薬剤師の転職

「薬剤師が薬局から病院への転職はできない」という話は大嘘

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「薬局に就職したけど、やはり病院で働いてみたい!」

 

このように考えている薬剤師はかなり多い。

しかし「薬局から病院への転職はできない」という都市伝説のようなものがあり、なかなか一歩を踏み出せないという話をよく聞く。

そこでこの記事では、「薬局から病院へ転職する方法」についてまとめた。

 

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「薬局から病院へ転職できない」は大嘘

薬剤師が薬局から病院へ転職できないは本当なのか。

この記事のタイトルの通り、「薬局から病院へ転職できない」は大嘘だ。

 

なぜそんなことが言えるのか。

答えは転職サイトで紹介されている求人にある。

例えばリクナビ薬剤師の求人情報をチェックしてみると、2000以上の求人があることが分かる。

 

なぜ病院の求人が出ているにも関わらず、病院への転職が無理だと言うのだろうか。

求人がある以上、どう考えても無理ではない

 

もちろん薬局やドラッグストアより求人数が少ないので、転職へのハードルが少し高いは事実だ。

しかし、薬剤師の求人が出ている以上不可能なんてことはない。

薬局から病院への転職は可能である。(詳しい求人については、下の公式ホームページ参照)

>>> リクナビ薬剤師 公式サイト

 

薬局薬剤師であることの強みを活かせる

僕の友人に、薬局から病院へ転職した人がいる。

彼の言ってことが、とても面白かったのでここで紹介したいと思う。

彼が言うには、「薬局で働いた経験は病院でも意外と活かせる」と言うことだった。

 

ざっくりと分類すると、以下の3つの点が非常に役に立ったようだ。

(少し酔っていたので他にもあったかもしれないが、覚えている範囲で紹介する)

 

1:持参薬にすばやく対応できる

最初のポイントが「持参薬にすばやく対応できる」という点だ。

入院患者は、他の医療機関から薬をもらって服用していることも多い。

そのため、飲み合わせなどの確認のため、持参薬を入院時にチェックする。

ここで薬局勤務経験を活かせるのだ。

 

例えば病院で採用している薬は限られているため、「採用薬以外の薬に関する知識をあまり持っていない」ということは意外とあるそうだ。

またOTC薬にも詳しければ、さらに優位性が増すのだと言う。

 

2:公費負担などの知識

病院薬剤師は、レセプトのチェックをすることが少ない。

と言うかほぼレセプトチェックをしないということだった。

そのため、「公費負担かどうか」や「処方編んこうで会計に変更があるのか」などを判別できればかなり重宝されるようだ。

 

3:疑義照会の対応

3点目が薬局からの疑義照会の対応だ。

薬局で働いていると、病院からの処方せんにどのような不備があるのか体感的に分かる。

 

なかには喋るのが苦手なのか、うまく疑義内容を伝えられない薬局薬剤師もいる。

そのため薬局勤務経験があることによって、相手の言いたいことを察することができるのだ。

 

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病院勤務に必要なこと

薬局勤務経験は役に立つが、病院勤務に当たって必要なことはもちろんある。

基本的に特別な知識は必要ないとのことだったが、薬局から病院へ転職した僕の友人の話を要約すると以下の3つは、比較的重要のようにだった。

 

1:体力

まず1つ目が体力。

正直、特別な知識よりも体力の方がより重要とのことだった。

 

病院では、薬局のように9時から18時のように決まった勤務時間でないことがある。

例えば朝8時から翌朝9時、または午後4時から翌日の午後5時などの当直業務。

または患者の急変に備えて待機するオンコールが当たり前という場合もある。

 

これらに体力が必要というのは言うまでもないだろう。

 

2:気遣い

2つ目が気遣いだ。

薬局とは違い、病院では医師・看護師を始め他職種との関わりが多くなる。

そのためお互いが仕事をしやすいように、適切な配慮をする必要があるようだ。

 

