プログラミング

薬剤師がプログラミングを学ぶ意味はあるのか

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薬剤師をやりつつプログラミングを始めてから4年弱になった。

 

この4年間、途中で勉強をやめたり始めたりを繰り返していたのだけど、簡単なWEBサービスやアプリであれば作れるようになった。

 

そこでこの記事では、振り返りという意味で「薬剤師がプログラミングを学ぶ意味について」書いてみた。

 

では本題へ。

 

 

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薬剤師の僕がプログラミングを始めて感じたメリット・デメリット

薬剤師の僕がプログラミングを始めて良かったこと

 

まずプログラミングを始めて感じたメリット・デメリットから書いていく。

 

薬剤師がプログラミングを始めて感じたメリット

僕がプログラミングを始めて感じたメリットは2つある。

 

メリット1:良い意味で怠惰になった

1つ目のメリットが、良い意味で怠惰になったということ。

 

プログラマの美徳の1つに「Laziness(怠惰)」というものがある。

要するに、「面倒な仕事は効率化してうまくサボろうぜ」ということなのだけど、薬剤師として働くときも「もっと楽に仕事ができるようにならないか」を自然と考えられるようになった

 

例えば、ゴミ箱の位置を少し変えるだけでも仕事が捗り方は変わってくる。

すごく小さなことでも、小さな変化の積み重ねが生産性を上げるのだ。

 

*勘違いしてほしくないのだが、薬剤師として雑に働くようになったという意味では決してない。

 

メリット2:スキルが身についた

2つ目のメリットが、スキルが身についたということ。

 

僕にはエンジニアの弟がいるのだけど、彼に僕が作ったプロダクトを見せたら、このレベルであれば実務経験がなくてもWEBエンジニアとしての就職先は見つかるだろうとのことだった。

 

趣味で始めたプログラミングだったけど、これは嬉しい誤算だった。

人生100年時代と言われて久しいけど、一つの職業に縛られる必要がなくなったのは素直に嬉しい。

 

ちなみに僕が作ったプロダクトはこちらからチェックできるのでぜひ。

>> 薬剤師の僕がプログラミングして作ったWEBサービス・アプリ【まとめ】

 

薬剤師がプログラミングを始めて感じたデメリット

プログラミングを始めて感じたデメリットは2つある。

 

デメリット1:薬の勉強に割く時間が少なくなった

デメリットは薬の勉強に割く時間が少なくなったということが挙げられる。

 

当たり前だけど、時間は有限だ。

そのためプログラミングをするということは、他の何かをするための時間がなくなることを意味する。

 

以前、僕は薬の勉強のために、薬に関する記事をこのブログに毎日書いていた。

当時は月20万PVくらいあったのだけど、今では完全にやめてしまっている。

 

これはプログラミングに力を入れ始めたからに他ならない。

(もちろんプログラミングだけのせいではないが)

 

デメリット2:薬剤師としての専門性が中途半端になる

2つ目のデメリットが、専門性が中途半端になるということ。

 

これはデメリット1にもつながるのだけど、薬剤師にフルコミットしている人に比べると、どうしても能力は落ちてしまう

 

薬の勉強をする代わりにプログラミングをしているんだから当たり前である。

 

少し話は変わるけど、この前Twitterで「絶対にフォローするべき薬業界のツイッタラーまとめ」というツイートを見かけた。

で、僕もこの中に入れてもらえたのだけど、個性の軸周辺の右の方に僕は位置している。(薬の瓶のアイコン)

 

 

僕の観察した限りでは、正統要素が高いと薬剤師としての専門性も高い。

(本当に専門性が高いかは分からないけどTwitter上ではそう見える)

 

なので、前から「薬剤師としての専門性、僕は微妙かもしれん」と思っていたのだけど、このツイートを見て「やはりそう見えるよね」と正直笑ってしまった。

 

ただ傷ついたりとかは全くしていなくて、「へー、他の人からはこう見えてるんだぁ」と色々と気づかされることがあって面白かった。

 

なので、このマトリクスに取り上げてもらえて良かったなと思う。

(取り上げていただき、ありがとうございます!)

