薬剤師の転職

有給を消化できない薬局から転職すべきか?

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「有給休暇をなかなか使えない!」

こんな悩みを持っている薬剤師は多いと思う。

 

以下の記事は薬剤師だけの話ではないのだけど「未消化の有給休暇が多い人」は全体の6割もいるようだ。

>>> 「未消化の有給休暇が多い」6割 民間調べ

 

たしかに有給消化ができないことを不満に思うのは当然だろう。

僕も有給を消化できない職場にいたことがあるので、その気持ちはよく分かる。

そこでこの記事では「有給を消化できない薬局から転職すべきか」についてまとめた。

 

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有給をとれないのはタダ働き

まず僕自身の考えを言うと、

「有給が使えないのはタダ働きと一緒」

ということだ。

 

薬剤師を採用する場合、「有給休暇を何日与えるか」を考慮した上で、採用する薬剤師の給与を決定する。

 

例えば初年度に与えられる有給が10日だったとしよう。

年間の休日は土日・祝日をすべて足すと121日。

 

それに有給の日数が年間10日だとすると、出勤日数は「365-121-10 = 234日」となる。

つまり234日の出勤日数に対して給料が〇〇〇万円と決まるのだ。

 

繰り返しになるが、給与額は有給も含まれた日数で決まっている。

仮に有給を消化せず244日出勤したとしても、給与が上がるわけではないのだ。

これでは休日出勤するのと全く同じである。(しかも無給で)

 

「有給は働かなくてもお金がもらえる」は間違い

よく勘違いしている人がいるのだが、「有給は働かなくてもお金がもらえる」というわけではない。

このような甘い考えを持っていると薬局側の思うツボだ。

 

非常に重要なことなので繰り返し書くが、有給休暇を取得する前提で給与額は決まっている

何が言いたいかというと、有給を取得できないのは「サービス残業をしているのと変わらない」ということである。

 

サービス残業はたびたびニュースでも話題になるが、「有給を取得できない」ことがサービス残業ほど重大なニュースとみなされることは少ない。

これは「有給休暇を取得する前提で給与額が決まっている」ということを知らない人が多いためだろう。

 

何が言いたいかというと、有給休暇を取得できないのは、カモフラージュされたサービス残業のようなものであり、タダ働きを強要されているのと同じなのある。

 

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有給休暇をとれないのは違法なのか

法的な話をすると、従業員の有給休暇の申請を、薬局側は基本的に断ることはできない。

たしかに会社には「時季変更権」という、有給休暇を取得する日にちを変更してもらえる権利を有するが、これは「有給をとってはいけない」ということを意味しない

 

あくまでも「有給取得の時期をズラしてくれませんかね?」というお願いを、働いている薬剤師側にできるというだけのことだ。

必ずどこかで有給を取得させなければならないのである。

 

有給を取得できない雰囲気がある

ここまで読み進めて「有給を取れる雰囲気ではない」と思った人もいるかもしれない。

僕の経験から言っても、薬局では必要最低限の人数で回しているということもあり、有給を取りづらい雰囲気があるのはよく分かる。

 

例えば周りの薬剤師が有給を全く取得していないのに、自分だけ全ての有給を消化するのは非常に難しいだろう。

有給休暇を取得するのは法的には全く問題ないが、薬局における立場が悪くなったり、もしかしたりイジメにも発展するかもしれない。

 

こんな状況下では、有給消化がいくら権利として認められていたとしても、その権利を行使するのは並大抵のことではない。

しかもこの同調圧力の厄介な点は、「犯罪とは言えない」という点だ。

 

有給の取得が権利だとしても薬局での立場に不利益を被る可能性があるなら、同調圧力により、いくらでもその権利を放棄させることができてしまう。

非常に姑息なやり方としか言いようがない。

 

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有給をとれない場合の対処法

では有給をとれない場合はどうしたら良いのか。

ここまで書いてきたように、日本の労働環境は有給を取りやすい環境ではない。

 

しかし僕は、泣き寝入りしろとは全く思わない。

繰り返しになるが、自分の貴重な時間を無料で差し出すのと同じだからだ。

そこで出来るだけ薬局側とモメることなく、穏便に有給を取得する方法を紹介したい。

 

1:有給をとれそうなタイミングを見つける

有給を取りにくい空気感はあるものの、まずは有給を取得できそうなタイミングを見つけなければ何も始まらない。

とりあえず「有給を取れそうな日」を探してみよう。

 

薬局であれば夏になると処方箋の受付枚数が少なくなる傾向にあるので、7月や8月は特に狙い目の時期だろう。

また薬局によっては、特定の曜日は忙しくないということもあるはずだ。

 

2:有給の申請をする

有給をとれそうなタイミングを見つけたら、とりあえず申請してみよう。

薬局によっては「有給の申請は何日前まで」と決まっていることがあるので、就労規則に沿って申請する。

 

3:断れた場合はいつ取れるか確認を

仮に有給の申請をして断られた場合。

その場合は、きちんと「では、いつ代わりに有給を取れるんですか」と尋ねよう。

 

前述の通り、会社側に「時季変更権」があり、有給の取得をズラしてもらえるよう、薬剤師側に要請できる。

ここで、「うちの薬局には有給なんてない」などと言われた場合は、完全にアウトなので違う手段を考える必要がある。

 

「うちの薬局には有給なんてない」と言われたら

もし「うちの薬局には有給なんてない」と言われたら。

その場合に取れる対処法としては大きく分けて2つだ。

 

