薬剤師の転職

大手チェーン薬局と中小薬局、転職するならどっち?- メリットとデメリット-

更新日:

「大手チェーン薬局と中小薬局、どっちの方が良いのか?」

これは転職を決意した薬剤師がぶつかるよくある悩みだろう。

 

そこでこの記事では「大手チェーン薬局と中小薬局、どちらが良いか」について、まとめてみた。

実は僕は新卒で大手チェーンに勤め、今は規模の小さな薬局に勤めている。

 

そのため大手チェーン薬局と規模の小さい薬局、どちらの環境も熟知しているので、そこらへんの転職情報サイトよりは役に立つと思う。

では本題へ。

 

スポンサーリンク

大手チェーンと中小薬局はどちらが良いか

大手チェーン薬局と中小薬局、どちらの方が転職先として良いか。

結論から言うと、人による

 

なぜ人によるのかというと、どちらにもメリット・デメリットがあるからだ。

ある人にとっては大手の方がメリットが大きいだろうし、ある人にとっては中小薬局の方がメリットが大きい。

 

そのためメリット・デメリットを踏まえた上で、大手チェーンに転職するのか、それとも中小薬局に転職するのかを決めてほしい。

 

【Point!】

メリット・デメリットを考慮した上で、転職先を決めよう!

 

大手チェーン薬局のメリット

僕が感じた大手チェーンで働くメリットは以下の4つだ。

1:研修が充実している

最初のメリットが「研修が充実している」という点。

これは大手チェーン薬局ならではのメリットだろう。

 

僕がかつて勤めていた会社には模擬薬局があって、ロールプレイングをしながら調剤や鑑査、投薬の実習をすることができた。

 

さらに、研修は薬に関することだけではない。

ビジネスマナーの研修も受けることができる。

ビジネスマナーは働いていく上で必須のスキルなので、学んでおいて損はないだろう。

 

「研修が充実しているかどうか」は、何年も薬剤師として働いている人にとっては、大きなメリットではないかもしれない。

しかし、経験が浅かったりブランクのある薬剤師にとっては、大きなメリットと言える。

 

2:福利厚生がしっかりしている

2つ目のメリットが「福利厚生がしっかりしている」ということだ。

住宅補助はもちろんのこと、社外研修、育児休暇、健康診断費用の負担、レクリエーション活動の支援など多くの福利厚生が用意されている。

 

正直「独身であればいらないかな」という福利厚生もたくさんあるのだが、福利厚生の充実度は、やはり大手に軍配が上がる。

 

3:様々な店舗で経験を積める

3つ目が「色々な店舗で働くことができる」という点だ。

 

例えば眼科の門前薬局で働くことも可能だし、大きな総合病院の門前で働くこともできる。

または門前の病院はないが、様々な医療機関の処方箋を受け付けている店舗で働くことも可能だ。

 

言うまでもなく、多くの処方に触れることは、薬剤師のキャリアにおいて非常に重要なことである。

その点、大手は多くの店舗を抱えているので、様々な処方箋に触れる機会に恵まれている。

 

4:キャリアの選択肢が多い

4つ目のメリット。

それは「キャリアの選択肢が多い」ということだ。

 

例えば薬剤師として働くのではなく、人事として働くという選択肢もあるし、薬などのバイヤーとして働くという道も選ぶことができる。

 

様々なキャリアプランがあるので、「1つの仕事では飽きてしまう人」や「バリバリと色んなことにチャレンジしたい人」には、大きなメリットと言えるだろう。

 

スポンサーリンク

大手チェーンのデメリット

僕が感じた大手チェーンで働くデメリットは、以下の3つだ。

1:規則がやたら多い

個人的に「本当に嫌だな」と思ったのは、規則が多すぎるということだ。

 

基本的に大手チェーンの場合、標準化と言って「調剤はこのような手順で、鑑査はこのようにやってください」とルールが厳格に決められている。

マネジメントという観点からすると標準化するのは良いことだが、働く側にとっては、どうしても「作業」になってしまいがちだ。

 

完全に余談だが、僕が以前働いていた会社は「靴下は無地のもの」という意味不明な規則もあった。

(そんなん誰も見てないだろ)

 

2:出世が難しい

2つ目のデメリットが「出世が難しい」という点。

なぜかというと、単純に従業員が多いからである。

そのぶんライバルも多くなるのだ。

 