 

 

薬剤師がプログラミングを学ぶ意味はあるのか

薬剤師がプログラミングを学ぶ意味はあるのか

 

では、薬剤師がプログラミングを学ぶ意味はあるのだろうか。

結論から言ってしまうと、ほとんどの薬剤師にとってプログラミングを学ぶ意味はないと思う。

 

プログラミングで意味のあるプロダクトを作れるのは一握り

なぜほとんどの薬剤師にとってプログラミングを学ぶ必要がないかというと、意味のあるプロダクトを作れる人なんてほとんどいないからだ。

 

車輪の再発明という言葉がある。

簡単にいうと、「すでに世の中にある物・技術などをもう1度イチから作ること」を指す。

 

例えば、YouTuberは自らYouTubeのような動画配信プラットフォームを開発したりはしない。

もしそんなことをやっていたら、多くの人はアホだと思うだろう。

 

しかしプログラミングをできる人ほど、この車輪の再発明の罠に陥りがちだ。

要するに、生産性にほとんど貢献しないのである。

 

薬剤師として生きていくのであれば、プログラミングスキルを磨くよりも、エクセルなどの既存サービスを使いこなせるスキルがあった方が、格段に生産性に貢献する

 

このように考えると、あえて薬剤師がプログラミングを学ぶ意義は少ないように思う。

 

薬剤師としての能力を高めるための勉強をした方が良い

薬剤師と他の職業の差別化ポイントは「薬の知識」だ。

薬剤師として生きていくのであれば、薬剤師としての能力を高めるための勉強をした方が確実に良い。

 

わざわざプログラミングを学ぶ必要性はかなり低い。

どうしてもITを活用して薬剤師としての能力を活かしたいのなら、プログラミングを学ぶよりも、ブログで薬や健康に関する情報発信をする方が格段に役立つと思う。

 

正直、プログラミングは過大評価され過ぎている。

 

 

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プログラミングを学ぶのがオススメの薬剤師とは?

 

ここまで薬剤師がプログラミングを学ぶ意義について、少し否定的に書いてきた。

けど、以下に該当する薬剤師なら、プログラミングを学ぶのはオススメだ。

 

【こんな薬剤師にオススメ】

  • プログラミングで作りたいものがある
  • プログラミングに興味がある

 

1:プログラミングで作りたいものがある

まずオススメしたいのが「プログラミングで作りたいものがある薬剤師」だ。

もちろんうまくいく可能性の方が低いとは思うけど、もしかしたら作ったプロダクトが多くの人に良い影響を与えるかもしれない

 

さらに言えば、「〜作りたい」という動機は本当に強いので挫折しにくいというメリットもある。

 

作りたいものがあるのなら、プログラミングをはじめることを強くオススメしたい。

一緒に頑張りましょう。

 

逆に特に作りたいものはないけど「お金を稼ぐスキルを身につけるため」とか「薬剤師を辞めたいから」みたいな動機の場合は、途中で挫折する可能性が極めて高いのであまりオススメしない。

 

そういう場合は、嫌いじゃないことを仕事にする道を模索した方がベターのように思う。

 

2:プログラミングに興味がある

次にオススメしたいのが「プログラミングに興味がある薬剤師」だ。

 

薬剤師以外の分野に足を踏み入れることにより、視野が広がるという効用は間違いなくある

 

レオナルド・ダ・ヴィンチは、モナ・リザを書くのに15年以上を費やしたそうだ。

なぜこんなに時間がかかったかというと、レオナルド・ダ・ヴィンチは絵を描くだけではなく球面を照らす光の研究もしていたためである。

 

実はこの研究が、モナ・リザが傑作となった理由だと言われている。

この光学の研究で得た知見を絵に応用した結果、絵に立体感が生まれ、モナ・リザが完成したからだ。

 

今まで書いてきた通り、薬剤師として働く上でプログラミングは「余計なこと」になる可能性がある。

しかし、「余計なこと」がきっかけとなって、新しいアイディアが生まれることだってあるのだ。

 

そういった意味で、プログラミングに興味があるのであれば、薬剤師がプログラミングを学ぶ意義はあるように思う。

 

 

まとめ

まとめると、ほとんどの薬剤師にとって、あえてプログラミングを学ぶ意味はないと思う。

プログラミングをイチから学ぶよりも、ブログを作って情報発信をした方が世の中の役に立つだろう。

 

しかし、いかに該当するのであれば、プログラミングは本当にオススメだ。

 

【こんな薬剤師にオススメ】

  • プログラミングで作りたいものがある
  • プログラミングに興味がある

 

プログラミングの勉強法については以下の記事にまとめた。

興味があればぜひ。

>> ガチ初心者でもできるWEBプログラミング勉強法-どこから勉強すればいいの?-

 

参考になれば嬉しい。

では。

 

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