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週刊 薬剤師日記

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【感想】転職するなら大手チェーンと中小薬局どっちが良い?

更新日:

 

「大手チェーンと中小薬局、転職するならどっちの方が良いんだろう?」

 

この記事ではこんな疑問にお答えしたい。

 

僕は薬剤師として、新卒で大手チェーンで働き、今は規模の小さな薬局に勤めている。

なので、多少は参考になるかと思う。

 

では本題へ。

 

 

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転職するなら大手チェーンと中小薬局はどちらが良いか

転職するなら大手チェーンと中小薬局はどちらが良いか

 

大手チェーンと中小薬局、転職するならどちらが良いか。

 

どちらでも働いた経験から言うと、それぞれ良いところ・悪いところがある。

なので、それらを考慮した上で、大手チェーンと中小薬局どちらに転職するか決めてほしい。

 

結論だけ先に書いておくと、僕の感想としては、以下のような基準で選ぶと良いと思う。

 

大手チェーンへの転職がオススメの薬剤師

こんな方におすすめ

  • 未経験・ブランクがある薬剤師
  • 待遇が充実している会社で働きたい薬剤師

 

中小薬局への転職がオススメの薬剤師

こんな方におすすめ

  • 大手チェーンで働いていたけど馴染めなかった薬剤師
  • 裁量のある環境で働きたい薬剤師

僕が実際に使った薬剤師転職サイトについては、以下の記事にまとめてあるので、興味があればチェックしてほしい。

 

>> 薬剤師転職サイトの違いを徹底比較-実際に使った感想を本音で語る-

 

 

大手チェーンの良いところ・悪いところ

大手チェーンへ転職するメリット・デメリット

 

最初に大手チェーンの良いところ・悪いところについて書いておきたい。

 

あくまでも僕の感想だけど、実体験を元に書いていたので、参考になれば嬉しい。

 

大手チェーンの良いところ

僕が感じた大手チェーンの特に良いところは以下の3つだ。

 

【大手チェーンの良いところ】

  1. 教育制度が充実している
  2. キャリアの選択肢が多い
  3. 福利厚生がしっかりしている

 

1:充実した教育制度

充実した教育制度が整っているのは、大手チェーンならではのメリットだと思う。

 

僕が新卒で入社した大手チェーンは、模擬薬局が社内にあって、そこで調剤や鑑査、投薬のロールプレイングをした。

 

実践さながらの研修を受けられるので、未経験だったり、ブランクのある薬剤師でも安心して現場で働くことができると思う。

 

さらに言うと、薬だけでなく、ビジネスマナー研修も受けられるし、外部の会社が提供するEラーニングの費用も負担してもらえた。

 

僕は大手チェーンから全部で1店舗しかない小さい薬局に転職したのだけど、転職先の薬局ではそもそも研修がなかった。

 

大手チェーンの教育制度はまず間違いなく恵まれている。

特に経験の浅い薬剤師にとっては、まず間違いなくメリットが大きいと思う。

 

2:豊富なキャリアパス

大手チェーンはキャリアパスが豊富だ。

 

薬剤師だけでなく、「人事」や「バイヤー」、「エリアマネージャー」、「教育担当」など、様々な道が用意されている。

 

多くのキャリアパスがあるので、「ずっと薬剤師として働くのは微妙だなぁ」とか「バリバリ色んなことにチャレンジしたい薬剤師」には、大きなメリットと言えるだろう。

 

また大手チェーンは店舗数が多い。

そのため、異動するたびに様々な処方せんに触れることができる。

 

僕も大手チェーンで10店舗以上働いたけど、小児科が近くにある粉薬の処方が多い店舗だったり、門前の病院はないけど様々な医療機関の処方せんが持ち込まれる店舗まで幅広く経験できた。

 

中小薬局だと、そもそも店舗数が少ない。

そのため、大手チェーンに比べると、どうしても勉強できる処方せんの枚数は限られてしまうと思う。

 

3:しっかりした福利厚生

大手チェーンは福利厚生がかなり充実している。

まさに至れり尽くせりである。

 

住宅補助はもちろん、社外研修の提供、育児休暇、健康診断費用の負担、娯楽施設の割引などが用意されている。

 

