薬剤師が退職するときに気をつけたい注意点とは?

退職する場合、気をつけること多々ある。

そこでこの記事では、退職する際に気をつたい注意点についてまとめた。

これから退職する予定の薬剤師には参考になると思う。

では本題へ。

円満退職を心がけよう

退職をする際は円満に退職するよう心がけよう。

「円満退職が基本方針」ということを絶対に忘れてはいけない。

なぜかというと、薬剤師業界は狭いからだ。

今の職場の人間と次の会社の人間がつながっているということは十分にありうる。

仮に不満を言って退職したことを転職先の人が知ってしまったらどう思うだろうか。

十中八九、よくは思わないだろう。

せっかく新しいスタートを切るのに、マイナスからのスタートではもったいない。

不満を言ってもいいことは1つもないので、できる限り円満に退職できるよう行動しよう。

退職日の決定

退職日に関しては、「転職先が決まっている場合」と「転職先が決まっていない場合」で、最適なタイミングが違ってくる

1:転職先が決まっている場合

転職先が決まっている場合は、「転職先の入社日の前日」が最適となる。

なぜなら中途半端に時間があいてしまうと、健康保険や年金の手続きを自分でやらなければならないからだ。

ちなみにここで言う退職日は、最終出勤日でないことに注意してほしい。

「退職日=有給をすべて消化し終わる日」である。

例えば9月1日に次の会社へ入社予定で、有給が10日残っている場合。

その場合は8/21が最終出勤日で、8/31までに有給をすべて使い終わるのが理想ということだ。

2:転職先が決まっていない場合

転職先が決まっていない場合は、好きなタイミングを退職日に設定して良い。

この場合、ボーナスが出てから退職するパターンが最もポピュラーだろう。

「ボーナスが出てから退職したい」という場合は、まず就業規定を確認しよう。

たいていの場合、「◯◯月◯◯日時点で在籍の社員へ、××月から××月までの業績を反映させたものを支給する」と書かれている。

ボーナス支給日前に退職の意思を伝えると査定に響く可能性が出てくるので、ボーナス支給後に「会社を辞めます」と伝えよう。

退職を切り出す最適なタイミングとは

「会社を辞めます」と切り出すタイミングも非常に重要である。

切り出すタイミングとしては、遅くても1ヶ月前、できれば2ヶ月前が理想だ。

法律では2週間前でも退職を切り出すタイミングは問題ことになっている。

しかし円満退職をするためにも、できる限り早いタイミングで辞意は伝えた方が良い。

なぜなら薬剤師業界は狭いので、今の会社の同僚と次の会社の人とつながっている可能性も十分にあるからだ。

自分にマイナスイメージがつかないように、細心の注意を払おう。

ちなみに「会社を辞める」と最初に伝える相手は直属の上司だ。

「お話があります」と上司を呼び出して、退職する旨と退職理由を伝えよう。

以下の記事に詳しくまとめたので、興味があればチェックしてほしい。

>>> 薬剤師が「退職します」と切り出す適切なタイミングとは?

ちなみに「会社を辞めたい」となかなか伝えられない場合。

その場合は以下の記事が参考になるので、チェックしてほしい。

>>> 薬剤師が「会社を辞めたい」と切り出せない時の解決策とは?

退職理由を考える

退職する上で最も悩むのが退職理由だろう。

僕の経験上、1番ダメなのは「会社への不満」を退職理由にすることだ。

例えば「残業が多すぎる」とか「あいつが気に入らない」とか「給与が低い」といった理由である。

不満を退職理由にすべきでない理由

なぜダメかというと、不満を言われる側からすると、いい気分がしないからだ。

たしかに最後だから不満をぶちまけたい気持ちは、僕も分からなくもない。

しかし不満をぶちまけることは、あなたにとってマイナスにしかならないことを忘れてはいけない。

繰り返しになるが、薬剤師業界は狭い。

ここでぶちまけた不満によって、「あいつはこんなに感じの悪いやつだった」と噂になってしまう可能性だってあるのだ。

前向きな退職理由を伝える

ここは大人になって、「ポジティブな理由」を伝えるようにしよう。

例えば「在宅医療に特化した薬局で働きたい」とか「病院でもっと専門性を活かしたい」などの理由だ。

ポジティブな理由であれば、会社側も引き止めるのが難しくなるし、不満をぶちまける場合と違って自分にマイナスイメージがつくことはない。

ちなみに僕は、「語学留学する」と言って退職した。

そのため関係を悪化させることなく退職でき、送別会まで開いてもらうことができた。

不満を言うことは一時的に気が晴れるかもしれないが、トータルで見るとデメリットの方が大きい。

必ず前向きな退職理由を伝えよう。

詳しくは以下の記事にまとめた。

興味があればチェックしてほしい。

>>> 薬剤師が絶対に言ってはいけない退職理由とは?