3:検査値の読み方

3つ目が検査値の読み方である。

病院では患者のカルテを読み、血圧・血糖・体温などや検査値をチェックした上で、病棟や外来患者の指導を行う。

そのため検査値の読み方は知っておいた方が良いとのことだった。

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病院へ転職する際の注意点

ここまで読み進めて、薬局薬剤師でも病院へ転職することは可能だということは分かったと思う。

ただし転職活動をする際に、1つだけ気をつけたいことがある。

それは病院には「急性期病院」と「慢性期病院」の2種類があるということだ。

 

急性期病院は大学病院など大規模の病院で、その名の通り患者の症状が時間経過とともに変わっていくことが多い。

そのため、たくさんの症例を経験できることが特徴だ。

 

一方、慢性期病院は全く逆だ。

要するに中小規模の病院で、症状が比較的安定した患者が多いため、処方される薬が変わることは少なく、ルーチンワークになりがちである。

ぶっちゃけた話、「慢性期病院はつまらない」と考えている薬剤師は多い。

 

つまり「薬局で働くのがルーチンワークで嫌だ」と考えている人が、目指すべきは大学病院などの急性期病院ということだ。

慢性期病院に転職したとしても、退屈に感じてしまうだろう。

 

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急性期病院と慢性期病院の見分け方

実は求人情報には「急性期」、「慢性期」と丁寧に書いていないことが多い。

では求人情報から、どうやって急性期病院と慢性期病院を見分けることができるか。

 

見るべきポイントが3つある。

それが以下の3つだ。

この3つを満たしていたら、ほぼ慢性期病院と考えて良い。

 

1:勤務時間が規則的

1つ目が勤務時間が規則的であるということだ。

例えば8時〜17時や9時〜18時という求人情報があった場合は、慢性期病院と考えて良い。

 

なぜかというと、これは夜勤がないことを意味するからだ。

急性期の病院で夜勤がないということは、ほぼないと思って良い。

 

2:休みの日数が多い

休日日数が多いのも、慢性期病院の特徴である。

年間休日が110日から120日程度あるようなら、慢性期病院と考えて良いだろう。

110日より少ないようであれば、急性期病院の可能性が高い。

 

3:病床数が少ない

慢性期病院は、病床数が少ないという特徴がある。

だいたい200以下の病床数であれば、慢性期病院と考えて問題ない。

 

急性期病院へ転職するには

リクナビ薬剤師などの転職サイトを見ると、病院の求人はそこそこあるけど急性期の病院の求人は少ないことがわかる。

つまり、慢性期病院への転職は比較的簡単だが、急性期病院への転職は少し難しいということだ。

 

なぜ急性期病院への転職が難しいのか。

それは単純に人気だからだ。

たいていの場合、新卒枠だけで埋まってしまうので転職枠が少ないのである。

 

ではどうやったら急性期病院へ転職できるのかというと、大きく分けて3つある。

それが以下の3つだ。

 

1:直接電話する

1つ目が直接電話するという方法だ。

これはすでに働いてみたい病院がある場合に良い方法だろう。

 

ただし、基本的に欠員が頻繁に出ることはないので、あくまでも「ダメもと」で電話するというスタンスでいた方が良い。

空きがあったらラッキー程度に考えるべきだろう。

 

2:欠員募集を見逃さない

2つ目が欠員募集を見逃さないということだ。

急性期病院で中途採用を行うのは、ほぼほぼ欠員が出た時のみである。

なぜなら前述の通り、たいていは新卒枠で埋まるからだ。

 

そのため病院のホームページをこまめにチェックするなどして、欠員募集を見逃さないようにする必要がある。

特に3月は国試に落ちた新卒の代わりとして欠員募集が出やすい。

急性期病院への転職を考えているなら、3月は求人情報をこまめチェックするべきだろう。

 

3:転職サイトのスタッフに相談する

3つ目が転職サイトのスタッフに相談するという方法だ。

この方法が最も現実味がある。

なぜなら病院に欠員が出た時、病院の人事が最初に連絡するのが転職サイトであることが多いからだ。

 