【大手チェーンの福利厚生】

  • 住宅補助
  • 社外研修
  • 育児休暇
  • 健康診断費用の負担
  • 娯楽施設の割引

 

特に育児休暇は中小薬局で提供しているところは、あまりないように思う。

 

正直「独身であればいらないかな」という福利厚生もたくさんあるのだけど、中小薬局では大手チェーンの福利厚生には勝てないだろう。

 

大手チェーンの悪いところ

僕が感じた大手チェーンの悪いところは以下の3つだ。

 

【大手チェーンの悪いところ】

  1. 仕事上の規則が多い
  2. 仕事の裁量が小さい
  3. 突然の異動がある

 

1:規則がやたら多い

個人的に1番嫌だったのが、大手チェーンの規則の多さだ。

 

僕が勤めていた会社では「えっ、それ誰も気にしなくない?」みたいな細かい規則がけっこうあった。

 

例えば、「靴下は無地のものを着用」みたいなルールだ。

僕が小さい薬局へ転職したのも、こういった細かい規則の多さに嫌気がさしたことが原因の1つとなっている。

 

詳しくは後で書くけど、細かい規則が嫌いな薬剤師は、大手チェーンで働くのに向いていないと思う。

 

中小薬局の方が規則は全体的にゆるいというのが、僕の正直な感想だ。

 

2:仕事の裁量が少ない

大手チェーンは薬剤師一人一人の裁量が小さい傾向にあると思う。

 

例えば、「調剤はこの手順でやって、服薬指導はこうやる」みたいなルールが決まっていることが多く、工夫の余地が少なくなりがちだ。

 

もちろん、大手チェーンは従業員が多いので、ルールが決まっていた方が教育をしやすい。

なので、裁量の少なさがダメというわけではない。

 

ただ、人によっては「作業しているだけ」と感じることもあると思う。

 

3:突然の異動がある

大手チェーンだと、異動を突然言い渡されることもある。

 

僕の話をすると、自宅から片道30分の職場から片道1時間半の職場への異動が決まり、生活の質が著しく下がってしまったことがある。

 

7時起床で良かったのに5時半起床になってしまったし、帰りも20時には帰れていたのに23時過ぎの帰宅が当たり前になった。

 

当時を振り返ると、QOLがかなり下がったように思う。

 

最初に配属された店舗が良くても、異動によってハズレ店舗配属となる可能性もある

そういった面で、大手チェーンはリスキーだなと感じた。

 

より詳しい大手チェーンのメリット・デメリットについては、以下の記事をどうぞ。

>>【経験談】薬剤師が大手チェーンで働くメリット・デメリットを語る

 

 

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中小薬局の良いところ・悪いところ

中小薬局へ転職するメリット・デメリット

 

次に中小薬局の良いところ・悪いところについて。

 

中小薬局の良いところ

僕が感じた中小薬局の良いところは以下の3つだ。

 

【中小薬局の良いところ】

  1. 経営者との距離が近い
  2. 規則がゆるい
  3. 異動がない

 

1:経営者との距離が近い

僕が小さい薬局で働いてみて1番良いなと思ったのは、経営者との距離が近いということだ。

 

僕はよく社長に鰻屋さんへ連れていってもらっていたのだけど、起業した時の苦労話はとても参考になった。

 

彼は薬局を開くとき、医師に営業していたそうなのだが、「成功するためには優秀さよりも、泥臭さいことをコツコツ頑張ることの方が大事なのだな」と思った記憶がある。

 

また「健康相談会みたいなことをやりたい!」と経営者に直接伝えられるのもかなり良いなと思った。

 

「じゃ、それやってみよっか」みたいな感じで、意思決定のスピードも早いので、とても気持ちよく仕事をできる。

 

もちろん提案を却下されることはあるけど、刺激のほしい薬剤師には良い環境だなと感じた。

 

2:規則がゆるい

さっきも書いたけど、僕は細かいルールが嫌だった。

なので、規則のゆるい小さい薬局の方が働きやすく感じる。

 

「靴下は無地のものを着用」みたいな意味不明なルールはなく、社員の自主性に任されているので、個人的にはかなり嬉しい。

 

僕みたいに細かいルールが窮屈に感じる薬剤師は、大手チェーンよりも中小薬局の方が働きやすいと思う。

 

