仕事

従業員への報い方は出世でなくても良いのでは?

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会社が従業員への成果に報いる方法として出世がある。

仕事で成果を挙げたら、より上のポジションへ引き上げ、より責任のある仕事につかせるのである。

 

なかには会社が従業員を出世させることによって、従業員の成果に報いるのは当たり前だと思う人もいるかもしれない。

しかし、僕は以前からこの考えに違和感を持っていた。

というわけで、この記事では出世という報い方について書いていく。

 

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なぜ出世させるのか

そもそもなぜ出世という形で、会社は従業員の成果に報いようとするのだろうか。

僕が以前、勤めていた会社の上司によると従業員に「成長の機会を与えたい」から出世という手段をとるそうだ。

 

僕は正直この回答を聞いたとき、強い違和感を覚えた。

なぜなら人は出世しなくたって成長することは可能だからだ。

 

出世しなくても学ぶことはできるし、能力を向上をさせることだってできる。

成長の機会を与えるために出世させるというのは、短絡的な考え方な気がしてならない。

 

会社が従業員の成果に報いるために出世という手段をとる理由として、もう1つ聞いたことがあるのが、従業員の持つ名性欲を満たすためというものだ。

 

人間は「誰かに認められたい」という願望を持っている。

それを満たしてあげるために出世という手段をとるのである。

 

しかし僕はこの理由に関しても、ちょっと違うのではないかと思う。

別に出世させなくたって、その人の能力を賞賛し認めてあげることはできるはずだからだ。

このように、会社が従業員に報いる方法として出世を選択する理由はいまいち釈然としない。

 

適材適所という考え方の欠如

僕が出世という報い方に疑問なのは先ほど挙げたことも理由の1つなのだが、最も大きな理由は適材適所という考え方が欠如しているように思うからだ。

サッカープレイヤーとしては優秀だったけど、監督になると結果が出せない人がいるように、一般企業に勤める人間にもこの法則は当てはまるのではないかと思う。

 

例えば、現場で働いている時は一流だったとしても、部長に昇進したら三流になってしまったという話はよく聞く。

逆にマネジメントは得意だけど、現場で働く能力は高くないということだってあるだろう。

 

このように出世したからといって、出世する前のように大きな成果を挙げられるとは限らない。

むしろ向いていない仕事を割り当てられることによって、仕事の生産性が大きく下がる可能性だってある。

 

これでは顧客も受けるサービスが下がって困るだろうし、従業員も満足感が得られない、会社も売上が下がるという誰も得をしない状況が生まれてしまう。

まさに負のスパイラルだ。

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出世以外のキャリアパスもあって良いのでは?

出世という手段も適材適所を考えて使えば効果はあると思う。

しかし、「こいつは仕事できるから昇進させとくか」というのはあまり好ましくない。

繰り返しになるが適材適所の視点がすっぽりと抜け落ちているからだ。

 

キャリアパスとして出世の階段を昇るという選択肢は、これまで通りあっても良いと思うが、専門性を高めて現場で働くという選択肢がもっと広まっても良いのではないだろうか。(当たり前だが、仕事の成果に応じた給与であることが前提で)

 

マネジメントする立場の人はたしかに重要だ。

しかし現場で働く優秀な人材も、同じように重要な存在である。

 

出世してマネジメントする立場の人が評価されて、現場で働いている優秀な人は正当な評価がされづらいという現実はあるものの、僕はそういったリーダー的存在だけではなく、プレイヤーとして優秀な人だって同じように評価されるべきだと思う。

 

まとめ

人には向き不向きがある。

現場で優秀な人は現場でその能力を発揮すれば良いし、マネジメントが得意ならマネジメントをやれば良い。

「現場では優秀だから、とりあえず昇進させ」とけという考え方には断固として反対したい。

 

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