例えば店舗数に限りがある時点で、薬局長になれる人はごく一部となる。

さらにエリア全体をマネジメントする立場になると、さらに椅子は少なくなる。

大手の会社で出世するには、多くの従業員との競争に勝つ必要がある。

 

3:突然の異動がある

3つ目のデメリットが異動の可能性があるということだ。

大手チェーンは全国に店舗を持っている。

そのため、自分が望まなくても異動せざるを得ないことがある

 

いろんな場所に住みたいというなら話は別だが、「引っ越しはしたくない」という人にとっては大きなデメリットだろう。

*ただし異動できるかの希望は聞いてくれることが多い

 

中小薬局のメリット

僕が感じた中小薬局で働くメリットは以下の4つだ。

1:経営者との距離が近い

1つ目のメリットは、「経営者との距離が近い」ということ。

規模の大きい企業で「うちは風通しの良い社風です」とアピールしていることがあるが、実際は中小の方が風通しは良いと個人的には考えている。

 

それはなぜか。

単純に経営者との距離が、大きな会社に比べて格段に近いからだ。

 

例えば「この業務は、このようにした方が良いのではないか」と思ったとしよう。

そのようなアイディアを、経営者との距離が近いため、直接伝えやすいのだ。

これは大手の場合、なかなかできないことだろう。

 

2:異動が少ない

異動がないため通勤しやすい場所で働けるというのも中小薬局の良いところだ。

中小薬局は大手と違って全国に店舗を持つわけではない。

つまり、僻地に飛ばされる心配がないのだ。

 

ちなみに僕の場合、大手に勤めていた時は1時間半かけて通勤していたが、中小薬局で働いている現在は、30分程度の通勤時間となっている。

そのためワークライフバランスは、中小の方が良いのではないかと個人的には思っている。

(もちろん確実とは言えないが)

 

3:規則がゆるい

規則がゆるいことも、中小薬局で働くメリットだ。

僕にとって中小薬局で働く大きなメリットは、規則がゆるいという点かもしれない。

 

例えば先ほど例に挙げた「靴下は柄がついていてはいけない」という意味不明なルールはなく、社員の自主性に任せられている。

「息苦しいルールが多いのは嫌だ」という人は、大手よりも中小の方が良いだろう。

 

4:任される仕事の範囲が広い

中小規模の場合、任される仕事の範囲が広い

これも大手にはないことだろう。

 

例えば僕が大手で働いていた時は、1日の半分は粉薬の調剤で、もう半日は投薬というようにやれることが限られていた。

 

しかし中小の場合は調剤・投薬からマネジメントまで、挑戦できる仕事が非常に多い。

「一つのことを黙々とやりたい」という人にはデメリットかもしれないが、僕のような飽き性な人間にとっては大きなメリットと言えるだろう。

 

スポンサーリンク

中小薬局のデメリット

僕が感じた中小薬局で働くデメリットは以下の3つだ。

1:研修が充実していない

1つ目のデメリットは、研修が充実していない点。

そもそも僕が働いている薬局には、研修自体なかった。

 

転職活動をしている際に思ったのだが、中小薬局で「研修が充実している」とアピールしているところは少なかったように思う。

 

これは「ブランクがある」または「免許は持ってるけど薬剤師として働いたことがない」という人にとってはデメリットだろう。

そういった人は、以下の記事を参考に転職活動をするのがオススメだ。

>>>「ブランクがある」、「経験が浅い」ペーパー薬剤師はどこに転職すれば良い?

 

2:異動しにくい

前述の通り、中小薬局は店舗数が少ないため、異動があまりなく僻地に飛ばされないというメリットがある。

しかしこれは、職場の雰囲気が悪かった場合、他店舗に異動する」という手段を取ることができないことを意味する

 

ただし、このリスクは十分回避可能だ。

では、どのように回避するのかというと、転職活動時にする「店舗見学」である。

 

転職活動中は、必ず店舗見学をしておこう。

なぜなら店舗見学の時に、従業員同士の仲の良さは、ある程度予測できるからだ

 

僕は5つの会社を見学したが、明らかにギスギスした雰囲気の会社があった。

僕が挨拶すると返事はしてくれるのだが、目線を合わせることなく非常にそっけない感じだったのだ。

 

なので、店舗見学の際は働いている人に挨拶をしてみよう

人柄というのは、挨拶をした時の対応で、ある程度判断できる。

 

挨拶してみるだけで、地雷会社を避けることは十分可能だ。

(最終的には入社しないと分からないが、それは大手も同じ)

 