3:異動がない

転職コンサルタントによると、中小薬局の場合、1つの店舗で働くことを前提に採用が行われることが多いそうだ。

 

そのため、片道30分の職場から片道1時間半の職場へ異動ということはほぼないと思って良い。

 

大手チェーンの場合、全国に店舗があるので、片道30分から片道1時間半どころではない異動もありうる。(関東に住んでたけど、東北に異動みたいな)

 

なので、仕事のために住む場所を変えたくない薬剤師にとっては、中小薬局の方が働きやすいと思う。

 

中小薬局の悪いところ

僕が感じた中小薬局の悪いところは以下の3つだ。

 

【中小薬局の悪いところ】

  1. 福利厚生が充実していない
  2. 教育制度がしっかりしていないことが多い
  3. 設備が大手に比べて古い

 

1:福利厚生が充実していない

中小薬局は福利厚生が充実してない。

 

交通費や退職金などはあるけど、本当に最低限の福利厚生しか提供されていないことが多い

 

僕の職場の話をすると、大手と違って、レジャー施設の割引は提供されないし、外部の研修も自費となる。

産休・育休もないし、住宅手当も出ない。

 

僕はまだ独身なので、そこまで気にならないけど、既婚者にとっては少し気になる点だと思う。

 

2:教育制度がしっかりしていないことが多い

中小薬局は教育制度もしっかりしていないことが多い。

 

先ほども書いた通り、僕が転職した小さい薬局には、そもそも研修自体がなかった。

 

転職活動をしている時にも思ったのだが、そもそも中小薬局で「研修が充実している」とアピールしている会社が少ない

 

充実した教育制度は、大手だからこそ提供できるのだ。

 

ある程度の経験がある薬剤師にとっては、そこまで気にならないかもしれない。

 

けど、未経験だったり、ブランクのある薬剤師にとってはデメリットが大きいように思う。

 

3:設備が大手に比べて古い

中小薬局は設備が大手に比べて古い。

 

大手チェーンは設備投資をしっかりしているので、電子薬歴は当たり前だし、鑑査システムが導入されていることも珍しくない。

 

けど、中小薬局ではいまだに紙薬歴を使っているところがたくさんある。

 

大手チェーンから中小薬局へ転職すると、今までの設備って恵まれていたんだなと感じると思う。

 

もちろん、設備投資をしっかりしている中小薬局もあるので、転職先の設備が気になるようなら、転職コンサルタントにちゃんと伝えることをオススメしたい

 

より詳しい中小薬局のメリット・デメリットについては、以下の記事をどうぞ。

>>【経験談】薬剤師が中小薬局で働くメリット・デメリットを語る

 

 

けっきょく転職するなら大手チェーンと中小どっちが良いのか

けっきょく転職するなら大手チェーンと中小どっちが良いのか

 

ここまで大手チェーンと中小薬局のメリット・デメリットについて書いてきた。

 

なので、メリット・デメリットを考慮して、大手チェーンと中小どちらに転職するか決めてほしい

 

迷っている場合は大手チェーンへの転職がオススメ

ここまで読み進めて、どちらに転職するか迷っている場合は、大手チェーンへの転職がオススメだ

 

大手チェーンは細かい規則が多くて、個人的にはあまり馴染めなかったのだけど、労働環境に関しては大手チェーンはかなり恵まれている。

 

福利厚生もしっかりしているし、教育制度も充実している。

まさに至れり尽くせりだ。

 

これまで書いてきたように、大手チェーンと中小薬局には、それぞれメリット・デメリットがあるので、どっちが正解ということはない。

 

けど、どっちに転職するか迷っているのであれば、大手チェーンの方が「失敗した」と感じることは少ないと思う。

 

中小薬局が向いている薬剤師とは?