1:労働基準監督署に相談する

1つ目の手段が「労働基準監督署に相談する」という方法だ。

最寄りの労働基準監督署に相談すれば、対応してもらえる。(匿名で相談可能)

 

ただし証拠がなければ、動いてもらえないことに注意したい。

例えば、有給取得に関する「メールのやり取り」や「ボイスレコーダーで会話を録音する」などの証拠集めをしなければならないので、少し手間がかかってしまう。

 

とはいえ、大きな薬局チェーンではなく小規模な薬局の場合、いくら匿名で労働基準監督署に相談したとしても、誰が相談したのかはすぐにバレる。

そうなると、薬局での立場が悪くなる可能性もあるので十分注意したい。

 

仮にこれからも同じ薬局で働くことを希望するなら、薬局側との対立は避け、他の薬剤師と共に有給を取りやすくなるよう声を上げていくしかない。

 

2:転職する

2つ目の手段が「転職する」という方法だ。

できるだけ円満に解決することが理想ではあるが、実際問題なかなか難しい場合もある。

その場合は思い切って転職するのが良いだろう。

 

僕の経験上、社風というのはなかなか変わらない。

いったん、「有給は取りにくい」という空気感が作られてしまうと、その空気を払拭するのは非常に難しい。

 

近年は過労死問題が顕在化していることもあり、ワークライフバランスに力を入れている会社も増えてきている。

そのため有給取得を義務付けている薬局も見つけやすい

 

また退職する医師を伝えた後に「退職する前に余っている有給消化しますね」と言ってしまえば、自然な流れで全ての有給を消化することも可能だ。

 

薬剤師転職サイトに登録すれば、コンサルタントに無料で相談できる。

転職するのであればどっちにしろ登録することになるので、とりあえず相談してみるのがオススメだ。

>>> 薬剤師転職サイトのおすすめはどれ?-現役薬剤師が徹底解説-

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オススメの薬剤師転職サイトとは?

最後にオススメの薬剤師転職サイトについて。

薬剤師転職サイトを利用すると、「求人情報の収集」や「面接のセッティング」、「待遇の交渉」など煩わしい雑務を代行してもらえるので非常に便利だ。

 

例えば「有給を使いやすいワークライフバランスの取れた職場に転職したい」と伝えれば、そのような条件を満たした職場を重点的に紹介してもらえる。

 

転職を考えているのであれば、必ず登録しておこう。

僕がオススメしている薬剤師転職サイトは、以下の3つである。

全て無料で利用可能となっている。

 

【おすすめ薬剤師転職サイト】

マイナビ薬剤師 公式サイト

リクナビ薬剤師 公式サイト

ファルマスタッフ 公式サイト

 

ちなみに1つだけ選ぶとしたら、「転職のミスマッチを許さない」社風であるファルマスタッフがオススメだ。

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▼マイナビ薬剤師の特徴・おすすめポイント

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▼ファルマスタッフの特徴・おすすめポイント

 

ファルマスタッフのおすすめポイント

◆転職後の「こんなはずでは」を防止するために力を入れている

◆調剤薬局に強いコネクションを持つ

◆派遣の求人も多数取り扱い

 

ファルマスタッフの詳細情報

求人数:70000件以上

応募できる職種:薬局、病院、ドラッグストア、企業など

対応している雇用形態:正社員、パート、派遣

 

【詳しくは公式サイトでチェック】

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▼薬剤師転職サイトの選び方

基本的には、3つ全てに登録した上で転職活動をするのがオススメである。

なぜかというと、薬剤師転職サイトに掲載されている求人には違いがあるからだ。

 

複数登録することにより、比較検討しながら転職活動をできるので、自分にあった求人に巡り会いやすくなる。

ちなみにすべて無料で可能だ。

 

【おすすめ薬剤師転職サイト】

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ファルマスタッフ 公式サイト

 

それぞれの薬剤師転職サイトのより詳しい違いについては、以下の記事が詳しい。

興味があればチェックしてほしい。

>>> 薬剤師転職サイトのおすすめはどれ?-現役薬剤師が徹底解説-

 

 

どうしても「複数のサイトに登録するのは抵抗がある」という場合。

その場合は、ファルマスタッフへの登録がオススメだ。

 

有給を取得できずに嫌な思いをしたのであれば、「こんなはずじゃなかった」は絶対に起こしたくないと思う。

 

ファルマスタッフでは、「転職のミスマッチを許さない」という社風がある。

そのため転職後の「こんなはずじゃなかった」が起こらないよう、しっかりと転職をサポートしてもらえる。

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まとめ

最後に要点を簡単にまとめておく。

 

【Point】

1:有給が取れないのはタダ働きと同じ

2:会社側は有給の申請を基本的に断れない

3:「うちの会社は有給がない」と言われたら、労働基準監督署に相談するか転職を考える

4:転職する場合は、薬剤師転職サイトを使うと転職しやすくなる

 

前述の通り、「比較」という視点を持ちながら転職活動をできるので、薬剤師転職サイトは複数登録するのが最も良い。

複数登録することにより、転職失敗のリスクを大幅に軽減できる。

 

以下の3つは薬剤師転職サイトの中でも、大手に分類されるので、とりあえず3つは登録しておくのがオススメだ。

 

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ファルマスタッフでは、「転職のミスマッチを許さない」という社風がある。

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以上、みなさんの転職が上手くいくことを祈っている。

では。

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