仕事 薬剤師の転職

薬剤師は常に「退職」を意識しながら働こう

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僕は常に「退職」を意識しながら、薬剤師として働いている。

これは新卒で入った調剤併設型ドラッグストアの時もそうだったし、転職した薬局でも同じだ。

「キツい」と思ったら、すぐに辞めようと思って働いている。

 

もしかしたら退職を意識しながら働くなんて「なんてネガティブな奴なんだ」と思う人もいるかもしれない。

しかし退職を意識しながら働くことは、全く悪いことではなく、むしろメリットの方が大きいと近ごろよく思う。

 

そこでこの記事では、なぜ僕が「退職」を意識しながら働いているのかについてまとめた。

薬剤師で「仕事が辛い」とか「キャリアアップに悩んでいる」という人にとって、多少は参考になるかと思う。

 

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新卒で入社した会社の話

僕が新卒で入社した会社は、調剤併設型ドラッグストアだった。

配属される店舗によるものの、入社前からなかなかハードワークな会社だと聞いていたので、そんなに長く働けるとは思っていなかった。

 

僕はアルバイトも積極的にする方ではなく、1年以上続いたバイト自体がなかったので、「社会に出て働くこと」に対する不安が大きかったのだ。

 

そこで「キツくなったら会社は辞める」と、あらかじめゴールを設定することにした。

そもそも就職は、運の要素がかなり強い。

当たりを引ける人もいるだろうが、ハズレを引く方が多数派だ。

 

投資の世界には「損切り」という言葉がある。

要するに「損が〇〇円になったら損を確定させる」と決めておき、損がさらに拡大しないようにするのだ。

 

何が言いたいかというと、僕は撤退する基準をあらかじめ決めてから、新卒の会社で働き始めたのである。

こう考えると、退職という退路を確保した上で働き始めるのは、非常に理にかなった手段と言えるだろう。

 

退職を意識するメリット

入社したばかりの僕は「退職を意識しながら働くのは、社会に適応できていないだけではないか」と考えていた。

しかし今では、退職を意識しながら働くことには、多くのメリットがあるとよく思う。

 

最も大きな利点が「精神的に楽になる」という点だ。

例えば、厄介そうな仕事を振られたとしても「面倒だなぁ」ではなく、「いつ辞めるか分からないし、とりあえず経験としてやってみるか」と考えることができた。

 

もちろん全ての仕事を前向きに捉えた訳ではない。

ドラッグストアの薬剤師によくありがちな「お菓子や日配品の品出し」といった仕事は最後まで前向きになれなかったけど、もともと興味のなかった市販薬の販促などは楽しかった。

 

ゴールを意識していると、煩わしい仕事自体も新鮮に思えた。(ただし全ての仕事ではない)

実際にやってみないことには「自分に向いているか・向いていないか」なんて分からないし、新しい仕事をとりあえずやってみるのは非常に重要なことだ。

 

けっきょく「ドラッグストアで薬剤師として働くのは、あまり向いていない」と思って、転職することになったのだけど、「向いていないことが分かって良かった」と今では考えている。

 

ちなみにドラッグストアで働いていた時のことは、以下の記事が詳しい。

>>> ドラッグストアを辞めたい薬剤師向け転職の手引き

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ゴールを意識する重要性

遅かれ早かれ、みんな会社は辞めることになる。

定年まで働き続ける人もいれば、数週間で退職する人もいるだろう。

 

薬剤師は特に離職率の高い職種だ。

定年まで働き続ける人は、ごく少数派で、確実に「退職」は現実のものとなる。

 

「死を意識すると、日常生活が色づき始める」という話をよく聞く。

最近、某有名人が、ガンが原因で亡くなったけど、その人のブログを読んでいると、いかに前向きな気持ちで生きていたかがよく分かる。

「死を意識すると、日常生活が色づき始める」という話は、本当なのだろう。

 

死と同じように、退職を意識することも同じなのではないだろうか。

実際、僕自身は退職を意識することによって、面倒な仕事もかなり新鮮な気持ちで取り組めるようになった。

 

もちろん全ての労働環境で、退職を意識すれば労働環境が改善されるという訳ではない。

例えば薬剤師の職場は閉鎖的な空間であるため、イジメ・パワハラに関する話はよく聞く。

 

しかし「退職を常に意識しながら働く」ことによって、多少は精神的に楽になるのではないかと思う。

(ただし、あまりにも精神的にキツイ場合は転職を考えよう。)

>>> 薬剤師転職サイトのおすすめはどれ?-現役薬剤師が徹底解説-

 

退職を考えながら働くことのススメ

「退職を常に考えながら働く」と聞くと、ネガティブな印象を受けるかもしれない。

しかし僕は、かなり多くのメリットがあるように思う。

 

先ほど損切りの例を出したけど、あらかじめ撤退ポイントを決めておかないと、損はドンドン拡大していく。

昨今、仕事で精神疾患を煩う人が増えつつあるが、「退職」を意識しないことによって、大きなダメージを受けることになるかもしれない。

 

仮に今の仕事が充実しているとしても、退職を意識しながら悪いことではない。

むしろ全ての労働者にとって、「常に退職を意識すること」は、メリットとなりうるのではないだろうか。

 

*繰り返しになるが、あまりにも精神的にキツイ場合は転職を考えよう。

>>> 薬剤師転職サイトのおすすめはどれ?-現役薬剤師が徹底解説-


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