【感想】『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』が面白い件について

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とうとう薬剤師を題材にしたマンガ『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』の1巻が発売された。

 

薬剤師が題材のマンガということで連載が決まった時から注目していたのだけど、さっそく購入して読んでみたので感想をつらつらと書いていこうと思う。

 

 

 

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『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』の感想

アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 1 (ゼノンコミックス)

 

結論から言うと、『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』はとても面白く読めた。

 

『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』のあらすじ

主人公は、薬剤師の葵みどり。

総合病院で働く薬剤師2年目の女性だ。

 

このマンガは、葵みどりが処方ミスを発見し疑義照会したところ

 

「そんなケアレスミスで連絡してくるな!!(怒)」

 

と医師に言われてしまう場面から始まる。

おそらく薬剤師なら1度は経験のあるシチュエーションだろう。

 

薬剤師あるある過ぎて泣いた(泣いてない)

 

そんな理不尽なことにぶち当たり、「もしかして薬剤師っていらなくない?」という葛藤を抱えつつも、薬剤師という仕事に対して真摯に向き合う葵みどりの姿が描かれている。

 

『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』を読んで思ったこと

主人公の葵みどりは、正義感が強い。

 

理不尽なことがあったり、「これはおかしい」と思うようなことがあったら、能動的にアプローチして解決しようとする。

 

彼女の姿を見ていて、「今の薬剤師に足りないのは、この能動的な姿勢なのかもな」と思った

 

多くの人は他人の仕事なんて興味がない。

だからこそ「薬剤師はこんなことができる!」と主張していかないことには、周りに薬剤師の存在価値を認めてもらうのは難しい。

 

僕の感覚だと、薬剤師はおとなしくて自己主張する人が少なく、葵みどりのように医師が変なことを言ったときに食ってかかるようなことはしないと思う。

 

「医師が言っているなら仕方ない。。」と思って終わりにしている人がほとんどではないだろうか。

 

葵みどりのように「自分の意見はちゃんと言うこと」は当たり前と言えば当たり前のことなのだけど、周りとの摩擦を恐れてしまい、これを実践するのはけっこう難しい。

 

けど、まず間違いなく今の薬剤師に足りない能力の1つだと思う。

 

もちろん『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』はマンガなので、だからこそ上手くいっているという側面もあるけど、僕は色々と考えさせられてしまった。

 

また薬剤師の仕事がつまらない理由とその解決策についてという記事でも書いたけど、能動的な姿勢は仕事を充実させてくれると思う。

 

薬剤師という仕事にモヤモヤを感じている人は、何かしら気づきを得られるかもしれない

 

興味があればぜひ。

 

 

 

漫画家の想像力はすごいという話

 

僕は年間100冊以上マンガを読むのだけど、常々思っていることがある。

それは「漫画家さんの想像力はめっちゃすごい」ということだ。

 

漫画家の想像力はすごい

僕が「漫画家さんの想像力、すげー!」と特に思ったエピソードがある。

宇宙兄弟というマンガだ。

 

このマンガは宇宙飛行士の兄弟を描いた物語なのだけど、作中で描かれている「宇宙飛行士候補者選抜試験」は、JAXAが実際に行なっているものを正確に描写している。

 

けど、これはJAXAが作者の小山先生に教えたものではない。

小山先生が宇宙飛行士関連の本を読みまくって、「自分だったらどんな試験をするだろう?」と想像を膨らませた結果、リアルな描写に近づいたのだという。

 

何が言いたいかというと、漫画家さんの想像力が現実世界を描き出してしまったのである。

 

例えば、僕たちは当たり前のようにスマートフォンを使っている。

けど、スマホのようなデバイスは、かなり昔のマンガでも描かれていた。

 

今話題のAI(人工知能)だってそうだ。

ずっとマンガの世界では存在していた。

 

現実世界にないものがマンガで生まれて、それに現実世界が追いついていく。

これってとてもすごいことではないのだろうか?

 

漫画家の想像力×薬剤師の組み合わせが楽しみ

なぜ「漫画家の想像力ってすごいんだよ」という話をしたかというと、『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』を読んで、漫画家の想像力×薬剤師のシナジーが楽しみだなと思ったからだ。

 

もしかしたら「漫画家に何が分かる」と思っている薬剤師もいるかもしれない。

けど、違うバックグラウンドを持つ人の視点はとても大事だと思う。

 

なぜかというと、同じ仕事をしていると固定概念で凝り固まってしまうからだ。

違う業界の人のメガネは曇っていないので、ニュートラルな視点で物事を見ることができる。

 

一般人よりも想像力豊かな漫画家がどのように薬剤師を描き出すのか。

葵みどりの物語がどんな結末になるのか興味が尽きない。

 

薬剤師なら楽しめると思うので、ぜひチェックしてみてほしい。

 

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