤続年数が長いと管理薬剤師に指名されやすいけど、フリーターであれば指名されることはまずない。

 

薬剤師は「管理職になりたくない」という人が多いので、管理職などの責任のあるポジションに指名されないのはメリットと言えるだろう。

 

メリット3:転職しやすい

3つ目が転職しやすいということ。

正社員として働くよりも、フリーターの方が仕事は辞めやすい。

 

なので、「ちょっと今の職場は合わないな」と感じた場合でも、次の職場を探すというアクションを取って、すぐに切り替えが可能だ。

 

フリーター薬剤師のメリットは、自分中心にライフスタイルを作れるのがとても良いところだと思う。

 

 

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薬剤師がフリーターとして働くデメリット

 

薬剤師がフリーターとして働くデメリットとしては、以下の3つが挙げられる。

 

【フリーター薬剤師のデメリット】

  • 世間体が良くない
  • ボーナスが出ない
  • キャリアの幅が狭くなる

 

デメリット1:世間体がよくない

まずフリーター薬剤師は、世間体が良くない。

どうしても社会的信用が正社員に比べて落ちてしまう。

 

これは直感的にも分かるだろう。

大学を卒業した人がフリーターをしていたら「この人、大丈夫なの?」と思うはずだ。

 

僕はそこまで他人の目が気にならない方なので全く大丈夫だったのだけど、他人の目を気にしがちな人はフリーター薬剤師は向いていないと思う。

 

デメリット2:ボーナスが出ない

2つ目がボーナスが出ないということ。

全て時給換算なので、ボーナスはもらえない。

 

ただし、個人的な体感ではあるけど、雇われて少しのボーナスをもらうよりも、自分のライフスタイルを中心に生活できると幸福度は上がる。

 

なので、少しフリーター薬剤師をやってみて、「やっぱり自分には合わない」と感じるなら、正社員になるという選択肢もアリだと思う。

 

デメリット3:キャリアの幅が狭くなる

デメリットの3つ目が、キャリアの幅が狭くなるということ。

 

先ほども書いたように、フリーター薬剤師だと管理職などには基本的になれない。

 

そのため、キャリアの幅は必然的に狭まってしまう。

 

さらに言うと、職場によっては、フリーター薬剤師には投薬のみしかやらせてくれないこともあるらしい。(僕は投薬にプラスして在宅医療にも重視している)

 

なので、「仕事が投薬だけなのはいやだ」と言う場合は、仕事を探すときに転職コンサルタントにしっかり伝えておこう。

 

 

フリーター薬剤師が向いている人とは

フリーター薬剤師が向いている人とは

 

フリーター薬剤師が向いている人には2種類のタイプがいると思う。

 

フリーター薬剤師はこんな人にオススメ

具体的には、いかに該当する人にオススメだ。

 

こんな方におすすめ

  • 薬剤師以外にやりたいことがある
  • 1日8時間・週5で働きたくない

 

薬剤師以外にやりたいことがある

1番オススメしたいのは、薬剤師以外にもやりたいことがある人だ。

 

「半年海外・半年薬剤師」みたいな生活をしている人は意外といる。

僕が実習生だったときにもいたし、この前転職活動していた時もいた。

 

僕みたいに「他の仕事をしたい」という理由でも良いと思う。

 

ちなみに僕が転職活動をしていた時にある薬局で聞いたのだが、その薬局では薬剤師をやりながら「会計士をやっている人」や「税理士をやっている人」もいるとのことだった。

 

ケツメイシのRyoさんのように薬剤師をしながら音楽活動をしても良いだろうし、武内直子さん(セーラームーンの作者)のように薬剤師をやりがなら漫画を描くのも良いと思う。

 

薬剤師であれば変則的な働き方をしやすいので、やりたいことがあるのなら本当にオススメだ。

 

1日8時間・週5で働きたくない薬剤師

次にオススメなのが、1日8時間・週5で働きたくない薬剤師だ。

 

そもそも1日8時間・週5働くという働き方は、全員に最適化されているわけではない。

 

正直、僕も違う仕事であれば1日8時間以上働けるけど、薬剤師だけやれと言われたらキツイものがある。

 

フリーター薬剤師であれば、「週3日だけフルタイムで薬剤師として働く」のも良いし、「午前中だけ働く」とか「夜勤だけ」といった働き方を選択可能だ。

 

自分の働きたいように働けるのは、あなたが思っている以上に快適だと思う。

 

フリーター薬剤師は少数派だけで意外といる

転職コンサルタントに聞いてみれば分かるけど、フリーター薬剤師は意外といる。

 

