薬剤師の転職

「管理薬剤師になりたくない」という理由で転職するのはアリか

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薬剤師が転職を考える理由の1つに「管理薬剤師をやるのが嫌だから」というものがある。

確かに管理薬剤師になると、残業も増えるしマネジメント業務などの負担が増えてしまう。

 

「管理薬剤師を辞めたい」と考える人がいるのも自然だろう。

そこでこの記事では、「管理薬剤師をやりたくない」という理由による転職はアリかについてまとめた。

 

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「管理薬剤師になりたくない」で転職するのはアリか

結論から言うと、「管理薬剤師になりたくない」という理由で転職するのは、選択肢としてはアリだと僕は考えている。

なぜかというと、人には向き・不向きがあるからだ。

 

例えばサッカー選手としては一流だったけど、監督としては三流という事例は数多くある。

プレイヤーとしては優秀でも、マネジメント業務には向いていないということは珍しくない。

 

これはスポーツ選手だけでなく、薬剤師にも言えることだ。

要するに薬剤師として働くのは向いているけど、マネジメントに向いていない人は明らかに存在する。

 

僕が前に勤めていた調剤併設型ドラッグストアにいた先輩薬剤師は、マネジメント業務に馴染めず、実際に管理薬剤師を辞めていた。

彼女はマネジメントを実際に経験してみて、薬局長として他の薬剤師をまとめるよりも、患者と関われる仕事が自分は好きだということに気づいたそうだ。

 

このように管理薬剤師としての適性がないという自覚があるであれば、転職を考えるのもアリだろう。

実際のところ、やりたくない仕事を続けたとしても精神的にかなりしんどい。

 

仕事は人生の多くを費やすものなのなので、できるだけストレスのない働き方を選択するのが個人的にはオススメだ。

>>> 薬剤師が転職する時の流れとは?-必ずやるべきことを解説する-

 

管理薬剤師にならないメリット

管理薬剤師にならないことのメリットは、意外と大きかったりする。

例えば、営業時間外の業務が少なくなる

 

「シフト管理」や「スタッフの指導」、「医療機関、メーカー、卸の対応」などは、管理薬剤師の典型的な仕事であり、実際かなり負担が大きい。

さらには責任者として「クレーム処理」もしなければならない。

 

これらの仕事が発生しづらいということが、管理薬剤にならないメリットだ。

ワークライフバランスを重視するのであれば、管理薬剤師にならないという選択をするのもアリだろう。

 

また管理薬剤師になると、どうしても成果を求められることになる。

以前、某薬局で処方箋の付け替えが行われたという事件があったが、成果を求めるあまり、このような不正に走りたくなるような心理状態になってしまうこともあるのだ。

このようなプレッシャーを受けにくいのも、管理薬剤師にならないメリットと言える。

 

*処方箋の付け替え

→A薬局で受けつけた処方箋を、実際には調剤していないB薬局で保険請求を行うこと

 

【管理薬剤師にならないメリット】

◆業務の負担が少なく、ワークライフバランスがとりやすい

 

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管理薬剤師にならないデメリット

とはいえ、管理薬剤師にならないデメリットも存在する。

代表的なデメリットとしては、給与の問題が挙げられる。

 

薬剤師業界の給料は他の業界に比べると高水準ではあるものの、管理薬剤師にならない限り給料が上がりにくいのが現状だ。

そのため管理薬剤師にならないのであれば、「社内での昇給」はほぼ諦める必要が出てくる。(転職でしか給与水準を上げるのが難しい)

 

薬剤師1人当たりで受けつけられる処方箋枚数は、1日40枚までだ。

このような構造的問題により、1人の薬剤師が稼げる額には上限があるので、薬剤師の昇給はマネジメント業務をやる以外にはかなり難しい。

 

「給与よりもワークライフバランスのが大事」というのであれば特に問題はないが、「昇給を諦めて薬剤師として働く」または「昇給を狙ってマネジメントもやる」のどちらかの選択になってしまう。

 

【管理薬剤師にならないデメリット】

◆昇給が難しい

 

マネジメント経験があると評価されやすい

僕も薬剤師として何年か働いているのだが、どうも日本の労働市場ではマネジメントを重要視して、プレイヤーを評価しない傾向にある。

薬剤師業界の場合、「適材適所」の考えを無視して、優秀な薬剤師を管理薬剤師に昇進させるが、失敗している例が明らかに多いように思う。

 