特に前述の通り、3月は国試に失敗した薬学生の代わりを探していることが多い。

また国試を失敗した薬学生だけでなく、退職する人が多い季節ということもあり、かなり狙い目のシーズンだ。

2月に転職サイトへの登録を済ませておいて、欠員が出たら連絡をもらうというスケジュールで動くと良いだろう。

(ちなみに6月・7月もボーナス後の退職が増えるので欠員が出やすい)

 

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オススメの薬剤師転職サイトとは

僕が転職活動した時は、マイナビ薬剤師リクナビ薬剤師を利用した。

そこで、最後にこの2つの転職サイトを利用した感想をまとめた。

もちろん両方とも無料で利用できる。

 

マイナビ薬剤師の特徴・おすすめポイント

マイナビ薬剤師は、就職活動の情報サイトで有名なマイナビが運営していて、中小から大手まで幅広い求人を扱っている。

マイナビ薬剤師の大きな特徴は、何と言っても転職希望者へのヒアリング」にかなり力を入れているということだろう。

それは結果としても現れていて、顧客満足度No.1の薬剤師転職サイトだ。

 

実際、僕がマイナビ薬剤師を利用した時、マイナビ薬剤師のスタッフはかなり親身にこちらの希望を聞いてくれた。

ことあるごとに「何か気になることはありませんか?」、「不安なことはないですか?」と聞いてくれるので、とても相談をしやすかった。

 

最初は「ちょっとしつこいな」と思ったのだけど、今考えるとあれだけ聞いてくれたから相談しやすかったという側面があったように思う。

僕のように少し遠慮しがちな人にはマイナビ薬剤師が最も適しているかもしれない。

 

基本的に、転職サイトのスタッフとのやりとりは電話が基本だが、直接会っての面談もマイナビ薬剤師では力を入れている。

そのため、かなり細かいところまでケアしてもらうこと可能となっているので、転職に不慣れな人には、特にマイナビ薬剤師がお勧めだ。

 

 

マイナビ薬剤師のおすすめポイント

◆4年連続利用者満足度No.1

◆面談に力を入れているので、転職に関する不安を解消しやすい

◆転職・就職支援会社大手の「マイナビ」が運営しているの安心

 

マイナビ薬剤師の詳細情報

求人数:40000件以上

応募できる職種:薬局、病院、ドラッグストア、臨床開発、学術、営業など

対応している雇用形態:正社員、契約社員、パートなど

 

【詳しくは公式サイトでチェック】

>>> マイナビ薬剤師 公式サイト

 

リクナビ薬剤師の特徴・おすすめポイント

リクナビ薬剤師は、人材紹介では日本最大手のリクルートが運営している転職サイトだ。

就職活動の時にリクナビに登録した人もいるのではないだろうか。

そのリクナビを運営しているがリクルートである。

超大手なので、転職ノウハウが豊富なのが強みと言える。

 

リクナビ薬剤師の特徴は「大手の求人にかなり強い」ということだ。

この記事を書く前に、他の転職情報サイトをチェックしたのだが、「リクナビ薬剤師は中小規模から大手まで幅広く紹介してくれる」と書いてあった。

 

しかし、これはかなり実態とはかけ離れた情報である。

僕がリクナビ薬剤師を利用した時の印象は、大手の求人がかなり充実しているという印象で、中小規模の求人はなかった

そのため、リクナビ薬剤師は大手志向の薬剤師にびったりの転職サイトであると言える。

 

リクナビ薬剤師のおすすめポイント

◆日本最大手の人材会社リクルートが運営

◆転職ノウハウが豊富

◆大手の求人に強い

 

リクナビ薬剤師の詳細情報

求人数:35000件以上

応募できる職種:薬局、病院、ドラッグストア、企業など

対応している雇用形態:正社員、アルバイト、パート

 

【詳しくは公式サイトでチェック】

>>> リクナビ薬剤師 公式サイト

 

以上、あなたの転職がうまくいことを祈っている。

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