3:福利厚生が大手チェーンに比べて少ない

福利厚生が大手に比べて充実していないのも、中小薬局のデメリットだ。

例えば産休・育休などの制度は、大手の方が明らかに整っている。

 

一方、住宅手当などは中小でも制度化されている場合が多い。

そのため必要最低限以上の福利厚生がほしいなら大手の方が良いと思うが、必要最低限でも良いなら中小も選択肢に入れるのはありだろう。

 

大手が向いている人・中小が向いている人

大手チェーンと中小薬局のメリット・デメリットは分かったけど、

「まだどちらの方が自分にとって良いか分からない」

という人もいると思う。

 

そんな人が最初にすべきことは、「今回の転職で何を最も重視するか決める」ということだ。

ここがブレていると、転職したとしても「何かが違う。。」と後悔することになる。

 

「福利厚生を重視するのか」、それとも「キャリアを重視するのか」または「ワークライフバランスを重視するのか」。

まずは優先順位を考えてみよう。

 

優先順位が高いものは妥協してはいけない

ここを妥協すると、必ず後悔することになる。

 

ちなみに僕の場合は、ワークライフバランスを最も重視したので、その他はある程度妥協した。

しかし自分にとって最も大事なことが満たされているため、今の職場には概ね満足している。

 

転職を失敗させない方法については、以下の記事が参考になる。

>>> 失敗しない薬剤師転職サイトの使い方とは?-実際に転職したからコツを教える-

 

どの要素を重視するかによって、大手向きなのか、中小が良いのかが変わってくる。

そこで僕の個人的な考えを、以下にまとめてみた。

 

ただし、あくまでも僕の経験をもとに書いたので、多少バイアスがかかっていると思う。

そのため、あくまでも参考程度と捉え、最終的には自分で判断してほしい。

 

大手が向いている人

◆薬剤師以外のキャリアを考えている人(人事・バイヤーなど)

◆福利厚生を重視する人(有給・住宅手当・育休・産休など)

◆店舗の異動がOKな人

 

中小が向いている人

◆規則が多すぎるのが嫌な人

◆風通しの良い職場で働きたい人

◆ワークライフバランス重視の人

スポンサーリンク

オススメの薬剤師転職サイトとは?

最後にお勧めの薬剤師転職サイトを紹介したい。

 

薬剤師転職サイトに登録すると「待遇の交渉」や「求人の紹介」、「面接日程の調整」、「面接のアドバイス」など便利なサービスを無料で受けることができる。

転職活動が格段にしやすくなるので、転職活動をするなら必ず利用しよう。

 

また現時点では転職を考えてなくても、薬剤師転職サイトに登録しておけば、定期的に求人情報を送ってくれるので何かと便利だ。

 

僕がオススメしている薬剤師転職サイトは、以下の3つである。

全て無料で利用可能となっている。

 

【おすすめ薬剤師転職サイト】

マイナビ薬剤師 公式サイト

リクナビ薬剤師 公式サイト

ファルマスタッフ 公式サイト

 

ちなみに1つだけ選ぶとしたら、「転職のミスマッチを許さない」社風であるファルマスタッフがオススメだ。

>>> ファルマスタッフに無料登録する

 

▼マイナビ薬剤師の特徴・おすすめポイント

マイナビ薬剤師のおすすめポイント

◆4年連続利用者満足度No.1

◆面談に力を入れているので、転職に関する不安を解消しやすい

◆大手から中小まで幅広く紹介してくれる

 

マイナビ薬剤師の詳細情報

求人数:40000件以上

応募できる職種:薬局、病院、ドラッグストア、臨床開発、学術、営業など

対応している雇用形態:正社員、契約社員、パートなど

 

【詳しくは公式サイトでチェック】

>>> マイナビ薬剤師に無料登録する

 

▼リクナビ薬剤師の特徴・おすすめポイント

リクナビ薬剤師のおすすめポイント

◆日本最大手の人材会社リクルートが運営

◆転職ノウハウが豊富

◆大手の求人に強い

 

リクナビ薬剤師の詳細情報

求人数:35000件以上

応募できる職種:薬局、病院、ドラッグストア、企業など

対応している雇用形態:正社員、アルバイト、パート

 

【詳しくは公式サイトでチェック】

>>> リクナビ薬剤師に無料登録する

 

▼ファルマスタッフの特徴・おすすめポイント

 

ファルマスタッフのおすすめポイント

◆転職後の「こんなはずでは」を防止するために力を入れている

◆調剤薬局に強いコネクションを持つ

◆派遣の求人も多数取り扱い

 