先ほども例に出したが、一流のサッカー選手が一流の監督になれるとは限らない。

優秀な薬剤師が管理薬剤師になったからといって、管理薬剤師としても優秀な働きを期待できるとは限らないのだ。

 

むしろ向いていない仕事を割り当てられることによって、仕事の生産性が大きく下がる可能性だってある。

 

マネジメント業務は重要だが、プレイヤーも同じくらい重要である。

とは言っても、プレイヤー型薬剤師よりも、マネジメント業務のできる薬剤師は数が少ない

 

このような理由により、薬剤師としての業務に専念したいプレイヤー型薬剤師は代替えしやすいこともあって、どうしても管理薬剤師に比べると評価されにくくなってしまう。

管理薬剤師にならないという選択をするのであれば、このことは忘れないようにしたい。

 

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管理薬剤師の経験がないと転職は不利なのか

よく薬剤師関連の転職サイトには「管理薬剤師の経験がないと転職が不利になる」と書かれてあるが、この情報は間違っている。

 

なぜかというと、薬剤師は転職市場において売り手有利な状態だからだ。

売り手が有利な状態では、そもそも「転職が不利になる」ということにはならない。

みんな売り切れる。

 

要するに「管理薬剤師の経験があると待遇面で優遇されやすい」という事実はあるものの、管理薬剤師の経験がないからと言って転職が不利になるというわけではないのだ。

これは声を大にして言いたいのだが、薬剤師はかなり転職しやすい職種である。

 

そもそも管理薬剤師は、1つの職場に1人しかいない。

「管理薬剤師募集」の求人でない限り、プレイヤー型薬剤師であっても転職は容易である。

 

マネジメントをやらずにプレイヤー型薬剤師として働きたいのであれば、管理薬剤師の募集をしていない職場を中心に転職活動すれば良いだけだ。

繰り返しになるが売り手市場なのだから、転職に失敗したらどうしようという心配は全くいらない。

 

転職に興味があるようであれば、薬剤師転職サイトに登録して転職コンサルタントに相談するのがオススメだ。

無料で相談できるので、とりあえず登録してみると良いだろう。

 

以下の記事に、オススメの薬剤師転職サイトについてまとめた。

興味があればチェックしてほしい。

>>> 薬剤師転職サイトのおすすめはどれ?-現役薬剤師が徹底解説-

オススメの薬剤師転職サイトとは?

最後にオススメの薬剤師転職サイトについて。

薬剤師転職サイトを利用すると、「求人情報の収集」や「面接のセッティング」、「待遇の交渉」など煩わしい雑務を代行してもらえるので非常に便利だ。

 

それに加えて「こんな働き方がしたい」というあなたの希望を伝えれば、希望にマッチした求人を紹介してもらえる。

例えば「管理薬剤師になりたくない」のであれば、管理薬剤師の募集をしていない職場を重点的に紹介してもらうことが可能だ。

 

僕がオススメしている薬剤師転職サイトは、以下の3つである。

全て無料で利用可能となっている。

登録したらすぐに転職しなければいけないというわけではないので安心してほしい。

 

【おすすめ薬剤師転職サイト】

マイナビ薬剤師 公式サイト

リクナビ薬剤師 公式サイト

ファルマスタッフ 公式サイト

 

ちなみに1つだけ選ぶとしたら、「転職のミスマッチを許さない」社風であるファルマスタッフがオススメだ。

>>> ファルマスタッフに無料登録する

 

▼マイナビ薬剤師の特徴・おすすめポイント

マイナビ薬剤師のおすすめポイント

◆4年連続利用者満足度No.1

◆面談に力を入れているので、転職に関する不安を解消しやすい

◆大手から中小まで幅広く紹介してくれる

 

マイナビ薬剤師の詳細情報

求人数:40000件以上

応募できる職種:薬局、病院、ドラッグストア、臨床開発、学術、営業など

対応している雇用形態:正社員、契約社員、パートなど

 

【詳しくは公式サイトでチェック】

>>> マイナビ薬剤師に無料登録する

 

▼リクナビ薬剤師の特徴・おすすめポイント

リクナビ薬剤師のおすすめポイント

◆日本最大手の人材会社リクルートが運営

◆転職ノウハウが豊富

◆大手の求人に強い

 

リクナビ薬剤師の詳細情報

求人数:35000件以上

応募できる職種:薬局、病院、ドラッグストア、企業など

対応している雇用形態:正社員、アルバイト、パート

 

【詳しくは公式サイトでチェック】

>>> リクナビ薬剤師に無料登録する

 

