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週刊 薬剤師日記

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【危険】薬剤師が絶対に言ってはいけない退職理由とは?

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「上司に退職理由をなんて伝えよう?」

これは退職を決意した薬剤師が、必ずと言ってもいいほど悩む問題だ。

 

たしかに退職理由が考えられるので、迷ってしまうのは無理もないだろう。

けど、絶対に言ってはいけない退職理由があるのをご存知だろうか?

 

そこでこの記事では、僕の退職体験をもとに「絶対に言ってはいけない退職理由」や「どのような退職理由を伝えるのがベストか」についてまとめてみた。

 

では本題へ。

 

 

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薬剤師が絶対に言うべきでない退職理由とは?

薬剤師が絶対に言うべきでない退職理由とは?

 

退職するときに悩むのは、どんな退職理由を伝えるべきかだと思う。

最初に注意点を言うと、会社に対する不満を退職理由にしてはいけない

 

よく「もう退職するのだから、会社の不満をぶちまけて退職しよう」とする薬剤師がいる。

 

しかし僕の経験上、これは絶対にしてはいけない。

会社への不満を退職理由にしちゃいけない理由は以下の3つだ。

 

【理由】

  1. 薬剤師業界は狭い
  2. 退職を引き止める
  3. 退職までの期間がつらい

 

理由1:薬剤師業界は狭い

1つ目の理由が、薬剤師業界は狭いということ。

例えば、今の職場の薬剤師と、あなたの転職先の薬剤師が実は知り合いなんてことは珍しくない

 

意外と薬剤師業界は横のつながりがある

意外と薬剤師業界は横のつながりがある。

特に経営者は、その傾向が顕著だ。

 

例えば、中小薬局の経営者は、「あそこの薬局の社長は友達だよ」とかみたいなことをよく言っていたりする。

 

最後に不満をぶちまけて退職したい気持ちはとてもよく分かる。

 

しかし「薬剤師の業界は狭い」ということを頭に隅において、気持ちをグッと抑えるのが得策だ。

 

不満をぶちまけると転職先でマイナスからのスタートになるかもしれない

あなたが上司に会社の不満をぶちまけて、「もう退職する!」と伝えたとしよう。

 

その時は気持ちがスカッとするかもしれない。

けど、もし転職先の会社に今の上司の知り合いがいたらどうだろう?

 

本当に会社側が悪くて、あなたの不満が正当なものだったとしても、あなたの印象の悪化は避けられない。

 

今の上司が不満をぶちまけて退職したことを転職先の薬剤師にチクったとしたら、次の会社でマイナスからのスタートになってしまう。

 

せっかく新しいスタートを切ろうとしているのに、マイナスからのスタートでは非常にもったいない

 

理由2:引き留める理由を与えることになる

会社の不満を退職理由にすると、会社側に引き止める理由を与えることにもなる。

 

不満が解決すると退職する理由がなくなる

例えば、あなたが「薬局の残業時間が長すぎるから辞めたい」と上司に伝えたとしよう。

 

そうすると、上司はこんなことを言うだけで、簡単にあなたの退職を引き止めることができてしまう。

 

「分かった。残業の少ない薬局に異動できるように手配しよう」

 

このように「不満を解決する」と言われてしまったら、あたなが退職する理由はなくなってしまうのだ。

 

例えば「薬局長と合わない」という人間関係の理由であっても、異動すれば解決可能となる

意外とあなたの不満は、会社が本気をだせば解決できてしまうのである。

 

不満を伝えると、確実にシコリが残る

不満を言って問題が解決できたので、転職する必要がなくなったとしよう。

しかし、これで「めでたし、めでたし」と思ったら大間違いだ。

 

同調圧力の強い日本社会では、「不満を言う人」を良く思わない人が多い

これは、あなたも直感的に分かるだろう。

 

正当な意見だとしても、「あいつはワガママだ」というレッテルが貼られ、確実にしこりが残る。

 

理由3:退職までの期間が辛い

3つ目の理由が、「退職するまでの期間がつらくなる」ということ。

 

あなたの不満が正当なものだったとしても、不満を言われる側からしたら決して気分が良いものではない。

 

不満をぶちまけると仲が険悪になる

実は、不満をぶちまけて辞めた薬剤師を僕は1人知っている。

その人は、退職すると上司に伝えてから最終出勤日まで、社内での立場が非常に悪くなってしまった。

 

具体的に言うと、あからさまに話しかけてもらえなくなったり、仕事を振ってもらえたくなってしまったのだ。

要するに、干されたのである。

 

避けられる衝突は避けるべき

これに関しては、嫌がらせをする人が100%悪い。

しかし不満をぶちまけなければ、避けられたことでもある。

 

「大人なんだから、そんなことするなよ」と思うかもしれないが、人間は感情の生き物という事実を忘れてはいけない。

 