ファルマスタッフの詳細情報

求人数:70000件以上

応募できる職種:薬局、病院、ドラッグストア、企業など

対応している雇用形態:正社員、パート、派遣

 

【詳しくは公式サイトでチェック】

>>> ファルマスタッフに無料登録する

 

▼薬剤師転職サイトの選び方

基本的には、3つ全てに登録した上で転職活動をするのがオススメだ。

なぜかというと、掲載されている求人に違いがあるからだ。

 

複数登録することにより、比較検討しながら転職活動をできるので、自分にあった求人に巡り会いやすくなる。

【おすすめ薬剤師転職サイト】

マイナビ薬剤師 公式サイト

リクナビ薬剤師 公式サイト

ファルマスタッフ 公式サイト

 

 

ちなみに「複数のサイトに登録するのは抵抗がある」という場合。

その場合は、今回の転職で何を最も重視するかを基準にして考えると良いだろう。

 

【ワークライフバランスを希望する場合】

1位:ファルマスタッフ

2位:マイナビ薬剤師

3位:リクナビ薬剤師

 

【大手の会社を希望する場合】

1位:リクナビ薬剤師

2位:ファルマスタッフ

3位:マイナビ薬剤師

 

【大手から小規模の会社まで幅広く考えている場合】

1位:マイナビ薬剤師

2位:ファルマスタッフ

3位:リクナビ薬剤師

 

【高収入を重視する場合】

1位:ファルマスタッフ

2位:リクナビ薬剤師

3位:マイナビ薬剤師

 

【派遣で働くのを希望する場合】

1位:ファルマスタッフ

*マイナビとリクナビは派遣を扱っていない

 

まだ「どの転職サイトに登録するか」迷っている場合。

その場合は、ファルマスタッフへの登録がオススメだ。

 

ファルマスタッフでは、「転職のミスマッチを許さない」という社風がある。

そのため転職後の「こんなはずじゃなかった」が起こらないよう、しっかりと転職をサポートしてもらえる。

>>> ファルマスタッフに無料登録する

 

まとめ

ちょっと長くなってしまったので、最後に要点をまとめておく。

1:大手・中小どっちが良い?

大手チェーン薬局、中小薬局どっちが良いのかは、人それぞれ。

メリット・デメリットを踏まえた上で選択しよう。

 

2:優先順位を決める

「仕事において、何を最も重要視するか」を明確にしよう。

 

「福利厚生」や「キャリア」、「ワークライフバランス」など何が自分にとって大切なのかハッキリさせた上で、大手が良いか中小が良いかを決めてほしい。

ちなみに転職を失敗させない方法については、以下の記事が参考になる。

>>> 失敗しない薬剤師転職サイトの使い方とは?-実際に転職したからコツを教える-

 

▼大手が向いている人

◆薬剤師以外のキャリアを考えている人(人事・バイヤーなど)

◆福利厚生を重視する人(有給・住宅手当・育休・産休など)

◆店舗の異動がOKな人

 

▼中小が向いている人

◆ワークライフバランス重視の人

◆規則が多すぎるのが嫌な人

◆風通しの良い職場で働きたい人

 

 

ちなみにこれから転職活動をする場合。

その場合は薬剤師転職サイトを必ず利用しよう。

 

「求人の紹介」から「面接のセッティング」、「待遇の交渉」まで、様々な雑務を代行してくれるので非常に便利だ。

しかも全て無料で利用可能となってる。

 

僕がオススメしている薬剤師転職サイトは、以下の3つだ。

【おすすめ薬剤師転職サイト】

マイナビ薬剤師 公式サイト

リクナビ薬剤師 公式サイト

ファルマスタッフ 公式サイト

 

基本的には3つ全てに登録して転職活動するのがオススメだ。

複数登録することにより、「比較」という視点を持って転職活動ができる。

 

どうしても「複数のサイトに登録するのは抵抗がある」という場合。

その場合は、ファルマスタッフへの登録がオススメだ。

 

ファルマスタッフでは、「転職のミスマッチを許さない」という社風がある。

そのため転職後の「こんなはずじゃなかった」が起こらないよう、しっかりと転職をサポートしてもらえる。

>>> ファルマスタッフに無料登録する

 

以上、みなさんの転職が上手くいくことを祈っている。

では。

RELATED

-薬剤師の転職

Copyright© 週刊 薬剤師日記 , 2018 All Rights Reserved.