退職が決まった後の注意点

退職が決まった後の注意点は、大きく分けて2つある。

1:引き継ぎをきちんとやる

当たり前だが退職が決まったら、引き継ぎをきちんとやろう。

後任の薬剤師と一緒に仕事をしながら引き継ぎをするのが、理想だ。

しかしスケジュール的に一緒に仕事ができない場合もある。

その場合は「引き継ぎノート」などを作り、業務の要点や注意点をまとめておこう。

このようにノートに整理しておくことによって、後任の薬剤師がスムーズに仕事を取り組むことができる。

ちなみに「後任の薬剤師が見つかるまで辞めさせない」と言われた場合の対処法については、以下の記事を参照してほしい。

>>>「後任の薬剤師が見つかるまで退職させない」と言われた時の対処法

2:退職時に返却するもの・受け取るものの確認

2つ目の注意点が、退職時に返却するもの・受け取るものを確認するということだ。

ここを疎かにすると、後々面倒なので必ずチェックしておこう。

おそらくほとんどの会社では、社内規定に書かれているはずだ。

ほとんどの場合、以下のようなものを返却したり受け取ったりする。

【返却するもの】

◆白衣

◆調剤印

【受け取るもの】

◆雇用保険被保険者証

◆年金手帳

◆源泉徴収票

◆離職票

詳しくは以下の記事を参照してほしい。

>>>薬剤師のための退職ガイド-退職時に返却するもの・受け取るものとは?-

転職活動は退職前と退職後どっちがいい?

最後に転職活動について。

よくある悩みの1つが「退職前の転職」と「退職後の転職」どちらが良いかというものだ。

結論から言ってしまうと、それぞれメリット・デメリットがある。

そのためそれらを考慮した上で、どちらか決めると良いだろう。

ちなみにそれぞれのメリット・デメリットには、以下のようなものがある。

【退職前の転職】

◆メリット

毎月の給与があるので、お金に余裕がある

◆デメリット

働きながら転職活動をするので、スケジュールがきつい

【退職後の転職】

◆メリット

時間に余裕ができるので、リフレッシュ期間を作れる

◆デメリット

収入が途絶える

ちなみに僕は退職後に転職活動をした。(詳しくは以下の記事参照)

>>> 薬剤師の転職活動は退職後でも大丈夫?

この時の貯金額は600万くらいあって、1年弱仕事から離れていたが十分すぎる額だった。(たしか300万以上余った)

ただし、お金に余裕がない場合は退職前の転職活動がオススメだ。

お金がないと余裕を持って転職活動ができないので、精神衛生上あまり良くない。

さらに言えば、働きながらの転職活動はスケジュールがきついというデメリットもあるが、「他社」と「今の会社」を比較できるというメリットもある。

比較対象があると、「今の会社の良いところ」も見えてきやすい。

何が言いたいかというと、退職後の転職活動は後戻りできないが、退職前の転職活動であれば途中で転職を辞めることもできるのだ。

これは意外と大きなメリットだろう。

ちなみに転職する場合は、転職サイトを利用すると「求人情報の収集」や「面接のセッティング」を代行してもらえるので、転職活動がスムーズにいきやすい。

オススメの薬剤師転職サイトについては、以下の記事にまとめた。

興味があればチェックしてほしい。

>>> 薬剤師転職サイトのおすすめはどれ?-現役薬剤師が徹底解説-

まとめ

退職の際は、「円満退社」が基本方針となる。

不満をぶちまけて、敵を作らないようにしよう。

薬剤師業界は狭いということを絶対に忘れてはならない。

参考になれば幸いだ。

では!

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