繰り返しになるが、不満を言いたい気持ちは抑えよう。

気分は一瞬だけ晴れるかもしれないが、トータルではかなりのマイナスとなる。

 

 

薬剤師が円満退職するために言うべき退職理由

薬剤師が円満退職するために言うべき退職理由

 

では円満退職するためには、どのような退職理由を伝えれば良いのか。

 

僕の個人的な経験から言わせてもらうと、前向きな退職理由にするのがオススメだ。

 

なぜ前向きな退職理由にするべきなのか

なぜ前向きな退職理由にするべきなのか。

それは前向きな理由だと引き留めるのが難しくなるからだ。

 

例えば、あなたが部下に「もっと薬剤師としての専門性を活かせる職場で働きたい」とか「CROの管理薬剤師に興味がでてきた」とか「留学したい」と言われた場合、どうやって引き止めれば良いかパッと思いつくだろうか。

 

前向きな退職理由を否定するのは、かなり難しいのである。

本当は会社に不満があるから退職するのだとしても、前向きな退職理由を伝えるようにしよう

 

前向きな退職理由だと応援してもらえる

薬剤師が前向きな退職理由を伝えるメリットは、引き留めるのが難しいだけではない。

 

「じゃあ、次のステップでも頑張ってね」と応援してもらえる可能性が高いのだ

 

ちなみに僕が新卒で入社した会社を辞める時は「語学留学します」という理由で退職した。(詳しくは以下の記事)

>> 薬剤師を辞めて語学留学した話-注意点やメリット・デメリットなど淡々と語る-

 

この時は「薬剤師としての経験を積んでからで良いんじゃない」と軽く引き留められたが、最終的には背中を押してもらえる形で退職できた。

 

その上、送別会まで開いていただけて、前の会社には感謝しかない。

 

不満を言って退職するよりも、前向きな理由で退職した方がはるかに生産的だ。

そのため退職を決意したら、退職理由はあくまでも「前向きな理由」を考えよう。

 

「本当に今の会社がムカつく」と思っていても、前向きな退職理由を伝えた方が、あなたの評判が落ちることもないし、何より円満かつスムーズに退職しやすい。

 

オススメの退職理由は「やりたいことができた」

「前向きな退職理由が思いつかない」という薬剤師もいると思う。

 

そんな場合は、「やりたいことができたので辞めたい」と伝えるのが1番良い。

 

先ほども書いたように、僕は「語学留学したい」と伝えて退職した。

実際、留学後に前の会社の人からご飯に誘ってもらえたりと円満に退職できた。

 

語学留学でなくても、「在宅医療に特化した薬局で働きたい」とか「病院でキャリアアップしたい」などでも良い。

 

「〇〇したい」という理由だと、引き止められる確率は低いし、何より円満退職しやすいので、基本的には「〇〇したいから辞めたい」と伝えるのがオススメだ。

 

 

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ブラックな職場であれば円満に退職する必要はない

ブラックな職場であれば円満に退職する必要はない

 

ここまで「円満に退職しよう」と繰り返し書いてきた。

ただし、あなたが勤めている会社が、ブラック企業であれば話は別だ。

 

ブラックな職場の場合は辞めることを優先しよう

「サービス残業が当たり前になっている」とか「同僚の薬剤師に嫌がらせを受けている」のであれば、円満退職を第一優先にするのではなく、辞めることに注力してほしい

 

ブラックな職場は、あなたの健康状態に悪影響を及ぼす。

薬剤師として働いていれば、メンタル系疾患の深刻さを分かっていると思う。

 

体調を崩す前に、必ず辞めるようにしよう。

1度壊れてしまったら、遠回りするハメになる。

 

ちなみにパワハラで悩んでいる場合は、以下の記事を参考にしてほしい。

>> パワハラを受けている薬剤師が必ずやるべき対処法について語る

 

薬剤師がブラックな職場への転職を避ける方法

ブラックな職場で苦しんでいる薬剤師は、「次こそブラックな職場は避けたい!」と考えていると思う。

 

そんな薬剤師向けに、ブラックな職場を避けて転職する方法について以前の記事で書いた。

 

なので、転職の際に参考にしてほしい。

>> 転職を考えている薬剤師に送るブラックな職場を見分ける技術

 

 

まとめ

最後にこの記事の要点を簡単にまとめておきたい。

 

ポイント

  • ネガティブな退職理由を伝えない
  • 前向きな退職理由を伝えて円満退職する
  • 勤めている職場がブラックな場合は円満退職を優先する必要はない

 

僕の経験上、この3つは特に大事な心得だ。

退職する際は、頭の隅に置いておくことをオススメしたい。

 

これから転職活動をする場合は、以下の記事をあわせて読んでおくと、満足のいく転職活動をできると思う。

 

ぜひチェックしてみてほしい。

>> 薬剤師転職サイトは選び方よりも使い方のほうが重要な件について

 

以上、みなさんの退職が上手くいくことを祈っている。

では。

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