もちろん少数派ではあるけど、あなた以外にも「フリーター薬剤師になろうかなぁ」と悩んだ結果、フリーター薬剤師になった人はけっこういるのだ。

 

今思うと、実習生の時に半年海外・半年薬剤師の存在を知れたので、僕は幸運だったように思う。

 

当時の僕は「えっ、そんな働き方で大丈夫?」と思ったのだけど、社会人になって彼女がなぜそんな働き方をしているか少し分かった気がした。

 

正社員として働いていると、一つの仕事にコミットする必要があるため、普段の生活に刺激がなくなってしまいがちだ。

 

僕も薬剤師以外の仕事をしていなかった時は、「生活するために働いている」感じだったので、正直に言って退屈だった。

 

彼女のように「半年間働いて半年海外に行く」という極端な生活を勧めるわけではないけど、自分のライフスタイルを中心にして生活できるのはストレスも少なく、個人的にはかなりオススメだ。

 

薬剤師は安定した仕事である上時給も高いので、いろんなことに挑戦しやすい。

このメリットを活かさない手はないだろう。

 

 

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フリーターをやりたい薬剤師はどのように仕事を探すべきか

フリーターをやりたい薬剤師はどのように仕事を探すべきか

 

仕事の探し方だけど、薬剤師転職サイトを使うと効率よく仕事を見つけられるのでオススメだ。

 

薬剤師転職サイトを使うときの注意点

薬剤師転職サイトを使うときの注意点としては、条件をできるだけ具体的に伝えるということだ。(まぁ当たり前なのだけど)

 

例えば、こんな感じだ。

 

【例】

  • 週4日・1日8時間だけ働きたい
  • 自宅から30分以内
  • 時給2000円以上ほしい
  • 雇用形態はパートが良い

 

あくまでも、これは例である。

他にも希望条件があるなら、それをちゃんと伝えよう。

 

「嫌がられないかな」と気を使う必要はない。

それが転職コンサルタントの仕事なのだから、遠慮せず伝えるべきだ。

 

フリーター薬剤師をやりたい場合はパートと派遣どっちが良いか

たぶんパートと派遣どっちが良いかだけど、それぞれメリット・デメリットがある。

 

なので、メリット・デメリットを考慮した上で決めよう。

 

派遣またはパートで働くメリット・デメリット

薬剤師は派遣とパートどっちで働くのが良いか-メリット・デメリットを解説-という記事でも書いたけど、それぞれのメリット・デメリットはこんな感じだ。

 

【派遣のメリット】

  • 時給が高い
  • 自分の予定にあわせて働ける
  • 色々な職場で働ける
  • 正社員やパートなど雇用形態も変更可能

 

【派遣で働くデメリット】

  • 次の働き口が見つからないリスクがある
  • 希望条件と相違が出る可能性がある
  • 投薬がメインになりやすい

 

【パートのメリット】

  • 継続的に働ける
  • 昇給がある
  • 会社負担で勉強会・研修会に参加できる

 

【パートのデメリット】

  • 色々な会社で働けない
  • 派遣の方が給与が良い

 

 

派遣・パートが向いている人

個人的な感想ではあるけど、派遣・パートが向いているのは、以下に該当する人だ。

 

働き方を決める参考にどうぞ。

 

派遣に向いている人

  • たくさん稼ぎたい
  • 諸事情で短期間だけ働きたい
  • いろんな職場で働きたい

 

パートに向いている人

  • 派遣で働くメリット・デメリットを聞いて派遣では働けないと感じた

 

大手転職サイトのファルマスタッフなら、派遣・パートどちらの求人も取り扱っている。

なので、派遣・パートどちらの求人も紹介してもらいたいという場合にオススメだ。

 

もちろん、ファルマスタッフは無料で利用できる

 

 

 

より詳しいファルマスタッフの感想については、以下の記事をどうぞ。

>>【暴露】ファルマスタッフを使って転職したので感想を淡々と語る

 

 

他の薬剤師転職サイトと比較したい場合は、以下の記事がおすすめだ。

>> 薬剤師転職サイトの違いを徹底比較-実際に使った感想を本音で語る-

 

 

まとめ

薬剤師がフリーターとして働くのは、個人的にけっこうオススメだ。

 

ただ、以下のようなメリット・デメリットがあることは頭の隅に置いておこう。

 

【フリーター薬剤師のメリット】

  • 自分好みのライフスタイルを送りやすい
  • 転職しやすい
  • 大きな責任を負うことがない

 

【フリーター薬剤師のデメリット】

  • 世間体が良くない
  • ボーナスが出ない
  • キャリアの幅が狭くなる

 

参考になれば嬉しい。

では。

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