冒頭にも書いたけど、中小薬局に向いているのは、いかに該当する薬剤師だと思う。

 

こんな方におすすめ

  • 大手チェーンで働いていたけど馴染めなかった薬剤師
  • 裁量のある環境で働きたい薬剤師

 

この2つのどちらかに該当すれば、中小薬局を選択肢に入れるのはアリだと思う。

 

特に裁量のある環境で働きたい薬剤師は、僕の経験上、中小薬局の方が楽しく働ける。

 

ぜひ、中小薬局を転職先の候補に入れてみてほしい。

 

 

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どの薬剤師転職サイトを使えば良いか

 

転職する場合は、どの転職サイトを使えば良いのか。

 

大手志向が強いならリクナビ薬剤師

初めての転職活動のとき、僕は「マイナビ薬剤師」と「リクナビ薬剤師」を使った。

 

で、その時の経験から言うと、リクナビ薬剤師は大手チェーンの求人に強い印象を受けた。

 

【感想】マイナビ薬剤師とリクナビ薬剤師の違いを比較してみたという記事でも書いたけど、マイナビ薬剤師は大手から中小まで幅広く紹介してくれたのだけど、リクナビ薬剤師は明らかに大手チェーンに偏っていた。

 

これは僕の友人も同じことを言っていたので、まず間違いないと思う。

リクナビ薬剤師は中小薬局の紹介には、そこまで力を入れていない。

 

このような理由により、大手志向が強いならリクナビ薬剤師がオススメだ。

もちろん、無料で利用できる。

 

 

 

 

転職先として大手チェーンから中小まで考えているならファルマスタッフ

大手チェーンから中小まで考えているならファルマスタッフがオススメだ。

 

2回目の転職活動のときに、ファルマスタッフを使ったのだけど、ファルマスタッフは大手から中小まで幅広く紹介してくれた。

 

マイナビ薬剤師も大手から中小まで紹介してくれたのだけど、ファルマスタッフの方が転職のミスマッチング防止に力を入れている印象を受けたので、僕はファルマスタッフをオススメしたい

 

具体的には、面接同行サービスを提供して、入社後に「言った・言わない」のトラブルが起こらないようにしたり、転職者の希望条件のヒアリングをしっかりして、希望条件に近い職場をちゃんと探してくれる。

 

以上のような理由から、大手チェーンから中小まで幅広く検討する場合は、ファルマスタッフがオススメだ。

 

もちろん、ファルマスタッフも無料で利用できる。

 

 

 

より詳しいレビューについては、以下の記事を参考にしてほしい。

>>【暴露】ファルマスタッフを使って転職したので感想を淡々と語る

 

迷ったらファルマスタッフを使えばOK

どのこの転職サイトを使うか迷ったら、ファルマスタッフを利用すればOKだ。

 

個人的な感想になってしまうけど、ファルマスタッフが1番バランスが取れているように思う。

 

転職後の「こんなはずじゃなかった。。」が起こらないよう、かなり力を入れているので、ファルマスタッフを使っておけば、大きな失敗をすることはないだろう。

 

 

 

 

まとめ

大手チェーンと中小薬局には、それぞれ良いところと悪いところがある。

 

なので、これらを考慮した上で、どちらに転職するか決めよう。

 

【大手チェーンの良いところ】

  1. 教育制度が充実している
  2. キャリアの選択肢が多い
  3. 福利厚生がしっかりしている

【大手チェーンの悪いところ】

  1. 仕事上の規則が多い
  2. 仕事の裁量が小さい
  3. 突然の異動がある

 

【中小薬局の良いところ】

  1. 経営者との距離が近い
  2. 規則がゆるい
  3. 異動がない

【中小薬局の悪いところ】

  1. 福利厚生が充実していない
  2. 教育制度がしっかりしていないことが多い
  3. 設備が大手に比べて古い

 

どちらに転職するか迷っている場合は、大手チェーンへの転職をオススメしたい

 

僕みたいに「細かい規則が絶対に嫌だ」とか「裁量の大きい環境で働きたい」という人以外は、労働環境が整っている大手チェーンの方が働きやすいと思う。

 

 

どの転職サイトを使うかに関しては、大手志向が強いならリクナビ薬剤師がオススメだ。

 

 

 

 

大手から中小まで幅広く考えている場合は、ファルマスタッフを利用することをオススメしたい。

 

転職のミスマッチ防止に力を入れているので、安心して転職活動をできる。

 

 

 

より詳しいレビューについては、以下の記事を参考にしてほしい。

>>【暴露】ファルマスタッフを使って転職したので感想を淡々と語る

 

参考になれば嬉しい。

では。

 

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