薬剤師の転職

薬剤師の退職時によくあるトラブルとは?-対処法を徹底解説-

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誰もが「円満に退職したい」と思っているだろう。

しかし退職の際や退職を申し出た時に、トラブルが発生するという話は珍しくない。

 

何も知らずに退職トラブルに直面すると、対処法に困ってしまう可能性もある。

そこでこの記事ではあ、退職に関するよくあるトラブルや対処法についてまとめた。

 

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1:強引に引き止められる

よくある退職トラブルの1つが「強引な引き止め」だ。

特に人手が少ない中小薬局・病院では、この手の話をよく聞く。

この強引な引き止め対策をいくつか紹介しよう。

 

▼退職の時期は繁忙期を避ける

まず1つ目が繁忙期を避けること。

インフルエンザや花粉症が流行る時期や年末、棚卸しの時期などは特に忙しい。

 

この時期に辞めようとすると、周りが不満に思うのも無理はない。

セクハラ・パワハラなどで悩んでいるのなら別だが、自分が抜けた後の体制を考慮し、余裕のある時期に退職できるよう調整するべきだ。

 

ちなみに「退職したい」と伝えるタイミングは、2〜3ヶ月前がベストである。

1ヶ月までは急すぎて会社側もよく思わないので、余裕を持って辞意を伝えよう。

詳しくは以下の記事をチェックしてほしい。

>>> 薬剤師が「退職します」と切り出す適切なタイミングとは?

 

▼できるだけポジティブな退職理由を伝える

2つ目の対策としては、できるだけポジティブな退職理由を伝えることが挙げられる。

ネガティブな退職理由は控えよう。

 

例えば、残業が多すぎて転職したい場合。

この場合、会社側が「じゃあ残業が少ない店舗に移動させてあげるよ」と言ってきたら、退職する動機がなくなってしまう。

 

一方「薬剤師のキャリアをステップアップさせるために違う職場で働きたい」と伝えた場合。

あなたが引き止める立場だったら、すぐに引き止める理由を思いつくだろうか。

「残業が多い」と言う理由に比べて、アイディアが浮かばないはずだ。

 

このようにポジティブな退職理由であれば、引き止めが一気に難しくなる。

以上のような理由により、退職理由は不平・不満ではなく、あくまでも前向きなものにしよう。

 

より詳しい退職理由に関する解説は、以下の記事にまとめたので、興味があればチェックしてほしい。

>>> 薬剤師が絶対に言ってはいけない退職理由とは?

 

2:後任の薬剤師がいない

「後任の薬剤師がいない」という理由で、トラブルが起こることもある。

しかし人事はあなたの仕事ではないので、余裕を持って辞意を伝えているのであれば、そこまで気にする必要はない。

 

例えば「2ヶ月後に退職します」と伝えたのに、直前になって「後任の薬剤師が見つからないから待って」と言われた場合。

もし退職日を調整できるのであれば調整しても良いが、転職先の入社日の兼ね合いで厳しいのなら断って問題ない。

 

詳しい対処法については、以下の記事にまとめたので興味があればチェックしてほしい。

>>> 「後任の薬剤師が見つかるまで退職させない」と言われた時の対処法

 

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3:有給を消化できない

退職する前の有給消化は全く問題ない。

 

もし「有給は消化させない」と言われてしまったら、大きな会社であれば総務部に相談し、小さい会社であれば車内に相談相手がいないので、労働基準監督署に相談すれば良い。

 

ちなみに、有給消化の前に引き継ぎはちゃんとしておこう。

要するに、引き継ぎを行った上で有給消化できる日を退職日に設定するのだ。

 

例えば、7月に引き継ぎをし、8月に有給を消化、そして8/31付で退職。

このようなスケジュールで行動することをお勧めしたい。

 

なので、4月か5月くらいには、「辞めます」と伝えるようなイメージになる。

詳しいスケジューリングは、以下の記事が参考なるだろう。

>>> 薬剤師が「退職します」と切り出す適切なタイミングとは?