▼ファルマスタッフの特徴・おすすめポイント

ファルマスタッフのおすすめポイント

◆転職後の「こんなはずでは」を防止するために力を入れている

◆調剤薬局に強いコネクションを持つ

◆派遣の求人も多数取り扱い

 

ファルマスタッフの詳細情報

求人数:70000件以上

応募できる職種:薬局、病院、ドラッグストア、企業など

対応している雇用形態:正社員、パート、派遣

 

【詳しくは公式サイトでチェック】

>>> ファルマスタッフに無料登録する

 

▼薬剤師転職サイトの選び方

基本的には、3つ全てに登録した上で転職活動をするのがオススメだ。

なぜかというと、掲載されている求人に違いがあるからだ。

 

複数登録することにより、比較検討しながら転職活動をできるので、自分にあった求人に巡り会いやすくなる。

【おすすめ薬剤師転職サイト】

マイナビ薬剤師 公式サイト

リクナビ薬剤師 公式サイト

ファルマスタッフ 公式サイト

 

ちなみに「複数のサイトに登録するのは抵抗がある」という場合。

その場合は、今回の転職で何を最も重視するかを基準にして考えると良いだろう。

 

【ワークライフバランスを希望する場合】

1位:ファルマスタッフ

2位:マイナビ薬剤師

3位:リクナビ薬剤師

 

【大手の会社を希望する場合】

1位:リクナビ薬剤師

2位:ファルマスタッフ

3位:マイナビ薬剤師

 

【大手から小規模の会社まで幅広く考えている場合】

1位:マイナビ薬剤師

2位:ファルマスタッフ

3位:リクナビ薬剤師

 

【高収入を重視する場合】

1位:ファルマスタッフ

2位:リクナビ薬剤師

3位:マイナビ薬剤師

 

【派遣で働くのを希望する場合】

1位:ファルマスタッフ

*マイナビとリクナビは派遣を扱っていない

 

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どの転職サイトが良いか迷ったら

ここまで読み進めたけど、まだ「どの転職サイトが良いか決められない」という場合。

その場合は、「ファルマスタッフ」への登録がおすすめだ。

ファルマスタッフに登録しておけば間違いはないだろう。

 

僕がファルマスタッフをオススメする理由は3点。

1つ目が、「転職のミスマッチを許さない」という社風があること。

転職後の「こんなはずじゃなかった」が起こらないよう、しっかりと転職をサポートしてもらえる。

 

2つ目が、「転職面接のサポートがしっかりしている」という点。

ファルマスタッフでは面接対策の相談も無料で乗ってくれる上、転職面接に不安がある場合は、コンサルタントが面接に同行しサポートしてくれる。

 

3つ目が、転職後に起こった「面接の時と話が違う」にも、しっかりと対応してくれるという点。

転職後でもミスマッチがあった場合は、ミスマッチを解消するために力を貸してくれる。

 

以上のような理由により、複数の転職サイトに登録するのに抵抗があるなら、とりあえずファルマスタッフに登録するのがオススメだ。

>>> ファルマスタッフに無料登録する

 

まとめ

最後に要点を簡単にまとめておく。

 

【Point】

1:管理薬剤師にならないメリットは、ワークライフバランスが良くなること

2:管理薬剤師にならないデメリットは、昇給が難しくなること

3:メリット・デメリットを考慮した上で、管理薬剤師になるか決めよう

4:管理薬剤師になる気がなくても、転職で不利にはならない

5:薬剤師転職サイトは無料で利用可能なので登録しておくと便利

 

前述の通り、「比較」という視点を持ちながら転職活動をできるので、薬剤師転職サイトは複数登録するのが最も良い。

複数登録することにより、転職失敗のリスクを大幅に軽減できる。

 

以下の3つは薬剤師転職サイトの中でも、大手に分類されるので、とりあえず3つは登録しておくのがオススメだ。

 

【おすすめ薬剤師転職サイト】

マイナビ薬剤師 公式サイト

リクナビ薬剤師 公式サイト

ファルマスタッフ 公式サイト

 

どうしても「複数のサイトに登録するのは抵抗がある」という場合。

その場合は、「ファルマスタッフ」への登録がオススメだ。

 

ファルマスタッフでは、「転職のミスマッチを許さない」という社風がある。

そのため転職後の「こんなはずじゃなかった」が起こらないよう、しっかりと転職をサポートしてもらえる。

>>> ファルマスタッフに無料登録する

 

 

以上、みなさんの転職が上手くいくことを祈っている。

では。

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