 

なお、そもそも「有給なんかない」と言われた場合。

例え就業規則に有給休暇のことが書かれていない場合でも、労働基準法に定められた日数分法権利として発生している。

 

条件を満たしているにも関わらず、会社が退職時の有給消化を認めない場合は違法行為なので、この場合も労働基準監督署に相談しよう。

>>> 有給の付与日数(厚生労働省)

4:退職金が適切に支払われない

まず前提として、「退職金は全ての会社で支払われるものではない」ということをしっかりと理解しておかなければならない。

 

それを理解した上で、就業規則なので「退職金が出るのか」をチェックする。

退職金規定を確認したら、自分で退職金を試算して、その金額で間違いないかを人事部や上司などに確認しておこう。

 

仮に退職金がでるはずなのに、支払われない場合。

その場合は、労働基準監督署に相談すれば良い。

 

ただし、あくまでも注意喚起であり、強制力のあるものではないので、これでもダメな場合は裁判などを考えなければならない。

 

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5:会社の支給品の返却に関するトラブル

会社の支給品を返却しなかった場合もトラブルの原因となりうる。

必ず返却すべきものは確認しておこう。

 

大手の場合は返却物リストなどがあると思うが、小規模の薬局や病院ではない場合がある。

その場合は直属の上司に必ず返却すべきものを確認しておくべきだ。

 

薬剤師であれば調剤印や白衣、名札などは支給されていることが多い。

これらは返却するべきなのか、必ず確認しておこう。

 

これを怠ると、のちのち「なくなったから補償しろ」と言われる可能性もあるので注意が必要だ。

>>> 薬剤師のための退職ガイド-退職時に返却するもの・受け取るものとは?-

 

6:パワハラ・セクハラなど人間関係のトラブル

「パワハラ・セクハラですぐに今の職場を辞めたい!!」

そんな場合もあるだろう。

 

よく就業規則には、「退職する場合は〇〇日前に申し出ること」と記載されていることがある。

その場合、本当に就業規則通りに会社を辞めらないのか。

 

結論から言うと、その場合はすぐに退職可能だ。

実は「やむを得ない場合」は、すぐに退職できる。

 

なぜならパワハラ・セクハラは、「やむを得ない場合」に該当するからだ。

精神的に参ってしまってからでは遅いので、パワハラ・セクハラで悩んでいるのであればすぐに退職することを考えよう。

 

薬剤師という職業柄、精神疾患が治りにくいのは熟知していると思う。

心の病気になると社会復帰が大幅に遅れてしまうので、早めに「逃げる」を選択しよう。

 

職場選びはギャンブルのようなものだ。

要するに入社してみるまで自分に合うかわからないので、運の要素が非常に強い。

 

例えば「A薬局ではダメだったけど、B薬局なら大丈夫だった」とか「C薬局は合わなかったけど、D病院では働きやすい」なんてことは珍しくないのだ。

 

それならば「1度逃げてしまって、もう1回サイコロを振り直す」のはかなり良い手段と言える。

幸い薬剤師の転職市場は売り手市場で、すぐに次の職場は見つかる。

サイコロを振り直すという選択をしないのは、大きな機会損失である。

 

 

薬剤師転職サイトでは、無料で転職に関する相談を受けられる。

「逃げるという選択肢」を選択するなら、登録しておくのがお勧めだ。

オススメの転職サイトについては、以下の記事を参考にしてほしい。

>>> 薬剤師転職サイトのおすすめはどれ?-現役薬剤師が徹底解説-

 

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まとめ

この記事では、退職に関する様々なトラブルを解説してきた。

意外と退職にはトラブルが起こる可能性が潜んでいるので、今回紹介した対処法を確認し、できるだけ円満退職できるように心がけよう。

 

薬剤師業界は狭いので、こじれることなく退職できるに越したことはない。

あなたが円満に退職できることを祈っている。


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